「Samba」に複数の脆弱性が含まれることがわかった。開発チームは、脆弱性を解消するセキュリティアップデートをリリースし、できる限り早急に適用するよう呼びかけている。 同ソフトウェアにおいて、署名を強制できず、攻撃者に接続を奪われる脆弱性「CVE-2017-12150」など3件の脆弱性が判明したもの。 「CVE-2017-12151」では、SMBv3においてDFSリダイレクト経由のアクセスにおいて暗号化が継続せず、マンインザミドル攻撃を受けるおそれがある。 また、SMBv1においてメモリの内容が漏洩する脆弱性「CVE-2017-12163」が明らかとなった。 開発グループでは、これら脆弱性の緩和策を示すとともに、脆弱性を解消した「同4.6.8」「同4.5.14」「同4.4.16」をリリース。 アップデートの実施やパッチの供給など、システム管理者やベンダーに対して、できるだけ早く対応を講じる