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2017年9月25日のブックマーク (5件)

  • バウドリーノ by ウンベルト・エーコ - 基本読書

    エーコによる歴史小説。皇帝フリードリヒ二世の養子として数多の冒険に出かけ持ち前の嘘をもっともらしく語る能力によって自分たちの都合のいい事象を現実と混同させてきた男が最後に語る人生録が、この『バウドリーノ』というになる。バウドリーノは歳をとり死期もさしせまったあたりで、元宮廷弁論家にして帝国裁判長官、判事、ビザンツ皇帝の書記長を歴任したニケタス・コニアテスに向かってその人生を語っていく。ちなみに解説によるとこのニケタス君は実在の歴史家のようだ。 『バウドリーノ』はだいたい1155年から1294年の第四回十字軍によるコンスタンティノープルの奪還までのおよそ半世紀の時代を扱っている。物語はバウドリーノが1204年のコンスタンティノープルの略奪の際に、先ほど述べたニケタス君と出会うところからはじまる。バウドリーノはニケタスと出会った時、今日私は人を殺したという。相手は彼の養父であり、皇帝であるフ

    バウドリーノ by ウンベルト・エーコ - 基本読書
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/09/25
    「バウドリーノはかなりイカれたヤツで、養父である皇帝の妻に思いをよせるあまり、留学先で勝手に文通している想定で熱烈な愛のメッセージの返信を一人で書き、その返信を一人で書き」
  • 狂気を分類する──『シリアルキラーズ -プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実-』 - 基本読書

    シリアルキラーズ -プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実- 作者: ピーター・ヴロンスキー,松田和也出版社/メーカー: 青土社発売日: 2015/10/23メディア: 単行この商品を含むブログを見る世界で一番有名なシリアルキラーといえば「切り裂きジャック」になるだろうが、彼以後も世界にはたくさんの「もっとすごい」シリアルキラー達が現れてきた。 シリアルキラーっていったって、日だとこの100年間で10例に満たないので「たまにそういうことをする狂人がいるみたいだなあ」ぐらいの捉え方をしている人が多いかもしれない(というか僕がそうだが)。実際にその物の考え方や捉え方は一般的なものとはかけ離れていることが多いが、しかしそこには狂人なりの理屈が通っており、一定の傾向と分類が可能なようである。FBIは捜査をする為にそうしたプロファイリングデータを収集するし、心理学の研究者は純粋に研

    狂気を分類する──『シリアルキラーズ -プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実-』 - 基本読書
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/09/25
    「女シリアルキラーの動機は単発殺人鬼や、男のシリアルキラーの動機とすらもかなり異なる」「少なくとも部分的には個人的な経済的利得を動機としている。その中産階級敵野心の悲しい反映である」/ボヴァリー夫人
  • 技能実習生が逃亡の際、ミャンマーの家族にも罰金を課す条項を盛り込むよう要求へ – ミャンマー最新ニュース・情報誌-MYANMAR JAPON

    へ技能実習生を派遣している海外労働者派遣会社70社が設立した委員会は、労働・入国管理・人口統計省に対し、実習生が逃亡した際に罰金を課す条項を契約書に盛り込めるよう要求することがわかった。日へ派遣された実習生が職場から失踪している問題を解決するための措置。 ...

    技能実習生が逃亡の際、ミャンマーの家族にも罰金を課す条項を盛り込むよう要求へ – ミャンマー最新ニュース・情報誌-MYANMAR JAPON
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/09/25
    「実習生が逃亡した場合、ミャンマーにいる家族が実習生の給料の5倍を罰金として払うことを約束させる」
  • ノイズ除去装置としてのAI - himaginary’s diary

    今月の13-14日に、「AI経済学(Economics of AI)」というNBERコンファレンスがトロントで開かれ、「Behavioural Economics」と題したカリフォルニア工科大学のColin Camererの講演(資料、スライド、ビデオ)にカーネマンが討論者として参加した。Joshua Gansがビデオを紹介しているが、その中でカーネマンは、自分はAIは門外漢だと断りつつも、人間も肉でできたコンピューターなのだから、感情面の対処も含め、人間にできてAIにできないことがあるとは思えない、という意見を表明している。 また、AIの特長として、ノイズの扱いが人間より上手い、という点を挙げている*1。 I think it's a lovely idea that if you have a mass of data and you use deep learning you wi

    ノイズ除去装置としてのAI - himaginary’s diary
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/09/25
    「カーネマンは、自分はAIは門外漢だと断りつつも、人間も肉でできたコンピューターなのだから、感情面の対処も含め、人間にできてAIにできないことがあるとは思えない、という意見」
  • 民進党にビジョンがないのではなく日本国民にはビジョンがない - メロンダウト

    選挙が始まるということで政治関連の話を続けて書いていきます。投票の参考にしていただければ幸いです。 民進党は党名変更前の民主党時代からビジョンがないといった批判をされてきました。森友問題をはじめ自民党を批判することだけを目的とし政策議論にはならず果てには国会を空回りさせつづけているといった批判も目にします。 自民党に対して提示できるビジョンや政策がない現状では民進党は野党第一党として対抗する勢力にはなっていません。事実上、自民党の一党支配といった様相を呈している現在の政局ですね。 この手の民進党にビジョンがないといった批判を見て常に感じることは党を支持し票を投じる国民のほうにビジョンはあるのかということです。いうまでもなく民主主義は代議制であり民進党は国民を代表しているだけです。 たとえば経済大国としての覇権を取り戻すため財政出動し法人税を下げ中国やインドなどの勢いがある国に負けない経済力

    民進党にビジョンがないのではなく日本国民にはビジョンがない - メロンダウト
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/09/25
    「~しない」というのがビジョンになるのだろうか。