デジタルアーツは23日、パスワード付きZIPファイルをメールで送信するPPAPに関する分析レポートを公開した。同社はオープンソースで誰でも入手できるパスワード回復のソフトウェアとCPUにCore i5-10210Uを搭載した一般的な仕様のPCを組み合わせて、どれくらいの時間でZIPファイルのパスワードを解読できるかテストしたという(デジタルアーツ、PC Watch、週刊アスキー)。 サンプルで設定した「zansin」という英語小文字6ケタのパスワードであれば、1秒未満で解読することができたとしている。パスワードを12ケタにした場合でも2分51秒で解読可能だとのこと。同社では何度でもパスワードの入力を試すことができることから総当り方式の解読が可能であり、偶発的な事故が起きやすいとして、自社の提供するソリューションを利用することを勧めている。