2019年のNAMMでセンセーショナルに発表されたMIDI 2.0。DTMステーションでも「MIDIが38年ぶりのバージョンアップでMIDI 2.0に。従来のMIDI 1.0との互換性を保ちつつ機能強化」という記事で紹介するとともに、その後の経過ということで5月には「MIDI 2.0の詳細が発表!MIDI 1.0との互換性を保ちつつベロシティーは128段階から65,536段階に、ピッチベンドも32bit化など、より高解像度に」という記事で、MIDI 2.0のプロトタイプについても取り上げました。 その後、どんな状況になっているのだろう……と気になっていたのですが、ついに2020年2月22日、MIDI 2.0が正式な規格として成立しました。アメリカのMIDI管理団体であるThe MIDI Manufactures Association(MMA)と日本の団体である一般社団法人音楽電子事業協会
2019年1月18日、一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)とThe MIDI Manufacturers Association (MMA)(米国MIDI管理団体)は、従来のMIDI規格に、新たに拡張性を持たせたプロトコルなどを含んだ次世代のMIDIとして「MIDI 2.0」の開発・規格化および実装作業を進めていくことを発表しました。 「MIDI 1.0」が発表されたのが1981年なので、なんと38年の時間を経て初のバージョンアップ。世界中の楽器メーカー、DAWメーカー、プラグインメーカーなどが合意する形での新規格となり、DTMの世界としても近年にない大きなトピックスとなりそうです。まだ発表されたばかりで、詳細情報がない中ではありますが、このMIDI 2.0とはどんなもので、ユーザーにとって、どんなメリットをもたらしてくれるものなのか、考えてみたいと思います。 ついに新規格、MIDI
昨年「難関MIDI検定2級、99点のトップ合格者は声優の小岩井ことりさんだった!」という記事で紹介した小岩井ことりさん。そのインタビュー時、「ぜひ1級にもチャレンジしてみたいです!」と話していましたが、超々難関といわれるそのMIDI検定1級に無事合格するとともに、なんと1級も95点のトップ合格であったことが判明しました。 小岩井ことりさんは、アニメ「のんのんびより」の主人公、宮内れんげ役として大きな話題になり、先日は「THE IDOLM@STER」の天空橋朋花(てんくうばしともか)役として武道館でライブもこなした声優さん。「そんな人気声優さんが難関試験を突破したって、どういうこと?」、「そもそもMIDI検定1級ってどんなもの?」と思う方も少くないでしょう。そこでDTMステーションとして3回目となる小岩井さんへのインタビューを行ってみました。今回は尚美学園大学の古山俊一教授のスタジオをお借り
TOP DEMO 機械学習による、「演奏」の学習 – Performance RNN: Generating Music with Expressive Timing and Dynamics – 機械学習に「楽曲」を学習させて生成させる試みは今までもありましたが、「演奏」を学習させるという試みが行われました。それが、今回ご紹介する”Performance RNN: Generating Music with Expressive Timing and Dynamics“になります。こちらは、機械学習をアートの分野に活用しようというMagentaプロジェクトの成果の一つとなります。 まずは、公式サイトにて公開されている実際に生成された演奏をお聴き頂ければと思います。 何でしょうか?とても「らしい」感じになっていると思います。 演奏においては単純に音符の連なりを予測するだけでは不十分で、鍵盤
Picotune(ピコチューン)は MIDI投稿サイトです。 MIDIファイルの再生や共有ができます! 初めて利用する方は、右上のInfoから利用規約などをお読みください。 説明書もつくってみました。 質問や要望等あれば こちら(Twitter) までおねがいします。 Information Picotuneについて Picotuneは、Webで動くMIDIプレイヤ及びMIDIファイル公開・共有サービスです。 PCだけではなく、スマートフォンでも動作します。 推奨ブラウザはChromeです 何か質問、要望、その他メッセージがあれば こちら(twitter) までおねがいします。 また GitHub にMIDI再生部分のプログラムを公開しています。 以下、実装予定、更新情報、利用規約と続きます。 今後の実装予定 ・そろそろcagpieも開発します(n度目) 更新情報 ・20.08.23 -
今年の1月14日に誕生したPicotune(ピコチューン)というサイトをご存じですか?私も以前Twitterでこのサイトを知って、アクセスしてみたんです。するとシンプルながらすごく楽しいシステムになっていて、いわゆるチップチューン音源が楽しめるのと同時に、ちょっと懐かしい感じもするMIDIデータ共有サイトになっていたんですよね。 このPicotuneを開発し、サイト運営しているのは現在、慶應義塾大学(SFC)の4年生である古林峻(こばやししゅん)@cagpieさん。SFCといえば先日「YouTubeで次々とDTM作品を発表するAKB48の竹内美宥さんが目指す夢」の記事で紹介した竹内さんも在籍しているキャンパス。いろんな人材がいるんだなぁ……、と改めて感心した次第です。今回、その古林さんにお会いして、開発した経緯なども伺ったので、Picotuneをどう楽しめばいいかとともに紹介してみたいと思
普段、カラオケボックスを利用しているという人も多いと思います。中にはボーカル練習のため、楽器練習のために一人で通っているという方もいるようですが、ここにあるカラオケマシンはMIDI音源でできているというのは有名な話ですよね。いわゆる通信カラオケと呼ばれるもので、ネットワークを通じてMIDIデータと歌詞を受信し、それを再生するわけですが、最近はMIDIだけでなく、オーディオレコーディングも利用したリッチなカラオケデータも出てきているようです。 その通信カラオケ、エクシングのJOYSOUND系とUGA系、また第一興商のDAM系などといくつかの機種に分類することができますが、その系列によってRolandのGS音源やYAMAHAのXG音源、さらにはその互換音源などが用いられているんですよね。GS音源やXG音源というと、懐かしく思われる方もいると思いますが、カラオケの世界ではまだ第一線で活躍している
今年のNAMM SHOWのタイミングでKORG、YAMAHA、Rolandの各社から揃って出てきたのがMIDI over Bluetooth LE(以下BLE-MIDI)です。DTMステーションでは、これまでもC.24やmi.1などBLE-MIDIに関連する機材をいろいろ取り上げてきましたが、先日、米MMA(MIDI協議会)から正式にBLE-MIDIの仕様書が公開され、2016年はいよいよワイヤレスでMIDI接続するのが本格化する年に入ったようです。 その各社から出てきたBLE-MIDI対応機材の中でも、手頃な価格で入手でき、しかもすぐに使えて便利なのが、KORGのmicroKEY Airです。25鍵、37鍵、49鍵、61鍵の4種類があり、もっとも安価なmicroKEY Air-25なら、実売価格11,000円。このKORGからはNAMM SHOWでBLE-MIDIに対応したnanoKEY
楽器フェア直前にローランドから発表され、非常に大きな話題になったSound Canvas for iOS。これを見て、非常に懐かしい思いに浸っていた人も多かったのではないでしょうか? Sound Canvas for iOSはiPadおよびiPhoneで動作し、インサーション・エフェクトを含め、SC-88Proの音色をかなり忠実に復元しているというもの。 ローランドによると、近いうちにAppleのApp Storeでの販売をスタートさせるそうなので、とっても待ち遠しいところです。まだ価格などは明らかになっていませんが、かなり手頃な価格で販売するとのことなので、期待したいですね。実は、そのSound Canvas for iOSの登場と呼応する形で、その昔、NIFTY-ServeのFMIDIにいた人たちが集まってFacebook上での活動を開始しているようなのです。私もとりあえず参加してみた
2015年01月01日21:18 【MIDI革命】iPhoneで気軽に作曲! 新規格「over Bluetooth」が素敵すぎな件!! カテゴリ dawsoku Comment(3) 1: 名無しさん 2014/12/30(火) 15:35:09.85 0.net このちっちゃいモジュールをMIDI端子に刺すだけで iPhoneやiPadのアプリから使えるようになる 実家に転がってた古~いMIDIキーボードに挿したら iPhoneのGarageBandで完璧に動作したw これ未来だよ 引用元: http://r.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1419921309/ 2: 名無しさん 2014/12/30(火) 15:36:42.69 0.net 元ヤマハの技術者の人がスピンオフして立ち上げた 会社らしい http://www.quicco.co.jp
Sound Canvasとは、ローランドが1991年から販売しているDTM用音源の元祖・本家と言ってもよい製品シリーズで、SC-55、SC-88といった名器を生み出し、数多くのデスクトップミュージシャンが育っていった。このサウンドフォーマットである、GS音源が事実上の標準として、NIFTY-ServeのFMIDIをはじめとするパソコン通信で、作成した音楽データが流通していた(業界標準としてはGM音源というのがあり、それをローランドが拡張したもの)。現在のボカロブームの源流にはこのシリーズがあったといっても過言ではない。 だが現在、この製品の実機は販売されていない。この製品をベースにしたソフトウェア音源「VSC-88H」は販売終了してからすでに7年が経過。最新の対応OSであったWindows XPの終了に伴い、今ではアップデータのダウンロードもできない。また、VSCはSound Canvas
The C.24 is a wireless piano keyboard designed for iPad Now accepting pre-orders Shipping November 1 The keyboard goes flat, magnetically secures to the iPad and functions as a cover. The C.24 with iPad easily fits in your bag, making it easy to take everywhere you go. When ready to play simply press the button to extend the keys and place the iPad in the performance groove. The C.24 employs sever
JavaScriptだけでMIDIで遊べる!最高に乱暴なWeb MIDI API利用方法 Web MIDI API / Web Audio APIを使ったハッカソンイベント「Web Music ハッカソン #3」が近づいていますので、ここでWeb MIDI APIの使い方を振り返ってみましょう。 はじめに断っておきますが、これは 乱暴者による乱暴者向けの記事です。 最低限の手間で、Web MIDI APIに対応してる気分を味わう までを目指します。 [2015/02/08 追記] さらに手間をかけたくないという超絶手抜きな人(ワシです)向けに、アホみたいなラッパー(poormidi.js)作りました。 使い方 良かったら使ってみてください。 ちゃんと勉強したい方は、下記リンクを見てください。 ちゃんと勉強したい方向けリンク集 Web MIDI API (W3C) Web MIDI APIの
本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。 WWDCセッションの様子が一般公開 これまでWWDCのセッション(テーマごとに新技術の詳細やコードの記述法などを解説する会合)といえば、WWDC参加者のみアクセスできるNDAに守られた機密情報だったが、今年から扱いが一変。なんと、開発者登録していないユーザーでも、iOSアプリ「WWDC」を利用すれば100以上実施されたセッションの内容をムービーの形でストリーミング再生/ダウンロードできるようになったのだ。
2013年 大音学会 の資料です。 (更新2) 2013/10/15 10:35 リンク切れを修正しました。 (更新1) 2013/10/13 20:40 全てのアプリケーションを公開いたしました。 (オリジナル) localのURLを示しているデモ(localhostの文字が入っているリンク)が複数あり、それらは動作しませんのでご了承ください。Read less
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