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ディー・エヌ・エー(DeNA)の医療サイト「WELQ」の問題を発端に、キュレーションメディアの問題がネットを騒がせている。他人の記事や画像を無断利用するキュレーションメディアもあり、「自分のサイトの記事や画像を盗用された」と困っている人は多い。 LINEが運営するキュレーションメディア「NAVERまとめ」も、「コンテンツを無断利用された」と被害を訴える人が多いサイトの1つだ。ライターの北本祐子さんは、個人サイトに掲載した画像をNAVERまとめに何度も無断で利用され、そのたびに抗議してきたという。 今年2月には、企業が運営するメディアに寄稿した記事や画像を無断利用され、抗議したこともあった。だが、「驚愕の対応」をされ、泣く泣く削除依頼をあきらめたという。 「NAVERまとめ転載禁止」と明記するよう求められた 問題が起きたのは今年1月末。徳間書店が運営するWebメディア「&GP」に、チョコレー
ここ最近、隊長の調子が悪い。都知事選でも能年玲奈に関しても、ポジショントークに終始しているし、今回のほぼ日に関しても切れ味が悪い。勢いがあって笑えた文章も、ただの罵倒にしか見えなくなってきた(個人の感想です)。 この変化は、メディア環境の変化と関係があるだろう。元々、隊長の持ち味はどこから集めたのかわからないリーク情報をベースにして、それをネット文体で書きたてるものだった。ちょっと前まで、ネットには独自取材をする人がいなかったので、それはとても貴重なものだった。しかし、バズフィードに代表されるように、既存メディアからの人材移動がいよいよ本格的に始まり、取材力を持ったライターが現れ始めたことによって、その価値は薄れてしまったのだ。 既存メディアのライターは強い。なぜなら、電話取材ができるから。何か起こったらすぐに取材をしてその日のうちに記事にしてしまう。正規のルートで一気に突破する。隊長は片
皆様 この度は、弊社キュレーションプラットフォームサービスに関して様々なご批判を受けるような事態を招いてしまったことについて、代表取締役社長兼CEOである私、守安より皆様にご説明を申し上げます。 このような状況に至ったのは、まずもって企業の最高責任者である私の不徳の致すところであり、ユーザーの皆様をはじめ、広告主様、提携パートナー様、その他多くの方々に対して、これほどまでに大きなご迷惑をおかけしてしまったことを、心よりお詫び致します。 専門家による監修のないまま、根拠が不明確な医療関連記事を載せていたことについて、数多くのご批判をいただきました。細心の注意を払って取り扱うべき医療情報をこのように不適切な形で提供していたことは大きな間違いであったと反省し、11月29日にWELQの全記事を非公開化しました。 加えて、WELQも含めたキュレーションメディアの記事制作のプロセスに問題があるというご
ゴールデンボンバーの公式サイトが完全にWikipediaのパクリとして話題になっている。 本人たちは笑わせようとしてるだけかもしれないが、私は大いに感心してしまった。 Webでアーティストのことを調べる時、私は公式サイトではなく、Wikipediaを見ることの方が圧倒的に多い。Wikipediaの方が見やすいし、満足いく量の情報が得られるからだ。 多くの公式サイトは、文字は小さく、情報量は極めて少ない。プロフィールもメディア向けの無機質なものだ。時には最新アルバムの世界観に合わせて派手な演出が施されていることもあるが、単に使いにくくなってるだけで、満足いく情報が得られることはない。 アーティストのことが知りたくなったのに、彼らの音楽的なルーツも、初めて買ったCDも、他のミュージシャンとの繋がりも、人と成りも、生まれ育った環境も、好きな食べ物も、好きなファッションも、公式サイトは教えてくれな
コンテンツ産業で新潮流が起きている。データ通信速度の高速化やデジタル編集技術の急激な進歩で、コンテンツの発信と受信が誰でも手軽にできるようになった。個人レベルを含めて新規参入者による新しいビジネスモデルが台頭する一方、既存のメディアは変革を迫られる。「アーン、アッポーペン」――。ヒョウ柄衣装にパンチパーマの男が、珍妙な歌で踊る「PPAP」の世界的なフィーバーが止まらない。この1分8秒の動画が投
サイバーエージェントの2016年4-6月期の決算が発表されました。 特に既存事業に関しては、相変わらずの絶好調状態で、売上764億円(YoY +24.9%)、営業利益が83億円(YoY +33.2%)でした。 以前書いたように、サイバーエージェントの決算資料は最強に近いくらい分かりやすく、既存事業がなぜ好調なのか、というのは、決算資料を見れば分かるかと思いますので割愛して、AbemaTVの話を書いてみたいと思います。 サイバーエージェントの戦略 藤田社長がここ数年ずっと言っているように、一言で言うと「代理店事業とゲームで稼いで、メディア事業を作る」というのがこの会社の戦略です。 実際過去がどうだったのか、というと、こんな感じでした。 最初、Amebaブログを始めた時は投資家からも散々に言われて、実際、当初想定してように収益が回収できたのかは若干怪しいところがある、というのが本音かと思います
インターネットを通して配信されるニュース記事が実は広告だとしたら――。そんな事態が今年の春以降、相次いで発覚し、ニュースサイトや広告会社がおわびや釈明を続けている。なぜ、「広告」の表記が抜けるのか。 問題提起したのは、ブロガーの山本一郎さん。「広告」と表記することなしに、さくらのように第三者を装って良い評判を流すなど、特定の企業や商品に好意的な「記事」がいくつも書かれている、と自らのブログで4月に告発した。 広告の形式や内容が記事と一体化していて、「ステルスマーケティング」(ステマ)とも呼ばれる。レーダーに映りにくいステルス戦闘機のように、ステルスは「こっそり行う」という意味。1、2年前から広がり、対象となる商品は、化粧品や健康食品、ゲームなど幅広い。例えば、「通信会社はA社のサービスが一番早い」といったほめ言葉が添えられる。 最大手ニュースサイト「ヤフーニュース」も7月、ステマ広告につい
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