世界的に著名なストリートアーティストのバンクシーの作品に似た絵が東京都港区の防潮扉で見つかったとして、都は本物かどうか調査に乗り出す考えを明らかにした。ネズミのような動物が傘を持っている絵で、都は16日に描かれた部分のアルミ製の板を取り外し、倉庫で保管している。担当者は「本来、公共物への落書きは許されないが……、本物であれば大騒ぎになりかねないので外した」と話す。 バンクシーは素顔も本名も不明なアーティストで、英国を中心に活動している。街なかの建物などにメッセージ性の強い作品を描くのが特徴で、昨年もオークションで落札された作品を直後にシュレッダーで細断し、話題となった。 都によると、昨年末に美術の…