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原発事故以来、色々なことを考えているのだが、その一つが「なぜ日本では民意がなかなか反映されないのだろう」ということ。泊原発の再稼働容認が典型的な例。これだけ多くの人が反対しているのにも関らず(参照、参照)、必要だったはずのストレステストもなく、原子力安全委員会の形だけの二重チェック(参照)で北海道知事の再稼働容認となった。 「政治家が票集めで忙しくて実際に国を運営しているのは官僚」「官僚の業界への天下りが官民の癒着を生み出している」「マスコミはスポンサーに不利になることは報じない」などの政府やマスコミにも大きな問題があるが、国民側にも若干問題があると思う。うまく表現するのは難しいのだが、 政府は「お上」であり、市民運動とは「お上にたてつくこと」に相当する という江戸時代から続いているメンタリティが根っこのどこかにあるのではないかと思う。それが「市民運動=左翼活動」というイメージを固定化させ
ロンドンその他都市のあの「愚者の祭り」から1週間が過ぎて、あの月曜日の事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。 あの日起こったことは何だったのかこれについては、無軌道な若者の暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。 http://togetter.com/li/172491 警察が、最初の暴動の抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドンで逮捕された
ロンドンで起こった一連の暴動について、ニュース・メディアの扱いは思いのほか小さかった。 ケーブルテレビ経由で配信されてくるCNNやBBCのニュース番組が、ほぼ一日中映像を流していたのに対して、日本のテレビの報道は、新聞で言うところの「ベタ記事」扱いだった。 最近読んだ本の中に、米国における国際ニュースの現状を扱った記述があった。 なんでも苦しい台所事情が続く米国のメディア企業では、リストラの第一候補に挙げられているのが、高コストの割に不人気な海外ニュース部門であるらしく、リーマンショック以来のこの数年の間に、全新聞の3分の2が、海外支局を閉鎖ないしは縮小する事態に追い込まれているのだという。おかげで、米国における国際ニュースの配信量は、9.11以降、国民の間に広まりつつある内向き志向の意識も手伝って、一貫して減少し続けているのだそうだ。 もしかすると、日本のメディア企業の国際ニュース部門も
セクシスト、ミソジニストの劣悪かつお粗末すぎる女性観、差別意識を、「非モテ童貞」という言葉で揶揄するのはやめにしませんか。はっきりと、「女性を対等な他者として尊重し、まともに関わってきたとは思えない、憐れで、残念な人」だと言おう。その方が、まだ伝わるし、他の差別を生産せずに済む。
全国の火力発電所で、故障による停止が相次いでいる。18日は四国電力で、坂出火力発電所1号機(香川県坂出市)のボイラー設備に異状が見つかり、停止した。7月は3か所、8月は18日までに5か所の火力発電所が停止している。火力発電所の「停止ラッシュ」は、原子力発電所の相次ぐ停止を補うため、電力各社が火力発電の運転時間を延ばしていることが主因だ。火力発電の相次ぐトラブルは電力供給の新たな不安材料となっている。 18日現在、故障で停止中の火力発電所は全国で5か所、合計出力は約240万キロ・ワットで、原発約2・4基分に相当する。 故障の要因は、火力発電所の連続運転だ。火力発電は本来、原発が昼夜一定の運転を行うのに対し、電力需要のピーク時に不足分を補う役割が強い。昼間のピーク時に稼働し、夜間や週末は休ませる運転方法だ。
「うちの息子が、いい年こいてまともな仕事についてなくて……」 大人の集まる飲み会では、必ずこういう愚痴を耳にする。 ニートや非正規雇用者の数はうなぎ登りに増えていて、すでに「ニュースの向こう側の世界」の出来事ではない。あなたの家族・親戚にも、一人ぐらいは「まともに働かない大人」がいるはずだ。もしかしたら、あなた自身がそういう立場かも知れない。私たちはすでにこの問題の当事者だ。 このことを考えれば、イギリスの暴動は私たちにとって対岸の火事ではない。ロンドンで暴動を起こしたのは無職の若者たちだった。彼らは「打ちこわし」という違法な手段を使って略奪に走った。「無職」かつ「不良」な人間が一定数を超えると、あのような犯罪が起こる。しかし日本で増えているのは、無職かつ「善良」な人々だ。そういう人たちは違法行為には手を染めない。合法的な略奪を狙う。 そもそも「勤労」という概念は、産業革命によって生まれた
23♀だけど会社のバイトのオッサンにストーカーされてて詰む ちなみに私は正社員。 相手は40代くらいで挙動不審、顔マジキモイ。なんか池沼っぽい感じ。 ある日、自転車で帰ってる途中、後ろから走って追いかけられて 引き止められていきなり声かけられた。 「いつも声かけたかったんだけど、早くて、背中見送ってた。」と、 そして「友達なりたい」とか言われた。 ドン引きしたんだけど。 ずーっとついてきて、家の方までついてこられそうだったからその日は適当に撒いた。 それから完全に勘違いされたようで、 いつも昇降口で待ち伏せされて声かけられてたんだけど、無視してた。 そしたら、だんだんと、全然そいつの部署とか棟違うのに、 ウチの部署の入り口にまできて待ち伏せするようになってた。 身分不相応という言葉を知らないのか?図々しいにも程がある。 何でバイトのしかも池沼キモジジイに粘着されなきゃいけない訳? いつもそ
ども。お盆の楽しみは渋滞見物。シートンです。 イギリスの暴動が問題になってますね。以前、私は 新自由主義という醒めない悪夢 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20100730/1280494314 というエントリーを上げました。金融危機に際して財政縮小すれば、ダメージが大きくなるよ、と指摘したのですが、今回のイギリスの状況も予想を裏切るものでは無かったようです。 が、暴動に際して、社会的問題を矮小化しようとする動きがありますね。 気になったのが、ロンドン暴動は「【いちばん近いのは日本の「成人式の大暴れ」。あれです。】」というヤツ。 ロンドン暴動、在英京都人作家・入江敦彦さん(athicoilye )の考察。 togetter.com/li/172491 なるほど、と思いました。ただ、私とは「成人式の大暴れ」に関する見方が違いますが。 毎年の成人式の大暴れで一番“
前回 tummygirl さんのちょっと古いエントリーにコメントさせてもらったけれど(その際は、文意を少し読み違えた部分があったようでごめんなさい)、そうしているうちに tummygirl さんと HODGE さんとのあいだでちょっと面白い議論が起きているのでよその議論にちょっとだけ割り行ってみます。議論の流れは、ここからはじまって、それへの反論、そして再反論その1・その2、再々反論、再々々反論といったところ。 さて、割って入ると言ってみたけれど、だいたいわたしは tummygirl さんと同じ立場なので、実は議論の本筋に付け加えることは特になかったりする。時と場合と相手によっては「同性愛/異性愛/両性愛」といった「性的指向」を「SM」その他の「性的嗜好」と区別することが有効な戦略で有り得ることは確かだけれど、それは同時に「性的嗜好」による差別や性の序列化を正当化する論理になりかねない(と
第四章 独奏 母親失格 「あなた、日本の方ですか? ああやっぱり・・・。そういう風に人前で子供を叱るのはやめたほうがいいですよ。この国では、子供は叱っちゃいけないから。駄目、とか、ノー、とか言っちゃ駄目みたい。叩くなんてもってのほか。子供から蹴られても叩かれても我慢しないと、親が手をあげるとポリスが来ちゃう。実際、私なんかそれで子供を取られちゃいました。躾は虐待だって言われて。勉強しなさいっていうのも駄目。勉強しないときちんとした仕事につけませんよ、と言うのも駄目。成功を強いることで子供を精神的に虐待する親、職業で人間を差別する親だって、鑑定書に書かれてました。子供は二人いますよ。で、どっちも取られました。信じられないですか? そういうことをする国なんですよ、ここは。 どうも、そういう政策みたいなんですよね。役所が取りあげなきゃいけない子供の数のノルマがあるみたいで。トニー・ブレアが首相で
2010/8/100:0 禁断の恋と革命思想〜カール・マルクス 橋本努 資本主義の発展により共産主義社会が到来する――というマルクスの宣託も、その効力を失って久しい。しかし貧困、格差、労働者の疎外など、マルクスが19世紀に取り組んだテーマは、まさに現代の問題である。資本主義に楽観的な希望を見出せない今、次の社会を構想するうえでのヒントが、その諸著作のなかにはある。このことは、マルクスのことを嫌いだという人も否定し得ないだろう。カール・マルクス(1818-1883)の夫人イェニー(**-**)は、癌に苦しんでいた。もう二年以上も手を尽くしてきたのだけれども、ついにマルクス本人も肺充血に襲われてしまう。二人の余命は幾ばくもなかった。それでも、二人が快方に向かう一時期があって、後に娘のエリーナは次のように記している。 「私は決して忘れないでしょう。父が母さんの部屋に行けるほど快くなったあの朝のこ
人権/シティズンシップ はじめに断っておくと、今日の記事は研究者向けの内容ではありません。広く日本の一般市民を対象にしています。さて、一般化していいと思うのですが、日本には物事を自分の頭で批判的に考えられる人が非常に少ないです。それは、学歴とは関係がありません。どの階層でも、そういうことができる人は一部です。英米の大学教員などがよく言うと聞くのですが、日本人学生は批判的思考(criticati thinking)ができないらしいです。僕のパリの友人で日本人を知っている人にも、「日本人は批判的精神(esprit critique)を欠いている」と言う人がいます。僕が感じることでも、一般的な傾向としては同様のことです。特に、日頃からの政治家の発言やマスメディアの報道に対する日本の人々を反応を見ていて、そう感じます。 (1)自分の頭で批判的に考えることの意義 物事を自分の頭で批判的に考えることが
ペドフィリアとロリコンへの非難 3月 28, 2011 at 12:24 pm (Uncategorized) ペドフィリアが病気だと認定され、治療が必要なのは、彼らがその欲望を抑制できないからだ。 そして、彼らが、その欲望を、内心に秘めたまま、抑制できるのだとしても、彼らはこの社会で生きづらさをずっと抱えることになるので、小児愛者は、彼ら自身の生きやすさのために、治療されるべきだ。 それは、この社会が、彼らの欲望を、絶対に、肯定しないからである。 彼らは、治療されない限り、この社会に適合できず、多大な、ストレスを抱えて生きなくてはならなくなる。 ロリコンポルノは、今、後ろ暗いものとしてではなく、堂々と流通している。このことは、彼らの罪悪感を軽減する。そして、この状況は子ども、子どもを抱えている親、まっとうな大人たちは、ロリコンに対して寛容な状況から、常に害を受ける、ことを容認する。 われ
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