フランス1部リーグ(リーグ・アン)のレンヌに所属している日本代表MF稲本潤一(30)が12日、Jリーグ1部(J1)の川崎に移籍することが分かった。レンヌの公式HPで発表された。 稲本は昨季、フランクフルト(ドイツ)からレンヌに移籍したものの、出場機会に恵まれなかった。W杯に向けたアピールの場を失うだけでなく、コンディションの維持も難しくなるため国内復帰を熱望していた。稲本はG大阪に在籍していた01年以来9年ぶりの国内復帰となる。 稲本は97年にG大阪からデビュー。01年にイングランドのアーセナルへ移籍。その後はフルハム、WBA、カーディフなどに所属した。06年にはトルコのガラタサライへ、07年からはドイツのフランクフルトへ、09年からはフランスのレンヌに所属していた。