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ブックマーク / ascii.jp (17)

  • 「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)

    ヒカシュー、佐久間正英、初音ミク――。英字新聞「The Japan Times」で、日音楽シーンやサブカルチャー関連の話題を書きつづけている、イアン・マーティン(Ian Martin)という記者がいる。 彼は1978年ブリストル生まれの32歳。2001年に来日し、2005年からJapan Timesに寄稿を開始した。同時に、ポストパンク/ニューウェーブ系レーベル「Call And Response Records」(レーベル公式サイト)を始め、彼自身もパフォーマーとして参加している。 彼と我々は興味を持っている対象が近いらしく、取材でも何度か顔を合わせていた(関連記事)。彼が日のシーンをどう見ているのか、なぜ日のシーンに注目しているのかを、ぜひ一度聞いてみたかったのだ。 ところが待ち合わせの場所で改めて顔をあわせ、大変なことに気づいた。うっかりしたことに我々は通訳の手配を忘れていた

    「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)
  • 「スク水PV」出現のなぜ 日本のネット音楽が向かう先 (1/7)

    スクール水着の女の子と一緒に、エルビス・コステロを意識した風のエレキギター・ジャズマスターを抱えた男が踊っている。 これは、主にボーカロイドの楽曲を制作していたキャプテンミライが、ソロとしてリリースした新曲「涸れ井戸スイミング」のPV。キヤノンのデジタル一眼カメラのムービー機能を利用し、制作費用3万円で制作されたものだ。しかし、商業音楽のPVと比較してもクオリティーに遜色はない。 インディーロックシーンでの活動経験もあり、かつ映像作家でもある彼の領発揮というところだが、「同じことは誰にでもできる」というのが彼の主張で、そのテストケースになることを目標にしたという。新曲とともにスタートさせたオンラインレーベル「バイバイレコード」もその1つだ。 自分で歌い、実写PVを上げ、レーベルを作って、iTunesで売る……。いわゆる「ボカロP」の今後の進路を占う上でも重要ないくつかのチャレンジと、そこ

    「スク水PV」出現のなぜ 日本のネット音楽が向かう先 (1/7)
  • なぜ秒刊SUNDAYはわざと炎上する方向に進むのか? (1/5)

    2009年末のサイト閉鎖騒動を起こした記事「新絶妙バーガーを完しても返金可能かやってみた」より。湯川氏は、この炎上の責任をとって同記事のはてなブックマークが500を超えたら、サイトを閉鎖すると宣言。その後、条件が満たされるもサイトで「閉鎖はするが、今後も更新は続ける」と宣言し、現在に至っている 「炎上」は、ネットで何かしらの活動をしているほとんどの人に恐れられている。 不用意な発言や犯罪自慢、誤解を招くような表現に気をつけても、関連する人物や企業の不祥事から飛び火したり、単なる妬みから燃えだすケースもあり、発火を100%防ぐ手立てはない。これまで数多のサイトやブログが炎上によって閉鎖や停止を余儀なくされ、人生設計が狂った人さえいる。 一方で、度重なる炎上を経て存在感を高めているサイトもある。秒刊SUNDAYは、その代表格といえるだろう。 2003年にスタートした同サイトは、無銭乗車の方法

    なぜ秒刊SUNDAYはわざと炎上する方向に進むのか? (1/5)
  • 2010年代、ネット音楽はどうなっていくのか? (1/5)

    2009年の1年だけを見ても、ASCII.jpで取り上げてきたネット音楽系の記事は枚挙にいとまがない。今回は記事を振り返り全体を俯瞰しつつ、これからの時代を考えてみたい 「なんでASCII.jpってボーカロイドとニコニコ動画ばっかりやってるの?」 以前、Twitter上でそんな一言を見かけたことがあった。それに対して編集者がつぶやき返すとしたら恐らく、こう。「面白かったから」 その短絡さにあきれることなく、動画サイトを一度どっぷり見てみてほしい。そこには数えきれないほどの新曲が、毎朝毎晩さも当然という顔をして投稿されている。投稿するDTM作家はMIDI世代のベテランと、20代の学生が中心といわれる。曲の質はおしなべて高い。異様に感じるくらいだ。 彼らが曲の質を高めた背景には、ネットの高速なコミュニケーションがあった。Skypeがあり、Twitterがあり、一部には交流専用のSNSさえあった

    2010年代、ネット音楽はどうなっていくのか? (1/5)
  • 記者会見の開放を妨害しているのは誰か (1/2)

    一般公開された「第2の亀井会見」 記者会見を記者クラブ以外に開放するかどうかの問題は、首相官邸でもめているうちに岡田外相と亀井金融・郵政担当相が先行してスタートした。特に亀井氏の会見は、クラブが非加盟社の参加を拒否したため、大臣室で別に行なわれることになり、ニコニコ動画が毎回中継している。それを私がTwitter中継したら、この#kameというハッシュタグには500ぐらいコメントがついた。 普通の記者会見では、このように一部始終が公開されることはなく、テレビでは大事な部分が1分半ぐらい使われるだけだ。ところが亀井氏の45分にわたる独演会を聞くと、テレビや新聞記事ではわからない彼の音が聞ける。持論の「無利子国債」については、「政調会長のとき提案したが、宮沢さん(宮沢喜一氏、当時蔵相)が反対した。大蔵省はわかってくれない。赤字国債に躊躇する必要はない。特別会計で2~30兆はすぐ出てくる」と言

    記者会見の開放を妨害しているのは誰か (1/2)
  • 朝日新聞社がCNET Japan、ZDNet Japan事業を継承

    左から、朝日新聞社デジタルメディア部長の大西弘美氏、朝日新聞社デジタルメディア担当の和気靖氏、CBS Interactive代表のAdam Power氏、シーネットネットワークスジャパン代表取締役社長の神野恵美氏 朝日新聞社は1日、ITビジネス系ニュースサイト「CNET Japan」や「ZDNet Japan」など、シーネットネットワークスジャパンが運営する合計4サイトの事業を継承すると発表した。事業の引継ぎは9月1日に完了する予定。 朝日新聞社は上記サイトにゲーム情報サイト「GameSpot Japan」や鉄道情報サイト「鉄道コム」を合わせた合計4サイトのライセンス契約を交わす。現在、4サイトを運営しているスタッフ50名程度を引き継ぐ形となる。9月時点で「現在のサイトが滞りなく更新できる」体勢を整えるという。 シーネットネットワークスジャパンは、米メディアCBSのウェブ事業部門・C

    Parsley
    Parsley 2009/07/01
    オチがtwttter
  • 津田大介が語る、日本版「フェアユース」とは? (1/3)

    「フェアユース」という言葉を聞いて、たいていの人は何のことだかピンと来ないはず。 だが、ネット関連の企業に関係している人なら、その語が何であるかぐらいは最低限覚えておきたい。というのも2009年度、日の著作権界隈で話題になりそうな重要ワードだからだ。 フェアユースは、ごく簡単に言うと「著作物を公正に利用するなら、著作権の侵害にはあたらない」という法律の原理で、現状、アメリカなどが導入している(関連記事)。 何かの著作物を使う場合、その著作権者に「使っていいですか?」と話を通して、許諾を得てから使用するのが基だ。さらに場合によっては著作物の使用料を払う。一方、フェアユースがあれば、「公正」な目的で使うときに限って、特に事前に許可を取らなくても著作物を使っていいようになる。 フェアユースの条項は日の著作権法にないが、インターネットの発達など状況が変わってきたこともあって、ここ数年で導入し

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  • ココログとGizmode Japanを作った元祖ブロガー (1/5)

    2003年12月3日、ニフティがブログサービス「ココログ」をスタートした。それから1年も経たないうちに日のネット界にブログブームが起き、現在の隆盛につながっている。そのココログを企画し、プロジェクトの中心で急速な拡大の原動力になっていたのが、今回話を伺ったいちる氏だ。 いちる氏は個人でも人気ブログ「小鳥ピヨピヨ」を運営し、編集長としてガジェット紹介ブログ「Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)」の指揮を執るなど精力的に活動。さらに、ブログ用CMS「Movable Type」の開発で名を馳せるシックス・アパートでメディア事業担当ディレクターを務めており、多方面から日のブログ文化を力強く牽引し続けている。 顔の見えるインターネット 第49回は、そんないちる氏に日のブログシーンの特色と、サイト管理人としての戦略について聞いた。そして、多様化や細分化という最近の日文化の傾向とは

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  • 大手家電メーカーにできないこと (1/2)

    人気ブログ「キャズムを超えろ!」を執筆するブロガー和蓮和尚こと岩佐琢磨さんは、2007年4月にネット家電ベンチャー(株)Cerevo(セレボ)を設立。今年にもプロダクト第1弾として、無線LAN機能を持ったデジタルカメラを発売する予定だ。大手家電メーカーが幅をきかせている日で、ネット家電ベンチャーは生き残っていけるのか? 岩佐氏に、そのキャリアを含め、前・後編に分けて聞いた。前編では、大手家電メーカーの特性に関するお話をお届けする。 家電に最も必要な特性とは 岩佐さんが開発を進めているデジタルカメラは、現在の「撮った写真をパソコンに溜める」という流れを変えたいという思いからスタートした。インターネット側にすばらしいストレージがあるなら、それを有効に使えるデジタルカメラがあれば便利ではないかという発想から、自社のデジタルカメラは、パソコンを介さずに、内蔵の無線LAN機能でネット側に写真データ

  • コレは便利!ブログに「目次」が付けられる

    sponsored 横浜でパン好きが集う「パンのフェス」開催! 参加者をうならせたのは……えっ、ファミリーマート? sponsored 「ASCII BESTBUY AWARD 2023」特別賞受賞の注目スマホが買いの理由を探る! スマホ専門家が3ヵ月使って悟った。スマホは「AQUOS sense8」で大満足な12の理由 sponsored タイプが異なるラインアップ充実で、さまざまな場面に適したタイプの製品が存在する! 音楽を楽しむのみにあらず! ファーウェイのイヤホン5製品はテレワークやジョギング中の利用にも優れた選択肢だ! sponsored 専売デバイスにMSIの新ケース採用PC、2024年のSTORMは新製品が続々登場! sponsored グローバルでも注目を集める日発の取り組み、このタイミングで協業を深化させた理由 SB C&SとDropboxが立ち上げた「Dropbox

    コレは便利!ブログに「目次」が付けられる
  • 上場するなら金をくれ──中島×小飼×津田・鼎談(前編)

    「ゴルファー」「100億のオモチャ」「個の時代」「山師」「太鼓持ち」「選挙権の定年制」「『サラリー』と『給料』の違い」。 一見するとIT業界技術者にまったく関係のないように思えるこれらのキーワードだが、これからの社会をサバイブしていくための重要な示唆を含んでいるという。 日が世界に誇るカリスマプログラマー中島聡氏。アルファブロガー「ダンコーガイ」こと小飼弾氏。新進気鋭のジャーナリスト津田大介氏。日のインターネット界を代表する3人が一堂に会し、日IT業界、国のあり方、これからを生きる若い技術者たちへの提言を縦横無尽に語り尽くした(3人のプロフィールは最終ページを参照)。 日技術者はレベルが低いわけではない ── 今、日IT業界は岐路に立っていると言われています。そのことについてどうお考えでしょうか? 小飼 そもそも岐路に立っているのかというのが疑問ですね。ハードウェア業界や

    上場するなら金をくれ──中島×小飼×津田・鼎談(前編)
  • 中島聡と海部美知が語る、「パラダイス鎖国」と「おもてなし」の精神 (1/2)

    パソコン業界でしばしば口にされる「User Experience」というフレーズ。米マイクロソフトでWindowsの開発に関わり、現在ではトップブロガーとしても有名な中島聡氏は、これを「おもてなし」という言葉で表現する。 「iPhone」は、従来のケータイで当たり前だった店頭での面倒な「開通作業」を不要にした。こうしたユーザーの快適さを第一に考えるスタンスが「おもてなし」であり、それが好調なアップルの原動力になっているというのが、中島氏の考えだ。 「パラダイス鎖国」という言葉もある。これは、ほどほどに大きい日市場に安住して「囲い込み競争」を続けているうちに、世界市場から取り残されつつある日の状況を示す造語だ。田技研工業や米国の通信会社を経て、現在は通信/携帯ビジネスのコンサルタントとして活躍する海部美知氏が生み出した。 ネットで著名なふたりの著書「おもてなしの経営学」(著者:中島聡)

    中島聡と海部美知が語る、「パラダイス鎖国」と「おもてなし」の精神 (1/2)
  • 紙とウェブを使い分ける朝日新聞社の論理(前編)

    インターネットの登場により、既存メディアはいま転換期にある。ではメディアの古典である新聞はインターネットをどう生かすのか? それとも新聞はネットの大波に飲み込まれるのか? この連載では各新聞社のキーマンを直撃し、彼らのネット戦略や時代認識を読み解いていく。 今回は「asahi.com」を運営する朝日新聞社を取り上げよう。 年収1000万円以上の「勝ち組」比率が高いasahi.com 1995年8月にニュースサイトとしてスタートしたasahi.comは、今年4月には生活関連情報を盛り込んだ「総合情報サイト」としてリニューアルしている。 速報記事を柱としながら、趣味ファッションなど、ライフスタイル関わるコンテンツを大幅に拡充した。コラムや書評記事とリンクしたショッピングコーナー、出張のための宿泊予約ページなど、「使うサイト」としての性格も加味している。 また、サイトにアクセスしてくるユー

    紙とウェブを使い分ける朝日新聞社の論理(前編)
  • 「ブクマ・ジャーナリズム」はマスコミを屈服させるか?(前編) (1/3)

    毎日新聞社を取材して書いた記事が、「はてなブックマーク」(=ブクマ)のコメントで鋭い指摘を受けた。「参ったなあ」って感じだ。筆者の私が気づかなかったポイントがきっちりあぶり出されている。さしづめブクマ・ジャーナリズムである。いやはやCGMの威力はすごい。 「ブクマ・コメント」の評価は180度ちがった 指摘された記事は、当サイトで私が連載している「新聞はネットに飲み込まれるか?」の3回目だ(関連記事)。10月1日にスタートした新サイト「毎日jp」のキーパーソンを取材している。 記事のテーマは新聞記者の心理だ。 従来の記者は紙の新聞しか頭になかったはずだ。じゃあ彼らはどこまでネットを受け入れる意識ができたか? メンタリティーが変わったとすればどんな点か? 「紙の新聞」と「ウェブ媒体」それぞれに向き合うとき、記者の心理はどう変わるのか? 同社デジタルメディア局の高島信雄部長に話を聞きながら、記者

    「ブクマ・ジャーナリズム」はマスコミを屈服させるか?(前編) (1/3)
    Parsley
    Parsley 2007/11/09
    私が聞いた限りでは、むしろデバイスの多様化の影響の方を感じましたが。あと、意識の上では未だ電凸・メル凸・手紙凸>>>CGMでしょう。
  • 時事ニュースを読み解く “津田大介に聞け!!” 第4回 ニコニコ市場は、ネットの新しい「投げ銭」だ

    ニコニコブックマークは、コメントを書いた付箋を、ウェブページの好きな位置に貼り付けられるソーシャルブックマークサービス。ユーザーがウェブページをブックマークすると、そのページのキャプチャー画像がニコニコブックマーク内に登録され、その上にユーザーが付箋を貼れるようになる。 今年の6月から「ニコニコブックマーク(仮)」として提供されていたが、19日にβ版サービスに変更された(関連記事)。 ニコニコ動画は、ユーザーが投稿したムービーの上にコメントを付けられる動画共有サービス。今年6月に有料のプレミアム会員制度を用意し、RC版としてスタートした(関連記事)。 ニコニコ動画のコメントは、動画の真上に重ねて表示されるのが特徴。これにより、ムービーのどの部分にユーザーがどのような感想を持っているかがひと目で分かる。またコメントは、単に感想を述べるだけでなく、音楽の歌詞を付けたり、アスキーアート(文字や記

    時事ニュースを読み解く “津田大介に聞け!!” 第4回 ニコニコ市場は、ネットの新しい「投げ銭」だ
    Parsley
    Parsley 2007/09/28
    「投げ銭」という言葉は嫌いだなぁ。代わりになる言葉はないものか。
  • 小倉さん、それでもスルー力は必要ですよ (1/2)

    ブログに書き込まれる誹謗中傷や嫌がらせのコメントについて、弁護士の小倉秀夫さんとブロガーのekken(えっけん)さんが論争している。インターネットを使ったコミュニケーションについて考えるいい機会だと思うので、外野の私もちょっと口をはさんでみたいと思う。 ここではスルーに論点を絞って考えてみよう このディベートには論点がたくさんある。だがポイントが多いと議論が拡散してしまう。そこで主張を明確にするために、論点を“スルー”に絞って進めよう。 まず2人のスタンスをひとことでいえば、ekkenさんは誹謗中傷や嫌がらせには「スルーが有効だ」とする立場だ。一方の小倉さんは、それでは問題解決にならないと考えている。 例えば、ekkenさんは最近のエントリーで、ネガティブコメントに対する2つの対処法を示している。 『嫌がらせ的なネガティブコメントは、モヒカン族思考でぶっとばせ』(ekken) エントリーの

    小倉さん、それでもスルー力は必要ですよ (1/2)
  • mixiが日記なら、Twitterは分記 (1/3)

    Twitterは自分が「いましていること」を140文字以内の字数で書きこんでいくミニブログ。他のユーザーを自分のFriendsに登録することができ、「SNS+インスタントメッセンジャー」といった側面も持つ。今年の3月ごろから急速にユーザー数が伸びており、その盛り上がりは「mixiの次はコレ」と一部のネットユーザーから評されるほどだ。 例えば、あるTwitterユーザーが「いまからひとつとなりの駅からダイエットのために歩きます」と書き込んだとする。すると、それがほかのユーザーに自動的に伝わり、「がんばれ~」とか「私も今日は歩いて帰ろうっと」といった書き込みが入る。 こういう気軽で緩やかなつながりを感じられるのがTwitterだ。 Twitterファンのためのイベント開催 そんなTwitterユーザーのためのオフ会“Twitter Night”がTOKYO MXテレビで昨日開催された。 「爆発

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