なんだか、夫婦別姓をみとめさせるために法を変える! と眦するどく、不退転の決意をなしたひとりの男がいる、という話しを見た。なんと豪儀な話しだろうか。 すばらしいことだとおもう。現行の法律では夫婦同姓しかみとめられず、めんどうな手続きが多いそうだ。法律にたった一文加わるだけで、いまの煩雑な世界をかえることができるという。玄妙だ。 たしかに我が糟糠の妻も苗字がチェンジしたときに、さまざまな届出が必要だ、めんどうだ、と伸吟していた記憶がある。すまないね。 私の姓は望月という。母ももちろん望月だ。父はいない。生物学的系譜からすれば「いない」ということはありえないのだが、いない。なぜか。母は離婚しているからだ。でも母は旧姓にもどさなかった。 そうして母子ともに父親姓の望月をしようさせていただいている。母曰く「姓名判断においてすごい運気をもつネーミングが旧姓だと発揮できねぇからだ」と言っていた。 なん