3月にBUND(ドイツ環境自然保護連盟)がシュトゥットガルトで開催した 福島の有機農家の方を招いた講演会での話です。 出席者のIPPNWのお医者さんからも福島で中絶の増加があるかどうかという質問が出ましたが、 その時に、人間の中絶は表沙汰になりにくいため、 獣医の協力を頼んで家畜における出産の異常を調査する必要性も指摘されていました。 「先週、僕達の娘をいつも連れて行く保育施設で働く助産婦の友人から、 僕が今まで心配しきたことを裏付ける話を聞いた。 福島で働く彼女の同僚の助産婦達が、昨年夏以来尋常ではない数の中絶療法の 実施されていることを認めたそうだ。 これは 羊膜検査の結果先天性遺伝障害の確認された妊婦の妊娠を人工的に中絶するものである。 先天性異常の多くはダウン症。友人の話によるとエコグラフィーで 重大な心臓疾患も発見されているそうだ。 現在僕達は出産にとって最も危機的な時期に差しか