前エントリに対して、はてブや twitter で色々コメントをいただいたので補足しておく。 表現規制を肯定するか ゾーニングも“規制”の一種として考える場合、「一切の表現規制はまかりならん」とは私は思っていない。それは、「一切の表現規制はまかりならん」という人が、そのような意見を持つことを否定するわけではない。誰がどんな意見でもかまわないが、私が同意するかどうかは別のことだ。 フェアユースとの対比 フェアユースと対比した件について、著作権法では違法な範囲は明確であり、フェアユースの曖昧さはその中の適法の範囲に限られているものだという指摘があった。そのとおり。法律で“違法”と規定されていないことは違法ではない。だが、形式的には違法な範囲は非常に広い。現に、「極論すれば日本では一億総著作権侵害者だ」などと言う人も出てくるくらいだ*1。そのように“形式的に違法”なものを“公正な使用”の範囲であれ
「児童ポルノ」の害悪を最大限強調すると、発見即逮捕ということになるので、そういう弁解は、とりあえず単純所持罪で検挙(逮捕)されてからの弁解になると思います。 そもそも、宮城県警に捕まったのは、ほとんど県外の母親だったと思います。(被害児童も被疑者も県外) 児童ポルノ所持、全面禁止を検討 県、来年度条例化の意向 /宮城県 2010.12.28 朝日新聞 一方、仙台弁護士会子どもの権利委員長の花島伸行弁護士は「児童ポルノは社会的悪だが、警察が条例をたてにとって過剰な捜査に乗り出した場合に区別できるのか。迷惑メールなどで画像が送られ、たまたま開いて『知りませんでした』で通用するのか」と懸念する。 県によると、同法による検挙件数は05年は6件だったが、06年以降は年40件前後に急増。09年10月には幼女のわいせつな画像を撮影した母親らが逮捕される事案もあった。(上田学) ※報道から関係者の住所を拾
ネタがないわけではないけど、やはり気持ちを途切れさせるといけないと思う今日この頃。連続してしまうが、ふたたび東京都の青少年条例について考えてみる。 コミック10社会の声明 「東京国際アニメフェア2011」への協力・参加を拒否する緊急声明につきまして」という声明が角川の公式サイトで公開されている。例によって、「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」に反対するものだ。この声明は、反対の意を唱えているのだが、具体的にどうしたいのか分かりにくい面がある。いや、可決したことに異議を唱えていることはわかるのだが、 我々は、東京都が今後、上記付帯決議の精神に則って、作家の表現の自由や出版界の自主的な努力を尊重しつつ、改定条例の慎重な運用を行っていくことを強く求めるものです。 と言ってみたところで、東京都には「慎重に運用しますよ」と言われるだけだと思う。そもそも、 出版界は長年にわたり自主規制として
一気に来ましたね。 児童ポルノ規制に表に出て反対する人はいませんから。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071025-00000120-jij-pol 有害サイト規制、賛成9割=児童ポルノの「単純保持」禁止も−内閣府調査 子どもたちに悪影響を及ぼす恐れのあるわいせつ画像などインターネット上の有害情報について、内閣府が25日発表した特別世論調査結果によると、約9割が国による規制を求めていることが分かった。雑誌やDVDなどに関しても、「規制強化すべきだ」との回答が8割に達した。有害情報のはんらんを懸念し、規制強化を求める声が強まっていることがうかがえる。 政府は7月、有害情報に関する関係省庁の検討会議を発足。年内をめどに規制を含む対策を取りまとめる予定だが、「表現の自由にも配慮しながら検討したい」(内閣府担当者)としている。 ネット上の有害情報規制は現在
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