マリファナの主要薬効成分で、習慣性があり強い薬理作用を持つと考えられている、Δ9-tetrahydrocannabinol (delta-9-tetrahydrocannabinol:デルタ9テトラヒドロカンナビノール、THC 図はWikipediaより)が、脳のがんのひとつである神経膠腫{しんけいこうしゅ}細胞を殺す効果がありそうだという論文が出ました。 J. Clin. Invest. doi:10.1172/JCI37948. (オープンアクセスです) あまり詳しく読んではいないのですが、この薬剤を与えると同じ種類の細胞に食べられるオートファジー(autophagy)という現象によってがん細胞が殺されるということのようです。 培養細胞での実験以外にも、免疫能のないヌードマウスに移植したがん組織の成長がこの薬剤で阻害されるという結果も示しています。These findings desc
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