2月ぐらいに、ナイチンゲールが統計学を始めたとか始めないとかtwitterでなんか盛り上がっていた(らしい)ことがあって、そこで"統計学を拓いた異才たち"というタイトルの本がおすすめされていたので読んでみることにした。そもそも、統計学についてはあまり詳しい知識がなく、頻度論はフィッシャーとかネイマン・ピアソンとかよくわからん、ややこしいなぁ、ぐらいの認識しかなかったので、歴史の方向からも勉強を進めることで、もうちょっと詳しくなりたかったという思いもあった。 本書には、カール・ピアソンから始まり、フィッシャー、ネイマン、エゴン・ピアソン、ウィルコクソン、コルモゴロフ、ゴセット(スチューデント)など、どこかで名前を聞いたことがあるような人々がズラズラ出てくる。彼ら彼女らがどのような問題にであい、どのようにして解決したかについての大まかな内容がたくさん描写されており、細かい部分については省略され
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