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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (70)

  • 岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live

    昭和恐慌研究会、『エコノミストミシュラン』などで常に私たちリフレ派の重鎮であった岡田靖さんがお亡くなりになりました。悲しいことです。2001年の暮れに、岩田規久男先生の『デフレの経済学』と野口旭さんと私の『構造改革論の誤解』のダブルの打ち上げの席で、初めて岡田さんにお会いしました。10年にも足らぬお付き合いでしたが、もちろん多くの勉強をさせていただきました。経済学は単なる学問ではない実践的なものである、ということも岡田さんから学んだことです。そして石橋湛山が「リフレ」という言葉を初めて日に紹介し、そして岡田さんは「リフレ派」としてその言葉を受け継ぎ、90年代から今日まで、ネットの世界を中心にしてリフレ派を事実上形成した影の立役者です。岡田さんのような天才肌の人がリフレ派に多いことも私のようなものには大きな励みとそれ以上に頼りでもありました。半月ほど前にみんなと一緒に快気祝いをしたばかりな

    岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live
  • 古賀連合会長、デフレ脱却と雇用の安定を日銀法に取り入れるべきと主張 - Economics Lovers Live

    勝間和代さんと上念司さんのTwitterより http://twitter.com/kazuyo_k/status/11687109393 http://twitter.com/smith796000/status/11687052877 連合の古賀会長が雇用問題を解決するためにデフレ脱却が必要との見解を示す。「日銀法にアメリカやイギリスの中央銀行の根拠法のような雇用に関する配慮が明記されていないのはおかしい。法律を改正すべきだ。」との踏み込んだ発言!! 10年前に連合の幹部の方々の前で話したときとはまさに真逆。この方針が支持政党である民主党に反映されなければ。 僕自身はビジスタニュースで昨年、「民主党は日銀行に雇用の安定を求めよ」という論説を書いたので、古賀会長の考えは全面支持する。この発言はデフレ脱却議連での発言??(あとで要確認)。→デフレ脱却議連の席上とのこと ビジスタニュースの

    古賀連合会長、デフレ脱却と雇用の安定を日銀法に取り入れるべきと主張 - Economics Lovers Live
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    R2M 2010/04/07
  • デフレ脱却議連起動す! - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    今日、参議院議員会館の会議室において民主党の衆参両院の議員の方々に招かれて、その設立準備会でお話をさせていただいた。専門的な話というよりも、デフレ不況の原因としての日銀行の政策の失敗、政策の失敗をまねく日銀行のガバナンスの失敗、そしてそれを正すための政府・与党への期待と対策をストレートに話させていただいた。 驚いたのはご人の出席者がほとんどでその数も多く、また質問に立たれた方々がすべて問題点を的確に指摘されていた。いままで個々で問題意識をもたれていた方々が集結した感じである。 果たしてこのような日の脱デフレに向けての重要な最初の会合で、僕が話すのがふさわしいのか、と思わないでもなかった。それだけ重要な会合だった。たまたま巡り合わせた僥倖と思い、そして岩田先生や浜田先生、野口さんやネットでは山形さんらご指導いただいた方々を代表する心意気で、経済学や経済の問題ではなく、日のデフレは日

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  • 日本のブログ力:経済問題(翻訳篇)ベスト100+α - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    いいかげんな一部分の翻訳で人をミスリードする人たちが日では多くの読者を集めている。しかし注意深い人=騙されない人たちは、日のブログで海外の情報を適確に訳し紹介しているものが多数あるのを知っている。以下ではそういうブログやHPから翻訳(なるべく全訳)を中心に収集してみた。 ●はぜひ読んでおくべきエントリーを示す。ここだけ読めば日語のネットで手に入る最上の情報を得ることができるだろう。 ●マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜 http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1 ●勝手な解釈より人の説明 http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2 長期フィリップス曲線は垂直ではない!? http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p1

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  • 岩田規久男「日本銀行の金融政策の評価」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    全国銀行協会の『金融』11月号に掲載された岩田先生の論説です。リーマンショック以降の日銀行の政策を包括的に点検したものです。これに加えて12月以降の日銀の政策についての岩田先生の見解を示すこのエントリー、さらにインタビューのここ、そして『日銀行は信用できるか』を併読すると、いまの日銀行の問題が包括的に理解できるでしょう。噂によれば岩田先生の新連載が某誌で始まるとか。これも要チェックです。 さてリーマンショック以降の日銀行の政策を岩田先生は次のように評価します 1)政策金利の引き下げ → リーマンショック後一カ月以上の経てから引き下げた 2)金融市場の安定確保のための措置 → 長期国債の増額(14.4兆→21.6兆)があったが、日銀券発行残高を上限としているのでデフレ脱却の目的には不十分。また 長期国債買い入れの残存期間の構成に注目し、1年以下のものが全体の36%をしめこれは短期国債

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  • 英エコノミスト誌「日本のデフレ:敗北主義の呪い」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=14966237 日の問題は財政赤字ではなく、デフレーションである。政府はデフレ宣言をしているが、政府と日銀行はまともにこの問題と取り組んでいない。という趣旨の厳しい日政府・日銀行の政策批判の論文である。デフレはスパイラル化してはいないが、デフレは問題である。日銀行はこれから数年デフレであると認識している。デフレは家計や企業の活動を圧迫し、財政赤字を増やし(税収減など)、実質金利を高めることで経済活動を抑制する。 ここ最近は日の輸出部門の健闘でそこそこ景気が回復してきたが、それも円高の進行で限界がみえてきている。日銀行と政府の協調が必要とされている。特に日銀行は事実上何もしないで回復を待つという「敗北主義」を採用している。こえは放棄すべきだ。日銀行は政府の

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    R2M 2009/11/30
  • 勝間和代さんに会いに行く 2009-11-21 - Economics Lovers Live

    金曜の夜に勝間和代さんとお話するために出かけてきました。勝間さんの柔軟な知性と実行力、そして気慨といったものを十分感じる出会いでした。正直、こんなに痛快な夜は人生でめったに有るものではない、と帰路しみじみと思いました。 今日、いろいろ討議したことが今後どんな感じで実を結ぶのか、まだまだいくつもの未知のハードルがありますが、もう議論の時間は終わりました。あとは実行あるのみです。 ある敬愛するエコノミストがいったように「勝間和代が日を救う」と確信しました。もちろん他の脱デフレを目指す人々が様々に行動を起こさなければいけないことは無論です。その確かな方向性を感じました。 勝間さんと実に有能なスタッフの方々どうも充実した一夜をありがとうございました。 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 作者: 勝間和代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/11/29

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    R2M 2009/11/23
  • 公務員の給料減額してもますますorz 2009-10-20 - Economics Lovers Live#p2

    http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/CO2009102001000175.html まあ、そうくるよな、普通。というのが公務員の給与減額。これを喜ぶ国民、当然視する国民も多いだろう。でもここでも何度か指摘しているけど、(国民の一部分とはいえ)名目賃金を引き下げて、さらに貨幣の膨張も事実上しないような政策スタンスは、公務員叩きの感情をみたす以上に、国民全体の生活を脅かすひとつのステップでしかないわけで。当になにも「失われた15年」で学んでないんだよね。 編集の人から第二号がでたときに「宣伝してほしい」といわれて、内容もよかったので喜んで感想を書いて、それにお礼をいわれたからひょっとしたら第三号ももらえるかも(笑)と期待していたが来なかったw。 やはりこういう趣味のものは身銭を切らんといかんということだろう。まあ、ちょっとそれでも編集の人

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    R2M 2009/10/21
    米「それと日銀の天下り批判をすべきだと思いますが、なぜか誰もしてくれません。におわせると某所から火消しがくるとも聞いています」
  • 雇用対策妨害して、縦割り前提の「雇用対策」唱える虚しさ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    さて民主党の雇用対策にはまともな財政・金融政策がないことは散々指摘したので今日は違う角度から。 民主党は「雇用対策」を急ぐらしいが、僕はそれを虚しく受け止めている。所詮、その「雇用対策」(ミクロ的なものにいまは絞る)は、既存の省庁の縦割りを前提にしているものにすぎないように思う。具体的にいえばせいぜい厚労省の守備範囲。 文科省の補正予算の執行停止の具体的な事業名がわからないので(これも酷い話ではある)以下は推測が入るのがやむをえないが、たぶん補正予算の枠内で、全国の大学数百校に対して就職支援のための予算がついていたはず。それを前提に、各大学の就職担当部署は、この10月の事実上の3年生の就職のキックオフ、4年生のフォローアップ、さらにはマイノリティで無視されやすいけど留学生の就職支援のために、さまざまな支援計画をしていたはず。 それがなんの音沙汰もなしに予算が全然おりてこないらしい。上にも書

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  • 高橋洋一『恐慌は日本の大チャンス』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    で景気対策が事実上不在になった今、高橋さんの復帰は当に嬉しいことです。このはネット書店で発売日が一度確定しててその後未定に表示されてましたので出ないんではないか、と思ったのですが、杞憂でした。正直いって冒頭の例の事件については個人的には関心がないのでとばしてさっそく文へ。 1 日のGDPギャップは80兆円規模。それを政府紙幣25兆円、金融緩和25兆円、埋蔵金25兆円で対応するというもの。 2 麻生政権時の「官僚専制体制の復活」。景気対策にすべて「基金」が附属していて、それは官僚のピンはねと景気効果の減少を意味する。国民の減税や給付金で使い道の自由な選択をまかせるのがいいのに、日ではなぜか官僚が使い道を決める手法が採用されてしまう(ここ重要。なぜか減税や給付金がばらまきで効果がないと批判する連中にかぎって、政府や官僚が決める「産業政策」みたいなものが効果がある、という欺瞞が僕の

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    R2M 2009/10/06
  • 亀井大臣の日本銀行寝言発言 2009-10-06 - Economics Lovers Live

    http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091006/fnc0910061241009-n1.htm まあ、これ自体はどうでもいいんだけど、まだ僕の務校は統計とってる真っ最中ではっきりいえないんだけど、他の大学の来年3月卒業の学生の就職率がどうも実質ベースで10〜20%程度前年比で低下しているという情報がある。このブログたぶん多くの大学教員がみているはずだから、学生の就職状況がちょっとまずいのは直感でもわかってるんじゃないか、と思う。 高卒の方はかなり深刻化しているわけで、この事態をみてまだメディアとかは「雇用のミスマッチ」とかたわけたことを書いている。そりゃ、見つかりますよ。この不況だって構造的に人材難もしくは待遇低くて人手が来ない企業なんて日にごまんとあるから。それを「雇用のミスマッチ」とか「潜在的な成長部門へのここ数年続いている雇用増を活

    亀井大臣の日本銀行寝言発言 2009-10-06 - Economics Lovers Live
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    R2M 2009/10/06
  • 民主党「リフレ研究会」の記事 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    さてケネーの続きでも書いたり、今日から始まる講義の再チェック……と思ってブログを開けたら、山形さんのHPが更新されてたのでそれを読んで驚いた。 http://cruel.org/other/rumors2009_2.html#item2009092801 たとえば今日、あのダジャレしか能のない AERA を立ち読みしていたところ、なんでもあの民主党の中に金融畑の連中がたくさんいて、そいつらが「リフレ研究会」なるものを作って、そこが日銀のクビを締め上げて 2% のインフレを目指させるという政策をうちだして、それを菅直人に説明して云々と書いてあったように読めてしまったんだが、あのバカであほで経済のイロハもわかっておらず、為替介入しないと宣言すること自体が為替に対する政治的な影響であることも知らず、モラトリアムとかバカなことを言い出し、予算執行を平気で止め、できもしないくせに二酸化炭素四割減なん

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  • 李登輝の日本再建の「八策」における経済政策

    『Voice』10月号で驚いたのがこの李登輝氏の八策中の経済政策に関する八番目の策。全文引用。 「さらに経済政策について申し上げます。日の金融政策を担う日銀行は、1990年代に大きく間違ったマネジメントを行い、日経済に「失われた10年」の大不況をもたらしました。その後、日経済は回復しましたが、その経済成長はあくまで輸出に頼ったものでした。よって国内の需要不足という根問題が残ったままで、昨年秋のリーマン・ショックを機に再び大不況に陥ったのです。この状況を打破すべく、日銀は継続的に実質マイナス金利政策をとる必要があります。そのためには、確かなインフレターゲットを設定することが求められるのです。つまり、金融緩和政策を積極的に打ち出さねばならないといえましょう。金融政策については、民主党に構想力がない、と日のエコノミストは批判しいるようです。であるならば、上述したような政策を熟知してい

    李登輝の日本再建の「八策」における経済政策
  • 日銀とのアコードが「日銀の独立性」を阻害する?

    http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909110006a.nwc 民主党の金融政策のキーマンと目される大塚耕平・政調副会長が、自ら主張した日銀との「アコード(政策協定)」の必要性について「火消し」に回っている。財源が不明確な民主党の財政政策について、「国債の増発につながる」との懸念があり、大塚氏のアコードが日銀による長期国債の買い取り増額などの「圧力」と受け取られた。発言後、金融界などから批判が続出したためだ。9月に入ってから大塚氏は自身のホームページなどで弁明している。 中央銀行が国債を引き受ける趣旨のアコードを結べば、独立性が失われる可能性がある 大塚議員の旨がどんなものか知らないが、それでも彼のアコード発言が、あたかもアコードの可能性を事前に否定する根回しに使われた可能性は否定できないだろう。ところで上の記事の最後について用

    日銀とのアコードが「日銀の独立性」を阻害する?
  • 2009-09-11 - Economics Lovers Live 甦る高橋洋一

    勝間和代氏と高橋洋一さんとの対談を zajujiさんが原稿に起こしてくれました。いまこそ読むべき内容が網羅されています。どうも書き下ろしていただき感謝です。 鄙/Hina blog :勝間和代のBook Loversを聴いた http://since20080225.blogspot.com/2009/09/book-lovers.html なぜ日銀行と政府は政策を変更しないのか?をめぐる部分を以下に抜粋させてください。他の部分も有用なのでぜひ上のリンク先を。 T:後だしにしても意味ないです。他の国と同様に、金融緩和を断行する、と宣言すべきなんですが何故かしませんね。今の日銀総裁は以前、金融を引き締めて失敗した人。なので、ここで緩和策を打って成功してしまうと、過去の失敗を認めなきゃいけなくなると考えている。日にとっては不幸なことです。 K:いくら財政政策を発動しても金融政策が縮小しては

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  • 政府の財政政策を考えるキーポイント

    民主党の経済政策を考えるキーポイントになると思うので以下をコピペ。これは『構造改革論の誤解』の野口旭さんの書かれたパートである。01年のものだが今日でもほとんど通用する。01年当時と現在の経済状況の類似性を踏まえたうえで、民主党と小泉自民党の差異を考える上でも、いまも最優先で読んでほしいのひとつ。だとひそかに願っている。念のため今日でも特に参考になるところは赤字表記してみた。 ■財政政策の何が問題か さらに問題だったのは、その膨大な財政支出の多くが、国民の大多数にとってみれば無駄という以外にはない形で用いられ続けてきたことである。それは、国民の多くが日常的に実感していることである。橋政権以降、景気が少しよくなると必ず「財政再建」を求める声が強まり、それが有権者の一定の支持を集めるのは、財政支出の非効率性、不公平性に対する、この国民全体の強い苛立ちの現れとも考えられる。しかし、財政支出の

    政府の財政政策を考えるキーポイント
  • 宮崎哲弥・飯田泰之・河合正弘・小此木潔「経済・メディア衆論」 - 2009-08-22 - Economics Lovers Live

    潜在成長率の定義も満足に知らないのか…… さて潜在成長率がもし低下してそのため現実の成長率とのギャップが「マイナス」になっていれば、自称「ニューケインジアン」からくる帰結は「規制緩和」がその対策という怪説が流布している。ケネス・ロゴフの発言を適切に引用していない話題を読んでてこの怪説の存在に気がついた*1。 ところでこの怪説は潜在成長率の定義そのものからして矛盾していることに気がつかない問題である。以下に野口旭氏の発言を引用しておく。 「潜在成長率とは、自然失業率が達成されている場合の成長率である。そしてその自然成長率とは一般に、インフレ率を加速させない最小限の失業率、すなわち非インフレ加速的失業率であると考えられている。この自然失業率=非インフレ加速的失業から、潜在失業率もまた、「インフレを加速させない最大限の失業率」と定義しなおすことができる」 この定義をみれば明らかなように、現状の日

    宮崎哲弥・飯田泰之・河合正弘・小此木潔「経済・メディア衆論」 - 2009-08-22 - Economics Lovers Live
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    R2M 2009/08/22
  • 宮崎哲弥・飯田泰之・河合正弘・小此木潔「経済・メディア衆論」 - 2009-08-22 - Economics Lovers Live

    公然リフレ派(実名さらしてネットで活動するリフレ派)の主要メンバーがスペイン出張中につき、わたくし田中が代わって事後宣伝。ところで僕も近いうちロンドンいくんだけどあっちらはリフレの嵐が吹き荒れてて、庶民レベルでもヘリマネ全開だとか。ぜひ日も見習いたいものです。 朝日新聞の昨日の記事。まず飯田さんの問題提起ー「底打ち」を楽観的に見ることで景気回復がないまま不況が長期化するリスクが大きいこと、来なら政策的対応を備えなければいけない自民党と民主党の両方のマニフェストが、十分な成長(つまりここでは景気回復)がないまま再分配を強く志向していることへの危惧などが指摘されている。 この飯田さんの問題提起に対して各論者がどう答えたかであるが、実は一番のこの座談の売りは飯田さんのこの問題提起があるということに尽きると思う。なぜならこれだけ大規模な総需要不足の不景気が、こんなに簡単に終わるわけない、という

    宮崎哲弥・飯田泰之・河合正弘・小此木潔「経済・メディア衆論」 - 2009-08-22 - Economics Lovers Live
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    R2M 2009/08/22
  • 「民主党は日本銀行に雇用の安定を求めよ」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    ソフトバンククリエィティヴのメルマガ「週刊ビジスタニュース」に寄稿しました。民主党に絞りましたが、自民党についてはちょっと前に同じメルマガに書いたので、今回の記事中にリンクされてますから、あわせてお読みいただければ幸いです。民主党も自民党も「日銀行は政府から独立」というのを、完全に読み間違えているのか、無知なのかしりませんが、「日銀行は政党からも独立」みたいに、景気対策の一翼にもかかわらず、議論の埒外におく態度には、はっきりいってあきれ果ててます。 日銀行の政策をどうにかする=雇用の安定を日銀行の目的に加えるように日銀法を改正する、というぐらいの案がなければ、自分たちの提起するほとんどすべての経済政策がうまくいかずに、自分たちの政治的地位が終局、日銀行の政策ミスに脅かされるというのに、ほんとうに合理的無知(日銀の政策を考えても票にならないから日銀について無知でいる)をきどって、た

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  • 鈴木淑夫『日本の経済針路』、民主党の政策のバイブル? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    民主党の経済政策について論説を書くために購入。利上げ派の家元の書。 さすがに白川日銀行総裁を「孫弟子」というだけあり、日銀行が過去と現在にもっていたすべての「日銀行思想」をフル回転させている。いわく良いデフレとか「強い円」だとか、最近では「輸出構造論」とか。 「〇一〜〇八年の小泉・安部・福田政権の下で、日国民の生活は、超低金利による預貯金の目減り、円安による輸入品の値上がりと海外旅行費用の上昇、〇七〜〇八年の生活物資の値上がりによる実質所得、実質賃金の下落、雇用不安という四重苦を味わってきた。国民生活にとっては、低金利より高金利が有利、円安より円高が有利、インフレよりデフレが有利、雇用の不安より安定が有利である」 さて鈴木氏も「闇雲に金利を引き上げ」ることはしないと注意書きしている。鈴木氏はこういう。 「(1)超低金利を、預貯金が目減りしない正常な水準に引き上げ、(2)名目円レート

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    R2M 2009/07/21
    「だが、いまの民主党には、鈴木氏がここで書いた政策に類似した環境が「失われた10年」をもたらしたり、昭和恐慌を招いたといっても聞く耳はないだろう。」