ソフトバンクグループは21日、今年で5回目になる法人向けイベント「SoftBank World 2016」を都内で開催した。開幕基調講演にはグループの代表取締役社長・孫正義氏が登壇。先日の英ARM社買収劇の背景や、今後の「情報革命」に関連するグループの戦略を語った。 スピーチで孫氏は冒頭からソフトバンクが英ARM社を買収した舞台裏について言及し、10年前から計画してきたことが、先月に同社の会長と社長に案件を提案してからわずか2週間という短期間で決着したものだったと振り返る。 孫氏は学生の頃からマイクロチップの進化に強い興味を持ち、パソコンなどに搭載される人工知能が、人間の知性を超える日が来ることに胸を高鳴らせていたと振り返る。孫氏は「ソフトバンクがなぜ半導体なんだと疑問に思われるかもしれないが、私はこれまで40年間に渡って憧れ続けていた理想に一歩近づけたことを興奮している」とし、ARM社の
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