Wi-Fiアライアンスが、次の新しい規格を「Wi-Fi6」とすると発表した。これまで11acだの11nだのわかりにくい表記を数字にしてどれが最新かをわかりやすくするものだ。新しい規格名は理論最大伝送速度9.6GbpsとなるIEEE 802.11axにつけられる。同時に11acをWi-Fi 5、11nをWi-Fi 4という表記に正式に改める。 要はこれからは「acとnはどっちが速いのか?」と悩まずとも数字が大きいほど新しいバージョン(=だいたい伝送速度も上がっている)だとわかる。基本的にはありがたいことだ。 しかし、Wi-Fiの機能や性能は伝送速度だけで決まるものではない。実際のスループット、電波強度、ビームフォーミングやMIMO、簡単自動設定、ひいては接続する端末側との相性の問題もある。折しもNECが4日Wi-Fiホームルータの新製品を発表した。このスペックを例にホームルータを選ぶときのポ