日産自動車の代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された問題で19日、日産自動車の西川廣人社長が緊急記者会見を開いた。20日放送の『バイキング』(フジテレビ)ではこの問題をピックアップし、MCの坂上忍が西川社長の会見に「他人事感ある」と苦言を呈する場面があった。 番組ではゴーン容疑者が100億円の報酬額を有価証券報告書で50億円減額し記載していたことや、会社の経費を私的に支出していたなどの容疑で逮捕された問題を紹介。この問題が発覚した同日、西川社長は会見を開きその会見の中で「1人に権限が集中しすぎた。長年にわたるゴーン統治の負の側面と言わざるを得ない」などと発言していた。 こう言った発言を受けコメンテーターの経済ジャーナリスト・松崎隆司氏は「権限が集中しすぎたというのが問題ではなく、取締役は相互にチェックし合う義務があるが今回、それが全く機能していなかった。さらにこの事件をきっかけに