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養老孟司に関するRELHAMのブックマーク (35)

  • オトナの読者のみなさん、昆虫採集をしませんか?:日経ビジネスオンライン

    夏休みといえば昆虫採集。これは、小学生の発想です。オトナのやることじゃありません、と日経ビジネスオンラインの読者の皆様は思うことでしょう。 けれども、ここに、オトナこそ昆虫採集! と主張される方がいらっしゃいます。 そう、養老孟司先生です。 養老先生によれば、昆虫採集には、経済問題、環境問題、教育問題、心の問題、とにかく人間をとりまくあらゆる問題を解くカギがあるらしい、のです。 はてさて、昆虫採集はオトナにどんな効用をもたらしてくれるのか。 先生に聞いてみましょう。 養老孟司 ずいぶん長い間、虫を採ってきた。小学校四年生の夏休みに、標を作って学校に提出した記憶がある。そのときの標はさすがに残っていない。でも半世紀以上、虫採りをしてきたことは間違いない。 なぜそんなことをするのか。 昨年はアメリカ人の文化人類学者が来た。「日人はなぜ虫が好きか」というテーマで研究をしているから、取材させ

    オトナの読者のみなさん、昆虫採集をしませんか?:日経ビジネスオンライン
    RELHAM
    RELHAM 2009/07/27
    おおー何だか久々。最近はもう昆虫ネタ限定ですか。素直に良いことだと思います。わたしゃ取らないけど散々撮るので。
  • “参勤交代”で、都市と田舎は「ともだおれ」しよう:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) ――養老先生は解剖学から出発して、そこから虫に展開したのですか。 養老 いや、虫の方が先ですから。虫は子供のころからです。 ――先生にとって虫って何なのですか。いきなり根源的な質問ですみません。 養老 人生(笑)。だってさ、それさえあれば文句を言わない。 ――虫のどこがいいんですか。 養老 分かるわけないよ、そんなこと。隈さんと僕が論じている都市に引き付けて答えれば、都市の一番嫌なところというのは、無意味なことを許さないところでね。最近しみじみ思うんだけど、今の社会が抱える問題の根はそれだと思う。何でお前はこんなことするんだよ、無意味じゃないか、という問いかけ。 隈 そういうことをやっているのはお前だけだよ、と言われたって、困るだけでね。 養老 そうでしょう。好きなものとか、こととかは、突然始まって、突然終わる。要するにゴキブリみたいなもの。急に出てきて何をするか分から

    “参勤交代”で、都市と田舎は「ともだおれ」しよう:日経ビジネスオンライン
  • いま金持ちがなすべきこと、してほしいこと:日経ビジネスオンライン

    (前回「計算上は正しい。でもそうは見えない」から読む) ――今、東京にいるお金持ちは、例えば六木ヒルズの上層階に住むという発想はあっても、青山墓地ぐらいの土地を買い占めて、そこを森にして小さい屋敷を建てて、あとはほったらかしの空き地にする、ということはしません。お金があるのだったら、いっそのこと、そっちを考えてほしいと思うのですが、いかがでしょうか。 養老 ロスチャイルドだな。ロスチャイルド家のばあさんが、イギリスに50ヘクタールの庭を持っていてね。そこでシフゾウ(注・四不像Elaphurus davidianus)というシカを飼っていたんですよ。シフゾウは原産地で絶滅しちゃって、清朝の庭だけで増えていたという伝説のシカでね。そいつを放して200頭になっていたというんだけど、面白いでしょう。そこにぜひ虫を取りに来なさい、と僕は許可をもらったんですよ。結局、行けなかったんですけどね。 で、

    いま金持ちがなすべきこと、してほしいこと:日経ビジネスオンライン
    RELHAM
    RELHAM 2008/11/10
    面白いけれど、では昔だったらそういう「御大尽」は本当にいたのかどうか。元々富の集中しにくい国だったのではないか。
  • 計算上は正しい。でもそうは見えない:日経ビジネスオンライン

    (前回「都市の民、中国・畳の民、日」から読む) ――現在の都市空間や、車など工業製品の現場では、CADなりCGなり、コンピューターの役割がどんどん増しています。それが創造に与える影響はありますか? 隈 影響はすごくあります。何が一番あるかというと、建築をデザインするときに、CADの手順を頭が踏襲してしまうという点ですね。その危機感をすごく感じます。 僕たちが教育を受けた建築デザインの基は何かというと、それは結局モデリングに尽きるわけです。つまり3次元の立体模型をつくって、それにテクスチャーを張っていく方法。で、そこがややこしいところなんですが、CADも、基的にそういうモデリングの構造を踏襲し、さらに強化する方に行っているからこそ、危険だという。 養老 人間がコンピューターに引っ張られちゃうでしょう? 隈 その通りなんです。設計をする人間の頭が、CADを真似してしまうんです。 手を使っ

    計算上は正しい。でもそうは見えない:日経ビジネスオンライン
  • 都市の民、中国・畳の民、日本:日経ビジネスオンライン

  • ラオス採集記 パート2 その1:日経ビジネスオンライン

    すでに紹介したことがあるが、小桧山さんの画像は、説明するより、見たほうがいい。要するに全体にピントがあった虫の写真だが、これはコンピュータで合成するしかない。小桧山さんはその専門家なのである。 虫は小さいから、もちろん画面で見れば、かなりの拡大になる。その迫力に加えて、全面にピントが合っているから、細密画のような印象を同時に受ける。こうした画像が普及すれば、世間のものの見方もかなり変わるかもしれない。 精密に見た虫の世界は、驚きに満ちている。じつに凝った美しさである。しかも構造の詳細を見ると、こんなものがどうしてできて来るのかという、いわゆる自然の驚異を感じる。「神は詳細に宿る」。 それはともかく、またまたラオス。若原君の一行には、今度は大学院生が二人、加わっている。愛媛大学の山迫君と、北大の蓑島君。山迫君はカミキリ、簑島君はガムシ。全員で六人だから、前回とあまり変わらない。虫採りの大集団

    ラオス採集記 パート2 その1:日経ビジネスオンライン
  • 三峰山でムシを採る:日経ビジネスオンライン

    予約したタイプの部屋がいっぱいということで、私と池田君が要人用の部屋に泊められた。応接間つきの立派な部屋。池田君は、こんな立派な部屋にははじめて泊まった、とニヤニヤしていう。 ホテルの裏は急斜面の草地で、その先に川があり、流域が田んぼになっている。小島君と関東君が網を持って、早速飛び出していく。カミキリ屋は動かない。あんなところにカミキリなんかいないという。そもそも木がほとんど生えていない。 上からしばらく観察していると、小島君たちの動きが、明らかに虫が採れているときの動きである。まもなく下から「たくさんいますよおー」という小島君の声がする。私も道具を持って、斜面を下っていった。たしかにクチブトが何種か、小さな潅木や草についている。いるもんですなあ。プロのすることは見習うべく、いうことは聞くべきである。とまあ、このときはそう思った。 ホタルが採れたり、クリタマムシの親戚が採れたり、この草原

    三峰山でムシを採る:日経ビジネスオンライン
  • 私が中国には行かない理由 ムシが採れない文明、新聞が衰退するわけ:日経ビジネスオンライン

    虫採りをしないから、おかげで書くことがない。昨年で雑誌に書いていた時評を全部やめた。おかげで少し勢いが余っているので、時事的なテーマにでも触れておきますか。 中国人監督のドキュメンタリー「靖国」を映画館が扱わないという問題を新聞が伝えている。自民党議員が内容が偏りがあると述べ、右翼、具体的には街宣車の抗議があるからだという。新聞がこれを取り上げる角度は、「表現の自由」に対する侵害ではないかというものである。 この図式には、もう皆さん、飽き飽きしているのではないかと思う。ご存知のように、以前からの靖国問題が近年になって沸騰したのは、小泉元首相の参拝問題からである。これも賛否両論があったけれども、小泉支持がじつは過半数だったと記憶する。 当時私は単純な筋論を採った。「表現の自由」が憲法なら、「信教の自由」も憲法である。個人の信教の自由は憲法で認められている。それなら小泉が個人としてどこに参拝し

    私が中国には行かない理由 ムシが採れない文明、新聞が衰退するわけ:日経ビジネスオンライン
  • 「東京に虫が減った」ことから、現代文明の崩壊を考えてみる:日経ビジネスオンライン

    年寄りらしく、昔のことをまずいう。 受験生の頃、自宅の庭に梅が一だけあった。その梅が満開になると、ハナアブだらけになる。普通種のアブだが、よく見ると、あんがいきれいな色である。しかも一種類ではない。まだ寒い季節で、ほかに活動している虫が少ないから、つい見てしまう。アブでも収集しようか。そんなことを考える。 そのハナアブすらもういない。 3月31日に東京は新宿矢来町の新潮社に行った。ここには以前、作家を缶詰にした新潮クラブという和風の建物がある。その庭にカエデが数あって、見るとカエデの花が満開である。ハナアブくらい、いないか。11時から夕暮れまで缶詰だったから、ときどきカエデの花を見るが、虫の一匹も来ていない。東京というのは感じの悪い町である。あんなところによく人が住んでいるよなあ。虫も住めない土地に、当は人が住めるわけがないではないか。 その一週間ほど前、雑誌の対談で石川英輔さんにお

    「東京に虫が減った」ことから、現代文明の崩壊を考えてみる:日経ビジネスオンライン
    RELHAM
    RELHAM 2008/04/09
    やっぱり虫が少ないと養老先生、虫の居所が悪い様で…。
  • ゾウムシのウロコを見ながら、「見るとはどういうことか」を考えて、みる。:日経ビジネスオンライン

    年の終わりに向かって、対世間の仕事をスケジュールにぎっしり詰め込んだ。おかげで虫に触れる機会がなかった。だから暮から正月にかけて、しっかり休みをとり、虫の整理をした。そうしたら今度は、虫について書く暇というか、余裕がなくなった。おかげで三月も半ばを過ぎてしまった。 ここ何年も調べている、ヒゲボソゾウムシをまた休み中に調べた。毎日やっていれば、今日は昨日の続きということで、仕事が進む。でも私は休みがとれる時にしか、虫の相手ができない。前にやったところまで、頭が戻るのがたいへん。休みが短いと、前やったことをほぼ思い出したところで、休みが終わり。これではまったく前進しない。 私は丑年生まれ、虫の仕事はまさに牛歩。 標を観察して、いろいろデータをとる。いうのは簡単だが、じつは簡単じゃない。たとえばヒゲボソゾウムシの種類によっては、翅鞘の側面の鱗片が剥げる。早い話、全体が緑色の虫なのに、横っ腹に黒

    ゾウムシのウロコを見ながら、「見るとはどういうことか」を考えて、みる。:日経ビジネスオンライン
  • テクノロジー : 日経電子版

    「通信事業を気でやるんですかね」――。2019年10月に"第4のキャリア"として携帯電話事業に参入する楽天に対して、ソフトバンクの宮内謙社長は楽天の取り組みに対して心配顔でこう疑…続き ソフトバンク宮内社長「非通信の新事業、数千億円に」 [有料会員限定] iPhoneユーザーに選択迫る 総務省の「完全分離」案 [有料会員限定]

    テクノロジー : 日経電子版
  • テクノロジー : 日経電子版

    「通信事業を気でやるんですかね」――。2019年10月に"第4のキャリア"として携帯電話事業に参入する楽天に対して、ソフトバンクの宮内謙社長は楽天の取り組みに対して心配顔でこう疑…続き ソフトバンク宮内社長「非通信の新事業、数千億円に」 [有料会員限定] iPhoneユーザーに選択迫る 総務省の「完全分離」案 [有料会員限定]

    テクノロジー : 日経電子版
  • ラオスで虫捕り:日経ビジネスオンライン

  • 屋久島で虫捕り:日経ビジネスオンライン

    ラオスの虫がまだ片付かないというのに、もう屋久島に来ている。一月前には、ラオスに向かって出発した。このペースだと、虫捕りの合間に人間の生活をすることになるが、それが正しい生活というものであろう。人間生活のスキを見て虫捕りをするようなことでは、大成しがたいのである。早稲田大学教授、池田清彦のモットー、「人生は短い、虫捕りをしないで働くような暇はない」。 羽田から鹿児島経由で屋久島についたのが三時過ぎ、屋久島環境文化センターに入ったのが四時前、センターの十周年記念講演を六時からすることになっている。 でもなんと、鹿児島は雨だったのに、屋久島では雨が降っていない!!。ひと月に三十五日、雨が降るという島である。林芙美子だってそう書いている(念のためだが、林真理子ではない!)。こんな日はもうないかもしれない。この前来たときも、ちゃんと雨だった。島に三日いたけど、やっぱり雨だった。昨年、屋久島に来よう

    屋久島で虫捕り:日経ビジネスオンライン
  • 鹿児島で虫捕り:日経ビジネスオンライン

    屋久島から鹿児島に戻った23日の夜は、市内の大谷会館で講演。24、25日の二日間は鹿児島に滞在する予定。講演は無事に済んだから、鹿児島での仕事はない。 ただし24日には、中央公論新社の取材陣がわざわざ鹿児島に来るという。私が大学生の頃は、鹿児島まで特急で24時間かかった。いまは便利で、おかげで不便になった。逃げようがない。ラオスでは、ヴェトナム国境のナンパオに近い山中で虫を捕っていたら、日から原稿の催促電話がかかってきた。同行者のケータイの番号を自宅に教えたのがいけなかった。 ともあれ、取材は相手が来てからの話。来るまではこっちのもの。途中で事故があって来られないかもしれないし、インタビューの場所はできるだけ遠くがいい。もっと遠くにして、これから行く石垣島にしようかとも提案したが、さすがに相手が二の足を踏んだ。取材は虫捕りの邪魔だし、鹿児島にしておいて正解。どうせ夜は虫捕りができないんだ

    鹿児島で虫捕り:日経ビジネスオンライン
  • はるばる石垣島:日経ビジネスオンライン

    空港にはトンボ屋さんの渡辺賢一先生がお出迎えくださった。もう二人、組合の方もお見えくださったが、虫日記とは関係がない。渡辺先生とは初対面もいいところだが、虫屋にそういうことは無関係。ホテルに荷物を置いて、即座に飛び出す。 渡辺先生の運転で、まず真栄里(まえさと)ダムの周囲に行く。車を降りて葉っぱを叩きはじめたら、すぐに土では見ないツツハムシが落ちてくる。屋久島、鹿児島とは、なにより暖かさが違う。24度ある。もう虫が大量に発生しているらしい。嬉しいなあ。 叩いていると、カミキリばかり落ちてくるような気がする。枯枝なんか叩くからだが、葉っぱを叩くつもりでも、枯枝が混ざってしまうのである。一昨年、昨年の台風で、木がずいぶんやられているらしい。枯枝から落ちてくるのは、サビカミキリとかいう名のついた、地味なやつ。当然ワビカミキリというのがあるはずだろうが。なぜか、それがない。間違って新種が捕れたら

    はるばる石垣島:日経ビジネスオンライン
  • 連休は標本作り:日経ビジネスオンライン

    五月の連休には、例年どこか「ど田舎」に虫捕りに行くことにしていた。うんと辺鄙で人気のないところでないと、混んで動けない。宿も取れない。だから ここ数年、紀伊半島や四国に行っていた。人気の観光地にさえ行かなきゃ、 空いている。連休中の一日を走り回っても、ほとんど他の車に出会わないこと すらある。そりゃ当然で、どこかが混むということは、どこかが空くはずなので ある。 でも今年はどこにも行かない。ラオスに次いで、石垣島で虫を採りすぎた。 箱根にこもって、標を作らなきゃならない。 屋久島、鹿児島、石垣島とまわったが、なぜ鹿児島だけは島じゃないんだ。 そんなバカなことを考えながら、ひたすら手先を動かす。 ただし一時間ていど散歩に出て、虫を採る。それができるのが箱根のいいところ。 家の前に台ケ岳が見える。仙石原のススキが原を越えていくと、この台ケ岳 の山腹をまく道がある。舗装がなく、車は通らない。虫

    連休は標本作り:日経ビジネスオンライン
  • 北陸、越前市で虫を捕る:日経ビジネスオンライン

    連休が終わりそうになって、石垣島の虫をなんとか標にし終わった。 五月六日から越前市に行った。じつは武生なのだが、市町村合併で越前市という妙な名前になってしまった。今庄も南条も武生も、区別がつかなくなった。私の父親は越前大野の出身だから、福井は縁がない土地ではない。 武生には田中保さんという人がいて、業は材木屋、大工さんらしい。ただし業をやっているところを、私はあまり見たことがない。でも製品はときどき無断で私の家に持ってきてくれる。パソコン用の机とか、椅子とか、木で作ったマウスとか、そういうものである。私はその机と椅子とを使って、これを書いている。 一昨年、自宅の郵便箱が壊れたので、秘書がたまたま田中さんに連絡したら、郵便箱を作って持ってきてくれた。これがなんと、ゾウムシなのである。呆れた。 田中さんのところの棟梁が自作したものだが、いちばん苦労したのは、肢だという。六の肢を、すべて

    北陸、越前市で虫を捕る:日経ビジネスオンライン
  • 渡良瀬遊水地にて、珍種ゾウムシを捕る:日経ビジネスオンライン

    越前旅行は済んだが、虫捕り旅行はあと一日続く。鎌倉の自宅には帰らず、そのまま今度は茨城県古河まで行く。 古河のホテルで伊藤弥寿彦氏が待っていてくれた。明日は渡良瀬遊水地に行こうというのである。遊水地は古河のホテルの目の前である。というか、遊水地の目の前のホテルを選んで泊った。 なぜ渡良瀬に行くことになったのか。むろん話はゾウムシである。昨年、小田原の平野幸彦氏が来られて、ご自分のヒゲボソゾウムシの標を一箱、貸してくれた。とりあえずその箱はまだ借りっぱなしだが、その中に一頭、あまり見かけない変なヒゲボソゾウムシがあった。平野さんは「これ新種でしょう」といった。でも調べて見たら、ハバビロヒゲボソゾウムシだった。昨年六月に出版された、九大の森先生たちの総説に記載と写真があって、産地は東京、埼玉、滋賀となっている。 この種は同定にいささか問題があった。ドイツのファウスト(ゲーテのファウスト博士

    渡良瀬遊水地にて、珍種ゾウムシを捕る:日経ビジネスオンライン
  • 伯耆大山でまたまたゾウムシを捕る:日経ビジネスオンライン

    五月二十六日から約一週間、山陰方面で採集の予定を立ててあった。理由はいくつかある。 まず第一に、ヒゲボソゾウムシの分布が、中国地方はよくわかっていない。じつはわかっているのかもしれないが、ともかく私にはわかっていない。 第二に、去年も行ったのだが、季節が早すぎた。天気も悪くて、十分なデータが取れずに敗退した。だから捲土重来を期す。 第三に、私は旧赤来町、平成の大合併後は飯南町にある、島根県立中山間地域研究センターの特別顧問である。だからときどきセンターに行かなければならない。(もちろん私が行かなくても、だれも困らない。でも行かなきゃ、虫が捕れないじゃないか。) 中山間地域というのは農水省の概念で、要するに過疎地のことである。島根県は徹底的な過疎県だから、こういう立派なセンターがあること自体が、過疎対策みたいなセンターなのである。 私が特別顧問であるのに、いささか具合が悪いことには、このセン

    伯耆大山でまたまたゾウムシを捕る:日経ビジネスオンライン