ビクターの独自技術が生み出した“ツインシステムユニット”方式を採用する、カナル型イヤホン最新機種「HA-FXT90」のレビューを高橋敦氏が速報レポートする。 独自のマイクロHDユニットが実現した「ツインシステムユニット」の技術 ビクターからまた画期的な技術を採用するカナル型イヤホンが登場した。中高音再生用と低音再生用のユニットを並列配置する「ツインシステムユニット」を搭載した「HA-FXT90」だ。 帯域ごとにユニットや振動板を複数搭載するイヤホンはこれまでにも存在したが、ダイナミック型ユニットの並列配置は業界初だ。その実現には、先立ってトップマウント構造を実現した極小径マイクロHDユニットの存在がある。 通常のダイナミック型ユニットであれば、単純に大きさの問題で、並列配置による搭載は非現実的になる。しかしビクターにはマイクロHDユニットがあったがゆえに、並列配置というアイディアが現実性を
日本ビクターは4月5日、ユニット内に2つのドライバを内蔵した「ツインシステムユニット」搭載のインナーイヤーヘッドホン「HA-FXT90」を発表した。中高音、重低音を両立させたサウンドを実現したとしている。発売は4月下旬。店頭想定価格は1万円前後になる。 ツインシステムユニットは、低音域用と中高音域用に独立したドライバを用意し、それを並列に配置したもの。低音域用にはカーボン振動板を、中高音域用にはカーボンナノチューブ振動板を使用している。 カーボンナノチューブは、アルミニウムの半分の軽さ、鋼鉄の20倍の強度を有すると言われる高剛性素材。応答速度に優れ、ひずみを抑えたクリアなサウンドを再現するとしている。 本体重量は約6.8g。1.2mのY型コードを採用し、S、M、Lのシリコンイヤーピースが付属する。ボディカラーはブラックだが、数量限定でレッドモデル「HA-FXT90LTD」も発売される。
Nubank is taking its first tentative steps into the mobile network realm, as the NYSE-traded Brazilian neobank rolls out an eSIM (embedded SIM) service for travelers. The service will give customers access to 10GB of free roaming internet in more than 40 countries without having to switch out their own existing physical SIM card or…
(株)ラステーム・システムズは、TI社製の192kHz/32ビット対応DACを内蔵したヘッドホンアンプ「UDAC32」を3月30日に発売する。価格は税込で99,750円。 本機はTI社製の192kHz/32ビットに対応したDAC「PCM1795」を搭載し、123dBのS/N比、0.0005%の歪率を実現した。ヘッドホンアンプにもTI社製「TPA6120」を採用し、ヘッドホン出力も120dBのS/N比と、0.00014%の歪率を実現している。電子ボリュームは同じくTI社製の「PGA2320」で、最大100mW(32Ω時)のヘッドホン出力を実現している。 デジタル入力はS/PDIF(光/同軸)とUSBを備え、ともに192kHz/24ビットに対応。USBは2.0(High-Speed)対応となり、Windows 7/Vista/XPでは付属のドライバーソフトで、MacintoshはMac OS
2月21日~3月1日の読者投票:DSD配信、利用してる? 昨年後半からe-onkyo musicやOTOTOYなどのサイトで始まった「DSD配信」。音のアナログ波形を、1bitのデジタルパルスの濃度(濃淡)で表現するDSD音源は、通常CDなどで使われているPCM方式よりも元のアナログ波形そのものに近いかたちで記録できるのが特徴。なめらかで艶と奥行きのある音再生を実現可能なのがポイントです。 これまでは対応のオーディオ機器を持っていないと再生が難しかったDSD音源ですが、コルグの「AudioGate」が無償で使えるようになりPCでの再生が可能になってから、そのハードルは大幅に低くなっています。今回、DSD配信について読者のみなさまに訊ねてみました。 まず、「興味があり、既に利用している」読者が5%。そして「興味はあるが対応機器を持っていない」という回答が40%。上でも紹介した「AudioGa
昨年後半からe-onkyo musicやOTOTOYなどのサイトで始まった「DSD配信」。「これってドコがすごいの?」「どうやって聴いたらいいの?」と思っている方も多いはず。DSDのメリットや、聴く方法についておさらいしてみましょう。 DSDはなぜ音が良い? CDに音楽を記録する際使われている「PCM(Pulse Code Modulation)」という方式は、アナログ波形をサンプリング&量子化し、デジタル信号にしています(詳しい解説はこちら)。このサンプリング周波数とビット数が高いほど、元のアナログ波形に近い信号を作れるというわけです。 一方「DSD(Direct Stream Digital)」は、PCMとはまったく考え方が違います。音のアナログ波形を、1bitのデジタルパルスの濃度(濃淡)で表現するのです。 DSDはCD(44.1kHz/16bit)の数十倍倍ものサンプリング周波数(
オンキヨーは、D/Aコンバーターを内蔵したプリメインアンプ「A-7VL」を3月12日より発売する。価格は115,500円(税込)。 本機は「A-5VL」の後継機。定格出力は40W+40W(8Ω)、周波数特性5Hz~60kHz、SN比は105dB、インピーダンスは2~16Ω。可聴帯域外ノイズを最小限に抑える「PWM(パルス幅変調)」方式を基幹とする「VL Digital」技術を搭載している。 DACにはバーブラウンの「PCM1796」を採用。DAC素子の分解能は192kHz/24bitに対応し、精度の高い変換が可能だという。さらに可聴帯域の信号波形のみに反応するフィルター回路「VLSC」により、ピュアなD/A変換を実現するという。入力端子として光デジタル1系統、同軸デジタル1系統を備え、ネットワークプレーヤーなどを接続し96kHz/24bitまでのデジタル音源を楽しむことができるのも特徴とし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く