Arne L. Kalleberg, 2009, "Precarious Work, Insecure Workers: Employment Relations in Transition," American Sociological Review, Vol.74 No.1, pp.1-22. 2008年のアメリカ社会学会会長講演。不安定な仕事がオイルショックからレーガン時代あたりから増えているが、大恐慌以前は、大半の仕事が不安定であった。最低賃金や労働条件に対する政府の規制が強まると同時に、経済成長が続くことで、安定した仕事と社会保障をえられたのが、第二次世界大戦終了からオイルショックあたりまでであると言われている。これを黄金時代と呼ぶ人もいる。オイルショック後、グローバル化、脱工業化といったプロセスは、レーガン期以降の規制緩和とあいまって、不安定な仕事を多く作り出した。米国でも派遣
![不安定な仕事、保障されない労働者:移行する雇用関係 | Theoretical Sociology](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2302e44c95c7e474fefb218540004f95dc47a4bb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimaging.jugem.jp%2Ftemplate%2Fimg%2Fjugem_og-image.png)