オーストラリア国防省は2012年8月23日、空軍のF/A-18FスーパーホーネットをEA-18Gグラウラーに改造するため、改造キットなどを合計15億ドルで取得すると発表しました。 EA-18Gはアメリカ海軍が配備を進めている電子戦攻撃機で、陸上の対空レーダーや通信システムに妨害をかけ、ミサイルで攻撃する能力を持つほか、電波情報の収集や監視、偵察などに使用することができます。導入すれば、オーストラリアはアメリカ以外でEA-18Gを運用する初めての国になります。 オーストラリアはF/A-18Fスーパーホーネットを24機導入しており、そのうち12機はあらかじめEA-18Gに改造できるように配線がなされていました。 オーストラリアは改造キットと支援機材、支援システム、スペアパーツ、訓練、初期訓練システムなど合計15億ドルで、アメリカの対外有償軍事援助(FMS)のかたちで導入し、2018年には運用を
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