26日午前11時半頃、富山市磯部町の神通川で、中州に渡ろうとした漁師の男性(42)の四輪駆動車が深みにはまり、立ち往生する騒ぎがあった。 男性は、一緒にいたアルバイト女性(21)とともに脱出して無事だった。 男性によると、神通川右岸の河川敷から車で進入し、約30メートル離れた中州に渡ろうとしたが、途中で10メートルほど流されて水深約80センチの深みにはまり、動けなくなったという。 男性は「流されながら走るのはスリルがあって楽しかった。いつもなら中州まで渡れるはずだったが、流れが思ったより速かった」と話した。10年ほど前から富山県内各地の河川に車で進入していたという。 富山中央署は男性に対して「一歩間違えれば大惨事になる。もうやめてほしい」と注意した。