"El nacimento de la medicina social" traduit en francais comme "La naissance de la medecine sociale" この論文は1974年10月にリオ・デ・ジャネイロ国立大学での社会医学講義の第二回である。文書の形で発表されたのは「中央アメリカ保険科学評論」誌の第六号(1977年1-4月)、89-108頁においてである。 近代医学は資本主義と結びついている限りにおいて個人主義的なものであるという主張、すなわち近代医学は社会的な次元を忘却し医者と病人の間の個人的関係(すなわち経済的取引)しか見ていないという主張、これは間違っている。 資本主義によって人々は集団的医学から私的医学に移行したのではなく、まさにその正反対のことが起こったのだ、というのが私の仮説である。一八世紀末と一九世紀初頭に発達した資本主義は、生