弁護士って,ノウハウを包み隠さず,同業者間で共有し合う傾向が強いです。弁護士会内部の研修会や研究会では,かなりざっくばらんな話をすることが多いですし,それが書籍化されることも少なくありません。 平成20年9月10日発行の東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会編「医療過誤訴訟の専門知識とノウハウ」も,そのような書籍の一つです。この本では,患者側代理人と医療側代理人とが,同業者のためにそのノウハウを開示してくれています。 にしても、赤松岳先生の下記発言は率直に過ぎるのではないかと思います(当然、医療側の代理人もこれを読んで、医師に注意を喚起してしまうことが予想されるわけですから)。 そこで医師の特性を知るということですが、一番は、何といっても、医師は頭が良いということです。 (中略) それから頭がいいだけに、医学文献に書かれている医学知識について、「知りませんでした。」ということは決していい
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