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ブックマーク / erlkonig.hatenablog.com (34)

  • 面倒くさいオタクの私がEXILEのドラマにハマるわけがない(即落ち)-『HiGH&LOW THE MOVIE』感想 - 魔王14歳の幸福な電波

    HiGH & LOW THE MOVIE(豪華盤) [Blu-ray] 出版社/メーカー: rhythm zone発売日: 2017/01/18メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る というわけでテンションが上がっているので今回は語彙少なめでお送りします。 先日ようやくBlu-ray版が出たので、劇場以来3ヶ月半ぶりに観返すことができました。1年前の自分に「おまえ来年にはEXILEのドラマにドハマリしてるぞ」って伝えても絶対信じなかったと思うんですが、見事に沼に落ちてしまいましたね……。昨年10月、「なんかTLの与太話勢がやたらハイローハイロー言ってて気になるからとりあえず1回観ておくか……」という曖昧な動機ではありましたしたが、上映最終日ぎりぎりの映画館に無理やり飛び込む判断をして当に良かったです。 劇場での鑑賞前は「EXILEの人がいっぱい出てくるケンカ映画

    面倒くさいオタクの私がEXILEのドラマにハマるわけがない(即落ち)-『HiGH&LOW THE MOVIE』感想 - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2017/01/25
    いきなりRED RAINだけ見たが割と面白かった。The MOVIE、出たのね。
  • 著者の考えにまったく賛同できない名書にして珍書 - 高木徹『戦争広告代理店』 - 魔王14歳の幸福な電波

    単行版には「情報操作とボスニア紛争」というタイトルがついていました。その名の通り、「この紛争でモスレム人が被害者、セルビア人が悪玉という世論が形成されたのはPR企業の力だった」という内容。プロの手によるPR(Public Relations)が国際情勢にいかに大きな影響を与えるか、が書の主題であって、ボスニア紛争はその一実例という扱いです。紛争そのものについての突っ込んだ記述はほとんどなく、そっちの勉強が目的ならWikipdiaとかの方がよっぽど参考になるでしょう。 『戦争広告代理店』なんて言われると、広告会社が国際情勢を影で操る陰謀論めいた印象を受けますけど、実際は堂々としたもので、別に隠し立ても何もしていません。書の主人公であるアメリカの一流PR企業「ルーダー・フィン社」はボスニア政府とおおっぴらに、極めてビジネスライクに契約しています。分かっている後世の人間の目から見ると、よく

    著者の考えにまったく賛同できない名書にして珍書 - 高木徹『戦争広告代理店』 - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2014/10/21
    広告代理店のステマ
  • 「異世界ファンタジーに日本語や外来語が出てくる問題」の7つの解決法(※ステマ注意) - 魔王14歳の幸福な電波

    (※この記事はメジャータイトル25からお勧めする最近のなろう小説に便乗した幻想再帰のアリュージョニストのステマです) たまに創作界隈で話題に上るテーマとして、異世界ファンタジーに日語や外来語が出てくる問題、というのがあります。 要は異世界を舞台とした設定のフィクション(特に小説)に日(や諸外国)の文化背景特有の言葉が出てきてしまう問題です。仏教のない世界で「仏の顔も三度まで」という表現が出てくるのはおかしい。コンピュータも英語も知らない登場人物が「マルチタスクが苦手」とか言い出したら違和感を覚えるでしょう。「社会」「文明」などの熟語も外国から輸入した和製漢語なので避け、やまと言葉のみを使うべきである。いやいやそれを言うなら、そもそも異世界の物語をで日語で記述すること自体がおかしいやんけ、等々。 もちろん、日人向けに作られたフィクションを日語以外の言語で記述するのは現実的ではあり

    「異世界ファンタジーに日本語や外来語が出てくる問題」の7つの解決法(※ステマ注意) - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2014/09/28
    異世界FT、田舎のギルドに主人公がレアモンスターの素材や魔石を持ち込み大金をせしめる描写を見ると、街の流通通貨が減少しデフレにならないか何時も心配してしまう。
  • 神話、引喩、オカルトパンク。一部で妙に評価が高いWeb小説『幻想再帰のアリュージョニスト』とは - 魔王14歳の幸福な電波

    『幻想再帰のアリュージョニスト』 この小説が面白すぎてもう辛抱堪らなくなったので(エア)ステマ*1です。 異世界転生保険とは契約者人を受取人として、保険量である新たな人生を給付する制度である。 身の程を知らない、馬鹿な思いつき――そのような予断に基づいて下された攻撃命令。暗号通貨の交換所に攻撃を仕掛けた十六人の呪文使い達が一人残らず攻性防壁で脳を灼き切られたばかりか、感染呪術によって三親等以内の親族が皆殺しにされるという大惨事に直面して、ようやく【公社】の電脳保安部の責任者は事態が自らの手に負えないレベルにあることを認識した。 事象改竄系過去遡及呪文【叙述悪戯】。 語りの焦点をずらし遠近感を狂わせ、時間を遡って過去の事象を再解釈し、『実はこうだった』という事実の開示(に偽装した過去改変)を行う類推呪術(アナロギア)の一種。 性別誤認、年齢誤認、人物誤認、数量誤認、状況誤認、時間誤認、動機

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    REV 2014/09/15
    (…読み始めた)
  • 成長物語くそくらえ - 石川博品『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』 - 魔王14歳の幸福な電波

    読んでよかったー! 「ライトノベルって何ができるの? 既存のジャンルを縮小再生産して萌えを振りかけた寄せ集めじゃないの?」って聞かれたら、今度からこの小説を突き出してやります! ひと昔も前、他のジャンルも読めるのにあえてライトノベルを読んでいたような時、私はきっとこういう作品を求めていたんだろうなと思います、ほんと。 最近は年に数冊しかライトノベルを読まなくなったので、私が作に出逢えたのは幸運な巡り合わせだったと思います。購入のきっかけになった紹介を書いてくれた人にはお礼を言いたいくらいなのですが、肝心な記事の在処が忘却の彼方なのが残念です。あ、あと物忘れのひどい私が積読状態の作のことを思い出して実際読むまでこぎ着けたのは、だいたいid:srpgloveさんの不定期なネルリ推しのおかげでだと思うので、こちらもお礼を言っておきます。どうもありがとうございました。 内容あらすじ。ソヴィエト

    成長物語くそくらえ - 石川博品『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』 - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2012/05/14
    ナラー!
  • SF小説の視点のレイヤ、あと物語感覚の加速について - うえお久光『紫色のクオリア』 - 魔王14歳の幸福な電波

    背景 発売当初から、『紫色のクオリア』が凄い、という話は繰り返し聞いていました。だから、まず傑作なのだろう、とは思っていはいたのです。ただ、「傑作」程度の作品は年に何十作も生まれてくるし、過去を含めると膨大な数に上ります。その全てを読むのは土台無理なことなので、「傑作」だと聞くだけでは、特に指は動きませんでした。 でも、しばらく様子を見ていると、どうも様子がおかしい。「傑作」は稀少ではありますが、それでも相当の数が世に出回っているのは間違いないです。ある傑作を堪能したら、次は新たな傑作を求めてさまよい歩く。それが、フィクションを悦びとする多くの人の習性です。ただ、そのわりには、『紫色のクオリア』はあまりに長いあいだ話題に上り続けていました。 夏頃に出版されてから、もう半年。それなのに、『紫色のクオリア』の話題は、いまだにちょくちょく見かけます。具体的にはid:kaienさんとこのチャット

    SF小説の視点のレイヤ、あと物語感覚の加速について - うえお久光『紫色のクオリア』 - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2010/01/31
  • 支離滅裂な言動と一貫した思考 - 入江君人『神さまのいない日曜日』 - 魔王14歳の幸福な電波

    富士見ファンタジア新人賞20年の歴史の中で、5回目の大賞に選ばれた作品。小説として"出来がよい"だけでなく、秘められたベクトル*1の在り方が刺激的でした。以下、特徴的に感じたところを二点ほど。 曖昧な世界の境界 死者が起き上がって再び活動をはじめるようになった、『生ける屍の死』を彷彿とさせるような世界設定。ファンタジーのテンプレから逸脱した特殊な環境が背後に控えているはずなのですが、主人公が幼い女の子であるため、読者にもそのへんの詳しい状況がよく分かりません。 そのため、前提条件の分からないもやっと感がずっとついて回ります。曖昧で茫洋とした世界を、おっかなびっくり歩いていく感覚。*2ただし、この感覚は主人公と共有されたものでもあるので、その心許ない浮遊感をこそ描いている作品と見るのが妥当でしょう。 支離滅裂な言動、一貫した思考 キャラクターの思考が一貫している*3というのが、いちばん特筆し

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    REV 2010/01/28
  • 大甲冑というシステム - 『戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕』八薙玉造 - 魔王14歳の幸福な電波

    重量級ライトノベル 「軽い小説ライトノベルと呼ぶ」という認識の当てはまらない作品が、時々あります。シリーズはまさにそれ。「重量級ライトノベル」の名にふさわしい作品です。 今巻の大筋としてのシナリオ展開は、大きな意志決定(による行動選択)が二回、大きな戦闘(の勝敗による展開分岐)が二回あるのみです*1。にも関わらず、作は十分に読み応えのある、ありすぎる作品に仕上がっています。それはつまり、心理描写、戦闘描写が濃密に詰まっているからということになるのでしょう。 大甲冑というシステム 作の戦闘は、「大甲冑」なるパワードスーツ的なアイテムを中心に展開します。「大甲冑」は軽装兵が束になってかかっても敵わない代わりにコストも馬鹿高いという代物で、この手のアイテムは作品の重点を「少数精鋭同士の局所戦闘」に傾けます。*2 こういう作風には、長所と短所があります。長所は、少数精鋭である個人に焦点を当

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    REV 2009/11/02
  • 「物語感覚」は普遍的ではないのかもしれない - 魔王14歳の幸福な電波

    5分で物語を作れるにようになるコツ リンク先の話題は非常に初歩的な話ですが、物語を実作するにあたってこういうところから入っていく姿勢は、大塚英志さんの物語論っぽいなと思いました。 大塚英志さんのやってる「物語論」のことは、ずっと不思議に思っていました。ああいうのは物語の批評的な意味での高度な分類やそれを肴にした与太話、または実利を度外視して分析のための分析に特化した高級学問としてけっこう面白いんですけど、それを実作に役立つものとし、「実用書」と銘打って『ストーリーメーカー』みたいなを出すのはどうなんだろう……と、ちょっと理解に苦しんでたんですね。これは大塚さんが単に変な人なだけなのか、それとも当に(需要だけでなく)効果のあるものなんだろうかと。 たしかに、物語を成立させるためには最低限の物語構造は必要*1なのですが、それは「車はタイヤが4つないと走れない」というようなものだと思うんです

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    REV 2009/10/05
  • はてなダイアリー開設初日で内容相応のブックマークを獲得する方法、および最初の3ブクマの重要性 - 魔王14歳の幸福な電波

    必要なもの ブックマークされたい記事 はてなアカウントを持ってる協力者2人(無名でよし) 記事の内容は、全然つまんないと困りますが、そこそこの内容でも十分です。あくまで「記事相応」のブックマーク獲得が目的なので。内容がホットエントリ級なら、実際にホットエントリ入りを狙いたいという話でもあります。 やり方 ブックマークされたい記事をアップする 自分自身と協力者、3人同時にその記事をブックマークする これだけ。 効果 はてなダイアリー内の記事に、短期間*1で3つ以上のブックマークが集まれば、その記事は「新着エントリー」としてはてなブックマークのトップに掲載されます。時間帯や記事タイトルの牽引力にもよりますが、数時間の間に百人〜数百人といった人数が記事を読みにやって来ます。これは中堅クラスのブログの日毎アクセス数に匹敵します。彼らはほとんどがはてなアカウント持ちでしょうから、ブックマーカー率も高

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    REV 2009/05/02
  • 「勇気があればなんでもできる」という絶望 - 魔王14歳の幸福な電波

    「要は勇気がないんでしょ?」は、「勇気さえあれば行動できる」という主張の裏返しでしょう。似たようなので、「人生は気持ち次第」という話もあります。これらの主張は、圧倒的に正しいと思っています。 仕事を探す、女の子に話しかける、絵の練習を始める、明日から気出す。ある分野でトップを目指す等の高度な目標を設定するならともかく、「最初の一歩」*1を踏み出すのにノウハウや資は必要ありません。やるか、やらないか。勇気を出すか、出さないか。そうでしょう。全てはそれだけの問題であり、人生は気持ち次第でどうとでもなるのです。 こういった主張を、福音に感じる人がいます。そういう人は幸せです。彼らは、人生をより良くするための切符を手にしています。後は、それを改札口に差し出すだけ。「勇気さえあれば行動できる」「人生は気持ち次第」という原則を胸に秘めて、どうぞ充実した人生を歩んでください。 でも私は、「勇気さえあ

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  • ブームが廃れてからが作品/ジャンルの成熟期 - 魔王14歳の幸福な電波

    「何々のブームはもう下火だ」→「何々は終わった」みたいな言葉を見るたびに思うこと。 まあブームなんですからそりゃそのうち廃れましょう。が、それが作品にとって無条件によくないことである、とはあんまり思わないのです。 ブームになってるということは、方々から注目されているということです。それは人が集まってるということですし、企業的にはお金になるということでもあります。関連グッズやら、アニメ化やら、二次創作やらなんやかや。 そういう状況は、いろんな過剰を生み出します。賑やかなのはよいことですが、それは同時に善し悪し区別のない混沌を呼び込みます。常に何か余計なものがくっついてくるので、大元である「作品そのもの」に視線を落ち着けることがなかなかできない、ということにもなると思うのです。 ブームが去ると共に、そういった過剰な要素は減っていくでしょう。移り気な人たちは波にさらわれてどっかいっちゃうでしょう

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    REV 2009/03/23
    ハイプ曲線とか。
  • それをマリー・アントワネット的暴力と呼ぶ - 魔王14歳の幸福な電波

    「パンがなければお菓子をべればいいじゃない」 とか 「要は、勇気がないんでしょ?」 とか 「生活が辛いなら必死で働けばいいじゃない」 とか 「人生は気の持ち方次第でどうにでもなる」 とか。 自分自身はそういった問題を抱えておらず、どういう文脈の上でそういう問題が生じているのかも理解していないような人が、まったくトンチンカンで実行力*1のない「解決法」(のつもり)をずけずけと突きつけて何か言った気になって悦に浸ってるような図。 こういうのを「マリー・アントワネット的暴力」と呼んでみてはどうか。って山奥で会った紀仙が言ってた。 *1:腹が減ればものをべればいい、という理屈は圧倒的に正しいけれど、正しいだけで意味はない。問題に対しては何も言ってないのと同じ。

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    REV 2009/03/04
    「マジコンが嫌ならSteamにすればいいじゃない」 ←これは入りますか?
  • 個性は昔からファンタジーだったし、誰も本気で信じてはいなかった - 魔王14歳の幸福な電波

    『使えない個性は、要らない個性。』 - シロクマの屑籠 シロクマ先生。記事タイトルに表されている主張自体に関しては、特に有意な意見はありません。ただし、論の運び方にややシャドーボクシングっぽさを感じました。 この記事では「個性を礼賛する人」という仮想の人格が想定されていて、その人に対する説教が書かれている。そしてこの「個性さん」は世の人々の平均的な姿であり、「個性さん」批判を通じて人々の認識の誤りをも指摘するという構図になっている、と読み取りました。 でも、この「個性さん」みたいな人って当に実在するのか、その人は当に「私たち」を象徴する人格なのか、というところに疑問を感じます。たしかに、私たちは昔から「個性は大事」って言われて育ってきましたし、数年前は多くの人が『世界に一つだけの花』を歌ってました。でも、そのブームの渦中にあってさえ、「個性は無制限に素晴らしく、世の中は僕らの個性を受け

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    REV 2009/02/28
  • 宗教結社【客観教】 - 魔王14歳の幸福な電波

    教義 「絶対的に客観的な事実」としての【絶対客観】は存在する 【主観】的存在である人間が【絶対客観】に到達することは決してできない しかし【理性】によって【絶対客観】に"近づく"ことはできる 【絶対客観】の所在は【理性】的手法によって"推測"することが可能である われわれが【絶対客観】に到達することは不可能だが、われわれ客観教徒は【理性】の力によってなおそれに漸近し続けることを望む 【主観】は【絶対客観】と相反しない 【主観】はわれわれが【絶対客観】を観察するための唯一の窓口であり、尊重せねばならない 【主観】が【主観】であることを否定することこそ、われわれ客観教徒が最も恥ずべき行いである 「馬鹿な……あの技は『純粋理性批判』! 滅びたはずでは!」 みたいな会話が繰り広げられる愉快な宗教結社。 客観教 - フリーシェアワールド - はてなハイク

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    REV 2009/02/25
    スウィーティーもどうぞ。
  • 私の知らないはてな村はとても殺伐としているらしい - 魔王14歳の幸福な電波

    http://d.hatena.ne.jp/POGE/20090120/p14 なまえはぽやぽやしてて平和な感じなのに、星ひとつで戦争おきるってなんだよこれ。 外野からじゃわからんと思うが、使っている人間の実感からすると、まさしく毎日が精神戦争。 正直なところ、「殺伐としたはてな」というイメージにまったく実感が持てない……というのは、別にこのひとの感覚に異論があるわけではなく。つまりはてなという世界は思いのほか広くって、のどかなところはどこぞの大国のど田舎みたいにとことんのどかなんじゃないかな、という感覚を私が持っているからだと思います。 私はかれこれ4年以上も*1はてなで日記を書き続けています。さすがに4年も続ければそれなりに読まれるようになってくるので、めちゃくちゃ場末という感じでもなくなります*2。気がつけば知人もはてな関係の人ばっかりやたら増えてきて、多分自分ははてなダイアラーなん

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    REV 2009/01/22
  • タケルンバ卿は「おじいさん」になってほしくない - 魔王14歳の幸福な電波

    悪いのは誰? - ある無人島漂流の物語 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所 この件。 議論の内容に関して声を上がられるほど有意な意見は持ちませんが、議論のやり方にスルーちからの限界を感じ。 なんかあちこちでえらい勘違いが加速しとるなー。おもしろいから、もうちっと放置するかー。 http://twitter.com/takerunba/status/1129865648 「勘違い」「おもしろい」「放置」 主張の妥当性や周囲の納得とは関係なしに、自分の中で完結して一方的に議論を打ちきることのできる、マジックワードです。あらゆる批判を封殺できる、コピペ的に便利な言葉です。 記事中で問題とされている「おじいさん」は、別に「」に対して何か義務を負ってるわけではないです。義務があるわけではないけど、それでも役目を果たすべきだったというのが彼の主張。 何のリスクも負わず、知らん顔。そういう状態だと思う

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    REV 2009/01/19
  • 2008年のまとめに代えて、『ハローサマー、グッドバイ』感想 - 魔王14歳の幸福な電波

    今年は時間的な問題で例年ほどたくさんの小説を読めませんでしたけど、それでもいくつかの"凄い"小説に触れることができました。それは『北方水滸伝』であり、『笑傲江湖』であり、『闇の公子』であったと思います。いずれの作品も、私の頭の中にある「読書」という概念のありかたを、また少し変質させてくれました。 ただ、今年読んだこれらの作品の中でベストとなるものをあえて一冊を選ぶなら、およそ30年も前にマイクル・コーニイによって著され今年日で復刊された『ハローサマー、グッドバイ 』を私は挙げます。 ある意味では不幸なことに、作はそのすばらしさを具体的に説明できる種の作品ではありません。なぜなら作は描写力や表現力といったものを何よりの武器としていて、何かぱっと聞いて分かりやすい掴みや売りを持っているわけではないからです。たとえば作を青春小説SF小説と呼ぶことは可能でしょう。でも、そういった言葉は結

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    REV 2008/12/28
  • コストとペナルティの境界は曖昧である話 - 魔王14歳の幸福な電波

    コスト 必要に応じて払われる費用であり、払うかどうか選択することを期待されているもの ペナルティ 不当な行為に対して課される罰則であり、そもそも払わなければならない状況に陥るべきでないもの とするならば。「逮捕されてもどうせ数年で出てこられる」みたいに法令上の罰則を単なる「コスト」として認識している人もいるし、逆に合法でも「卑怯だ」と批判される場合もあるし、認識によって両者の境界は実は曖昧になる、という話。 ゲームのルールでも微妙なところがあります。たとえばサッカーだと、ファウルによる罰則はもちろん「ペナルティ」なんですが、テクニカルな場面では「ここはファウルを取られてでもボールを止めるべき……」みたいに「コスト」として選択されてしまう場合もあります。いくら罰則と言っても、ルールの中でその代償が"定量化"されてしまっているので、そこに選択の余地が生まれてしまうわけです。揉めるわけです。人間

    コストとペナルティの境界は曖昧である話 - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2008/12/21
    ♪わたしには リスクだったの あなたには コストでも ~   「ペナルティーが払えなくて…夏」
  • 差別的でもなお面白い作品があるという当たり前のことを、私たちは認めなければならない - 荒山徹『十兵衛両断』 - 魔王14歳の幸福な電波

    頭おかしいと噂の荒山徹さんを読みました! 朝鮮妖術! 朝鮮柳生! とまああんまりにあんまりな前評判だったので身構えてしまいました。ところが実際に読んでみると剣豪小説としての素の面白さを備えていて、まずはそちらに圧倒されました。史実の曲解捏造も読みごたえ十分なんですけれど、既に高橋克彦さんの伝奇小説で耐性ができていてショック少なかったのは惜しむべきところです。荒山徹さんでびっくりしてる人は高橋克彦さんも併せてどうぞ! (宣伝) 面白いなあ酷いなあと言いながら読み進めましたけど、最終話の『剣法正宗遡源』はひときわ衝撃的でした。ここにきて一層磨きのかかったパワフルな史実捏造も凄かったです。でも何より、第一話『十兵衛両断』で一度円満に完結した「物語」が今一度ぶり返され、あの感慨も何もかもがめっためたに台無しにされ凌辱されていく様には感動すら覚えました。気分はもう少佐。こればかりは、当に頭おかしい

    差別的でもなお面白い作品があるという当たり前のことを、私たちは認めなければならない - 荒山徹『十兵衛両断』 - 魔王14歳の幸福な電波
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    REV 2008/08/17
    「(表現の内容が)差別的でも面白い」≠「面白ければ(現実世界での)差別も許容すべき」