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差別的でもなお面白い作品があるという当たり前のことを、私たちは認めなければならない - 荒山徹『十兵衛両断』 - 魔王14歳の幸福な電波
頭おかしいと噂の荒山徹さんを読みました! 朝鮮妖術! 朝鮮柳生! とまああんまりにあんまりな前評判... 頭おかしいと噂の荒山徹さんを読みました! 朝鮮妖術! 朝鮮柳生! とまああんまりにあんまりな前評判だったので身構えてしまいました。ところが実際に読んでみると剣豪小説としての素の面白さを備えていて、まずはそちらに圧倒されました。史実の曲解捏造も読みごたえ十分なんですけれど、既に高橋克彦さんの伝奇小説で耐性ができていてショック少なかったのは惜しむべきところです。荒山徹さんでびっくりしてる人は高橋克彦さんも併せてどうぞ! (宣伝) 面白いなあ酷いなあと言いながら読み進めましたけど、最終話の『剣法正宗遡源』はひときわ衝撃的でした。ここにきて一層磨きのかかったパワフルな史実捏造も凄かったです。でも何より、第一話『十兵衛両断』で一度円満に完結した「物語」が今一度ぶり返され、あの感慨も何もかもがめっためたに台無しにされ凌辱されていく様には感動すら覚えました。気分はもう少佐。こればかりは、本当に頭おかしい
2008/08/17 リンク