漫画の絵の上手い下手って、昔からネットで散々語られてきたものの、いまだ統一見解みたいなものってないように思います。 特に漫画家の言う上手い下手って、世間の人が言う上手い下手とは基準が異なるようで、世間で下手扱いされている漫画家の絵を見て、多くの漫画家が「いや、この人はすごく上手いよ」と行ったりすることがよくあります。 それは、どちらかが間違っているかではなく、そもそも何をもって上手い下手としているかの観点の違いだと思います。そこで、この文章では、そもそも漫画における絵が上手いとはどういうことなのか?という観点について書こうと思います。 さて、漫画における絵は、象形文字に近いものだと考えています。つまり、「象」という文字を見て、その文字が意味するのが象という動物のことだと分かって欲しいように、漫画では、その絵を見て何を思って欲しいかが明確に設定されていることが多いです。作者が意図したものを、

