横浜市のマンションで傾きが見つかり、建物を支えるくいのデータが改ざんされていた問題で、くいの工事の元請けの「三井住友建設」の永本芳生副社長は11日の中間決算の会見で「元請けとして、くいの工事の不具合について見抜けなかったことは最大の責任だ」と述べ、謝罪しました。 「三井住友建設」の永本芳生副社長は11日の中間決算の会見で、「住民の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げます」と謝罪しました。そのうえで、永本副社長は「元請けの責任にはくいの工事をきちんと行うことも入っている。不具合を見抜けなかったことは最大の責任だ」と述べ、管理責任があったことを認めました。また、マンションの安全性については、「構造解析した結果として大地震でも倒壊しない強度を有している。必要な補強工事を行うことで住民の不安の解消、安心安全な生活の回復に努めたい」と述べました。 このほか、来年3月期決算の業