フランスのパリで日本人が塩酸をかけられ、手にやけどを負う被害に遭ったと、在仏日本大使館が注意を呼びかけている。 海外では、アシッドアタック(酸攻撃)と呼ばれているようだ。しかし、パリの地元区長は、「アシッドアタックともアジア人狙いとも確認していない」と慎重な姿勢を見せている。 外務省の海外安全情報サイト上で注意喚起 「強酸性の液体を用いた傷害事件の発生」とのタイトルで、在仏日本大使館は2021年2月13日、外務省の海外安全情報サイト上で注意喚起を行った。 それによると、パリ17区の公共の場所で10日夕、日本人被害者が友人と3人で歩いていたところ、フードを被って下を向きながら加害者の3人組が歩いてきた。不審な感じもしていたので注意していると、うち1人が液体の入ったボトルを取り出したため、とっさに手で顔を覆ったが、いきなり顔に向けて液体をかけられた。すぐに逃げて、医者にかかると、液体は塩酸だと
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