日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は3日、東京都内で記者会見し、東京オリンピックの日本代表選手や候補選手の約95%が新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける見通しを明らかにした。 JOCは1日に米製薬大手ファイザー社から日本選手団に無償で提供されたワクチンの接種を開始し、対象は選手約600人を含む計1600人。接種は個人の意思を尊重しており、山下氏は「さまざまな考えで辞退する人や(体質で)受けられない人もいる。国民の優先接種に迷惑をかけるものではなく、みんなに迷惑をかけないことを伝えて接種は思ったよりも増えてきている」と話した。山下氏…