「山手線最後の踏切」は向こう10年以内にもなくなることが決まっていますが、山手線内にはまだ、踏切が残っています。しかも、かなり深刻な「開かずの踏切」と化しているものの、打つ手なしという状態です。 「山手線」に踏切はまだ残っている! 「山手線最後の踏切」といわれる東京都北区の第二中里踏切(駒込~田端)。ここは、すでに廃止されることが決まっています。都市計画道路建設の一環で、2020年に地元とJR東日本が合意しており、線路をまたぐ橋が2029年に完成すると、それに伴い踏切も廃止される予定です。なお、これにより山手線の自動運転化も前進するといわれています。 ただ、厳密にいうと「山手線」の踏切は、ここ以外にもあります。そして、その一部は深刻な「開かずの踏切」と化しているのです。 拡大画像 代々木駅付近の青山街道踏切。埼京線の列車が通過する。線路の戸籍としては山手線に属す(乗りものニュース編集部撮影