ブックマーク / sivad.hatenablog.com (8)

  • 子宮頸がんワクチン副反応と、アジュバントによるマクロファージ性筋膜炎について - 赤の女王とお茶を

    さて、先日の1月20日、子宮頸がんワクチンの副作用に関して以下のような厚労省の見解が発表されました。 接種後に長引く痛みやしびれなどが報告されている子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省の専門部会は20日、副作用の原因や治療法を論議、接種時の痛みをきっかけに、緊張や不安などの心理的要因や生活環境などの社会的要因が、身体の症状として現れたとの見解で一致した。 【共同通信】 これに対して全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会は 「多様な症状に苦しむ被害者の病態と被害実態を正しく把握し検討したものとは到底受け止められません」http://shikyuukeigan.fem.jp/2014/01/120.html のように抗議声明を出しており、また日消費者連盟も 「そもそもワクチンの副作用ではないかとの疑念を意図的に排除し、副作用かどうか真摯に検討しようとする姿勢が全く感じられない」http://v

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    ROYGB
    ROYGB 2014/05/18
  • NATROM氏はどこで道をあやまったのか〜AMA1994をちゃんと読もう〜 - 赤の女王とお茶を

    承前。 http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130718/p1 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130907#p1 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130829#p1 まずひとついえることは、NATROM氏はAMAに準拠したいならばまずは文章を文章としてちゃんと読むことですね。 部分的に切り取って勝手に解釈を広げていくから誤解に誤解を重ねてしまうのです。 前回も書いたように、1994年時点でのAMA報告書も、きちんと読めば化学物質過敏症を否定などしていません。部分的な見解を拡大解釈していけば、氏のようにどんどんおかしな方向に走ってしまいます。 というわけで、再度、AMA1994年報告書の該当部分を訳しておきました。まちがい等ございましたら、コメントにてご指摘くださいませ。 まずは、以下の文章をお読みください

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    ROYGB
    ROYGB 2013/09/12
  • 続・NATROM氏はどこで道をあやまったのか〜”allergists and other specialists”とはだれか〜 - 赤の女王とお茶を

    承前。http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130809/p1 さて、先日のエントリにNATROM氏から、興味深いコメントをいただきました。 NATROM "thorough workup"の訳は確かにまずかったけど、これが意味するのはアレルギー等の既知の疾患の検査のことです。だから臨床環境医ではな く"allergists and other specialists"にコンサルトしろとあるのです。 (http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/sivad/20130809/p1) おや、claimやsuspectやゴールドスタンダードの件はどうなりました? ともかく、これは先日の http://www.epa.gov/iaq/pubs/hpguide.html#faq1 The current consensus is th

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    ROYGB 2013/08/11
  • NATROM氏『化学物質過敏症は臨床環境医のつくった「医原病」だと思う』等について - 赤の女王とお茶を

    NATROM氏の主張『化学物質過敏症は臨床環境医によってつくられた「医原病」だと思う』への批判 http://togetter.com/li/517251 筆が滑るということは誰でもあるし、そういう時は基的には訂正すればいいことだと思いますが、その後の展開をみるつけ、これは単なる「ひとこと」の問題ではなく、難病や公害に対する基的な姿勢の問題であるとみることができます。それらに向き合う患者や医師、研究者に対する誤解と軽侮に満ちたこれらの発言を放置すると、根的にあやまった情報を広めることにもなりかねないので、ここで指摘しておきます。 まず勘違いがあるかもしれませんが、疾患概念や病名というものは、研究室で詳細な機序がわかってから初めてつけられる、という類のものではありません。 当たり前ですが、疾患概念に先立って、まず症状や病気や患者があります。多様な症状や病気や患者に対してなんとか対処しよ

    NATROM氏『化学物質過敏症は臨床環境医のつくった「医原病」だと思う』等について - 赤の女王とお茶を
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    ROYGB 2013/07/05
    食物アレルギーなどを考えれば、通常では問題ないものに反応する人がいても不思議ではない。アトピーのように客観的症状はあるが原因がよくわからないものもあるし。
  • たぶん科学リテラシー以前に生活リテラシーが必要なんだと思う - 赤の女王とお茶を

    当に一般人に科学常識は必要なのか。 科学知識や科学リテラシーがあったほうがいいか、というと、もちろんあったほうがいいですよ。 政治や経済や歴史や心理や法律やITや語学や芸術なんかの知識やリテラシーがあったほうがいいのと同じく。 ただし、現代は複雑で巨大で、すべての分野で専門知識をマスターするのは不可能。 当の科学者であってすら、自分の専門以外で十分なリテラシーがあるとは限りません。 だから教育において「まず」教えるべきは、もっとヒューリスティックな「生活リテラシー」とも言うべきものではないでしょうか。 たとえば正確な科学知識がなくとも、また多少は怪しいものを買ってしまったとしても、当に危ないところまではいかないようなセンス。 世の中見わたしてみると、正確で厳密な知識がなくても、危ないものはうまく察知してするりと回避してしまう人がいますよね。 世間知とか呼ばれることもあるのかもしれません

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    ROYGB
    ROYGB 2009/09/28
  • 「脳死は人の死か」という以前に「脳死判定が本当に脳の死を意味しているのか」が問題 - 赤の女王とお茶を

    臓器移植法案に関して、「脳死は人の死か」、ということに関する意見表明がちらほら見られて、それはそれでいいことだと思うのですが、脳死についてはそれ以前に考えるべきことがあります。 脳死に関する問題は大きく三つに分類されて、 1.どのように『脳の死』を判定し定義するか 2.脳の死が個人の死であるのか 3.個人の臓器をどう扱うべきか と考えることができるわけですが、臓器移植法関連では2以降がよく議論されて1がスルーされがちです。 しかしまず考えるべき、重大なことは1の問題です。 皆さんは脳の死、と言ったとき脳のどのような状態をイメージするでしょうか。 脳波がピーーー、とフラットになった時? それとも脳組織そのものが豆腐のように崩壊してしまった状態? 二つはイコールではありません。 前者のイメージ、脳の機能が外部から測定不能になったときを脳の「機能死」といいます。 後者の状態、脳組織自体が修復不能

    ROYGB
    ROYGB 2009/06/24
    脳死という判定方法は臓器移植の為に存在する。確実な死の判定だけなら心臓死で問題ないので。
  • 衝心性脚気とやらについて少し調べてみた - 赤の女王とお茶を

    偽科学発見テスト やる夫で学ぶ脚気論争 この辺の話からの流れではあるけれど、偽ニセ科学論争自体には興味ありません。最初からまるで定義の違う言葉同士*1をぶつけ合っていて、それが判明し、かつ統一定義を使わない時点で議論としては終了していると思われますので。 いわゆる「脚気」に関しては、NATROMさん始め、いろんなところに一般的な解説があるかと思います。気になるのは議論に出てきた「衝心性脚気」という聞きなれないコトバ。 finalventさんによると、 脚気原因については、中毒説を発展させたカビ毒説が存在します。 心臓障害による致死性の高い衝心性脚気がカビ毒によって発生することは証明され、国際機関で認知されています(例えば、FAO文書、"Mycotoxin prevention and control in foodgrains")。また、その仕組みは毒性によるものです。 とのこと。 リンク

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    ROYGB
    ROYGB 2008/12/17
    衝心性脚気の原因がカビ毒だとすると、食生活のバランスとは関係なく発生したはずだけどその辺はどうなんだろう。黄変米の有害性は調べると出てくるけど脚気の文字は無い。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E5%A4%89%E7%B1%B3
  • 科学とパラダイムのジグソーパズル - 赤の女王とお茶を

    どうもはてなでは定期的に科学論が勃興するみたいで、らしいなあと思いつつ、せっかくなんだからぐるぐる回るのではなく、らせん状でもいいので前進できればな、と希望的観測を掲げてみます。 ところで科学論の中で進化論と双璧をなす誤解の二大巨頭といえば、トマス・クーンに端をなす「パラダイム論」でしょう。 たとえば日の某批評家EAST氏は自称科学哲学出身らしいですが、このパラダイム論の典型的誤用である「何でも都合よく相対化ポストモダ〜ン」で突っ走っているようで、最近は見ていて痛々しいですね。 またEAST氏に限らず、科学批判や相対化の際にもっともよく使われる(そして間違えられる)議論だといってよいでしょう。 では来的なパラダイム論はどのようなものであるか? 科学をパラダイムで捉えるとはどういうことか。 簡単にですが解説してみましょう。 まず、こちらによると クーンによれば、パラダイムとは次の2つの特

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    ROYGB 2008/11/17
    ティコ・ブラーエが地球が動いていないとしたのは、恒星の視差が観察されないからという根拠があった。観測結果によって検証されるまでは、数学的に美しく有用な仮説。最近のものだと超ひも理論が似てるかな。
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