6月27日、ギリシャの首都アテネで、米マイクロソフトの社屋に武装集団が乗り込んだ車が突っ込み炎上した(2012年 ロイター/John Kolesidis) [アテネ 27日 ロイター] ギリシャの首都アテネで27日、米マイクロソフト<MSFT.O>の社屋に武装集団が乗り込んだ車が突っ込み炎上した。警察によると、けが人の報告はないという。 少なくとも2人の容疑者が確認されており、拳銃やマシンガンを所持していた。武装集団は車で建物に突っ込んだ後、車両に火を放ったという。警察はまだ犯行グループを特定できていない。 車にはガスボンベ3本とガソリン入りの缶5つが積まれていた。 マイクロソフトは被害状況の調査が終わるまで、アテネ市内のオフィスを閉鎖する方針。 近年ギリシャでは、高まる失業率などを背景に、銀行や外資系企業が放火される事件が頻繁に発生している。 【関連ニュース】 米マイクロソフト、企業向け