リオデジャネイロオリンピックで、金メダルを獲得したアメリカの競泳選手4人が強盗の被害に遭ったと訴えたのに対し、捜査を行った現地の警察は「事実は違う」と発表しました。双方の主張が食い違うなか、アメリカのオリンピック委員会は警察の捜査結果を認めて謝罪し、選手4人に説明を求める声が強まりそうです。 これに対し警察は18日、捜査の結果、事実は違うと発表しました。それによりますと、ロクテ選手ら4人は、選手村に向かう途中でガソリンスタンドに立ち寄り、その際にトイレの備品を壊したまま立ち去ろうとして、警備員とトラブルになったということです。 そして警備員が拳銃を向ける場面もあったものの、4人は最終的に日本円にしておよそ5000円の現金を弁償として渡したと警察は説明し、強盗の被害に遭ったとする4人の主張と食い違っています。 こうしたなか、アメリカのオリンピック委員会は声明を発表し「選手の1人が暴力的行為を