日本国際映画著作権協会によると、京都府警は7月5日、映画の日本語字幕を違法に作成し、アップロードした著作権法違反の疑いで、東京都文京区の男(54)を逮捕した。映画の字幕を違法に作成・公開した容疑での逮捕は国内初という。 調べによると男は、米国映画協会に加盟する大手映画会社の映画の音声を日本語に翻訳し、著作権者である映画会社に許諾を得ることなく字幕を作成・ネットに公開した疑い。容疑を認めているという。 また同日、違法に作成・公開された映画字幕を悪用して映画ファイルを作成し、著作権者に無断でファイル共有ソフト「Perfect Dark」上にアップロードした東京・大田区の男(58)も逮捕されたという。 同協会が、著作権者に無断で字幕ファイルを公開しているサイトを発見し、京都府警に取り締まりを要請、今回の逮捕に至ったという。 関連記事 「電子出版権」侵害で初の逮捕 「ONE PIECE」発売前に無