自民党の二階俊博幹事長は27日のBSテレ東番組収録で、安倍晋三首相の党総裁連続4選が有力だとの見方を重ねて示した。「おのずとそういう声が出てくる。今の展望は『安倍さんの後は安倍さん』という状況だ」と述べた。4選には党則改正が必要。二階氏は3選を可能にする党則改正を主導した経緯がある。 総裁選に向けた党内の動きは、来年の東京五輪・パラリンピック後に本格化するとも指摘した。 首相が意欲を示す憲法改正を巡っては「いつ改正するんだと大上段から力説するのでなく、謙虚に意見を聞く姿勢が大事だ」と述べ、丁寧に進めていく考えを示した。