リオデジャネイロ五輪、競泳男子4×200メートルリレー決勝で勝利し、表彰台に上るライアン・ロクテ(2016年8月9日撮影)。(c)AFP/Odd ANDERSEN 【8月18日 AFP】五輪に出場するため訪れていたブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で強盗被害に遭ったことを明らかにしていた米競泳代表のライアン・ロクテ(Ryan Lochte)とジミー・ファーゲン(James Feigen)について、ブラジルの裁判所は17日、証言内容に疑念が生じたとして、出国を禁止する命令を出した。 裁判所は声明で、「米競泳選手らに対する捜査令状とパスポート(旅券)押収命令を出した。これにより、彼らは出国を禁じられる」と述べている。 ブラジルメディアは、ロクテがすでにブラジルを出国したと報じているが、この情報の真偽は確認されておらず、リオ警察からのコメントは今のところ得られていない。