(解説)アジアのエイズの流行について、経済学者や医学者、市民社会代表、政治家ら9人の委員で構成する「アジアのエイズ独立委員会」がまとめた報告書『アジアのエイズ再定義~効果のある対策を作る』は2008年3月26日、ニューヨークの国連本部で委員会のメンバーが記者会見を行い、発表しました。委員会は2006年6月に発足、ほぼ1年半かけて5000点以上の関係文献を読み直し、各国政府やHIV陽性者グループ、エイズ対策のNPO関係者など600人以上からヒアリングを行ったうえで、報告書をまとめたそうです。その「エグゼクティブサマリー」の日本語仮訳です。サマリーだけでも英文で19ページもあるので、何回かに分けて掲載します。 報告書の英文は http://data.unaids.org/pub/Report/2008/20080326_report_commission_aids_en.pdf 『アジアのエイ