埼玉県入間市の市立小学校の男性教諭(59)が、6年生の担任クラスで忘れ物をしたり、教室で騒いだりした児童に、「セクハラサイコロ」と称した罰ゲームをしていたことが26日、明らかになった。 サイコロは、各面に「キス」「ハグ」「恋人指切り」「ツバホッペ」などと書き込んだ教諭の手作り。児童に振らせ、出た目の行為をしていたという。市教委の調査に対し、教諭は「実際にキスなどはしておらず、そぶりだけだった」と釈明しているという。市教委は口頭で厳重注意し、県教委も「調査した上で厳正に対処する」としている。 市教委によると、サイコロは1辺2〜3センチの木製で、面に油性ペンで「キス」などと書かれていた。教諭は5、6年前から使い始め、赴任2年目の現小学校でも今年度は20回ほど使ったという。別クラスの保護者が10月、同校に苦情を寄せ、市教委が調査した。