石原慎太郎が同性愛者に対する差別発言をしたことで、問題になっている。それで思ったのは、石原慎太郎のその発言の根底にあるのは、自らに眠っている男性同性愛の心理を呼び起こしたくないために、反発した感情で言ったのではないのかということだ。石原慎太郎は、自らにある男性同性愛の心理に怯えているのではないだろうか。 『週刊女性』(主婦と生活社)の2001年11月6日号で、石原慎太郎は以下のことを言っている。 僕の一番下の子供で画家なんで、ニューヨークに行ったり来たりして、結婚してないのがいるんだ。そいつが”ニューヨークにいると、ニューヨークの男が結婚しないわけがわかるなぁ。みんなホモになるの、よくわかるよ”っていう。それで、わけを聞いたら、ニューヨークの女でちょっとできるやつは、気のきいた男に会うと、名刺を交換するようにすぐ寝るっていうんだよね。そして、相手を試してダメなら、別れて次を探す。 また、変