自民党が現憲法を改変し、特に現在の12条、13条の基本的人権を公共の福祉に従属させるという規定を極度に強調している件について、左派が強いはてなでは批判が強まっているが、はてなサヨク界隈にそれを批判する資格があるのかどうか非常に疑問に思う。 自民党の立場は法学的に言うならば、一元的外在制約説を強調しているに過ぎないのであって、それを批判するならば、一元的外在制約説自体を批判しなければならない。 私は明確に、一元的外在制約説に批判的立場に立っていて、一元的内在制約説(通説)に立つか、更に突き進めて、実際には経済的自由権と社会権のみに公共の福祉の制約は限られるという二元的内在外在制約説に立っている。 このことがかつて争点になったのは、 http://d.hatena.ne.jp/iteau/20091205/p1 http://d.hatena.ne.jp/iteau/20091205/p2 h