血の滴る生きた岩?しかも食用でうまいだと?チリのグロテスクな海洋生物「Pyura chilensis」 記事の本文にスキップ まるで岩のような鉱物のような、外側がザラザラした灰色の塊。それをパクっと割ると中にはまるで血液のような真っ赤な液体が・・・。 不気味と奇妙に溢れているこの物体は岩でもないし、岩の中に埋め込まれたトマトでもない。ではこの物体はいったい? ホヤの一種「Pyura chilensis」 この物体の正体は「Pyura chilensis」と呼ばれるホヤ綱に属する被嚢(ひのう)類で、チリおよびペルーの岩だらけの海岸に生息している。その外見から「鋼鉄のホヤ」とも呼ばれている。 中身を保護するため、固く分厚い動物繊維素(被嚢)が体外を覆っている。その固い被嚢をパカっと割ると、中には、真っ赤な体液と筋肉、内臓組織が入っている。 まるで生きている岩のよう。中は真っ赤! この画像を大き