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  • 『月をマーケティングする』PDCAを回し続ければ、人類は火星に行けるのか。 - HONZ

    人類がまだ火星に行っていないのは、 科学の敗北ではなくマーケティングの失敗なのだ。 ここ数週間、書のオビに書かれていた言葉が頭から離れない。だが、こう言われて気を悪くするマーケティング関係者などいないだろう。叱咤されているようでもあり、持ち上げられているようでもあり… 1969年7月20日午後10時56分20秒。その時代に生きていた人なら誰もが、その時どこで映像を見ていたのか、克明に憶えているとも言われるアポロ計画。イーグル号が月面着陸して人類の足跡が月面に刻まれる様子は、世界中の人によってテレビやラジオで見守られた。 書はこの科学的偉業を、史上最大にして最も重要なマーケティング・PR活動として紹介した一冊である。科学や技術が事足りていたとしても、世の中にそれが受容され、自分事化されなければ、後世に語り継がれるどころか、事を成し遂げることすら難しい。科学の裏側で見落とされがちな社会史的

    『月をマーケティングする』PDCAを回し続ければ、人類は火星に行けるのか。 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/11/06
    人類がまだ火星に行っていないのは、科学の敗北ではなくマーケティングの失敗なのだ。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    シリアスとギャグのバランスが絶妙な『銀魂』面白さと入りやすさはど... 2018年09月27日 ギャグが好きな人、思いっきり笑いたい人は、シリアス長編エピソードの間に挟まれるギャグ編がオススメ。私は読者投票によるキャラクターランキングの結果発表後、ランキング結果を変えようとするキャラクター...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/10/20
    ステージに立つことを選ばれ夢を叶えた側の女の子のお話。
  • 部活は毎年『Zero to One』。スタートアップ経営者はビジネス本を捨てて、『キャプテン』からリーダーシップを学べ!! - マンガHONZ

    ※この記事は2014年10月04日にマンガHONZ(運営:株式会社マンガ新聞)にて掲載した記事の転載になります。 レビュアー:佐渡島 庸平 は、鏡だ。 読みながら自然と浮かび上がってくる感想は、自分の心の状況を教えてくれる。 『キャプテン』という作品に没頭しながら、僕は、僕自身について学んでいた。 ちばあきおの『キャプテン』は、スポーツマンガの名作中の名作だ。 最近のマンガと比べると、絵があっさりしているかもしれない。しかし、水墨画のように洗練されて極限までシンプルにした絵で、誰にでも描けるものではない。一コマを選び取ってみて見ると、シンプルな線ながら、その選手の骨格、動きの俊敏さ、力強さが、全部、絵から伝わってくる。そして、一人、一人の選手がしっかり描き分けられている。時代の流行を追いかけた絵ではなく、当にうまい絵だから、このマンガは、さらに100年後に人が読んでも、絵が古びていると

    部活は毎年『Zero to One』。スタートアップ経営者はビジネス本を捨てて、『キャプテン』からリーダーシップを学べ!! - マンガHONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/10/05
    谷口が頑張るのは、谷口だからではない。キャプテンだからだ!
  • 『コンテキストの時代』 - テクノロジーは空気を読むことが出来るのか? - HONZ

    時代とともに言葉の意味が変わるということはよくあることだし、そうあってしかるべきだとも思う。だが、最近の言葉における概念の変化はなかなか激しいものがあり、面らうことも多い。 たとえば「キュレーション」という言葉。つい2、3年前までは特定の分野に精通する人たちが情報発信をする際の作法のようなものを指していたと思う。ところが最近ではニュース・キュレーションサービスに代表されるように、アルゴリズムによってフィルタリングされた情報を受信することを意味する。そこからは、「人からテクノロジーへ」「情報の発信者から受信者へ」と主体が移り変わっていく様が見てとれる。 書の標題にある「コンテキスト」という言葉も、同種の移行期的混乱を孕むものと考える。コンテキストとは、直訳すると「前後の事情」「背景」という意味。だが、これまで多く語られてきたコンテキストという言葉は、マーケティング業界やPR業界によって培

    『コンテキストの時代』 - テクノロジーは空気を読むことが出来るのか? - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/09/26
    思想なきテクノロジーに未来は描けない。それをどこまでもポジティブに実感させてくれる一冊。
  • 『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』 未来は変えられるか? - HONZ

    5年ほど前、通っていた小学校が廃校になった。私が通っていた20数年前にも全校生徒数は70名弱だったというのに、30代となった同世代のうち今も地元にとどまり子どもを育てているのは数名だというのだから、当然ともいえる結果だ。小学校の次は何がなくなるだろうか。パンチパーマのオヤジがやっていた床屋だろうか、帰り道に寄っていた駄菓子屋だろうか。30年後には街そのものがなくなっても不思議ではない、帰省するたびにそんな思いが強くなっていた。 人であふれる東京で暮らしていると想像し難いが、似た状況に陥っている日の自治体は少なくない。著者らが全国の人口データを分析した結果、「消滅可能性都市」とされた自治体は全自治体の半数にも及ぶ896である(消滅可能性都市の定義は、2010年を基準として2040年までに20~39歳女性が5割以下に減少する自治体)。消滅可能性都市のリストは書の巻末にも収録されており、日

    『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』 未来は変えられるか? - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/09/02
    あらゆるものを吸い上げ続けた東京は何を生み出すことができるだろうか。あらゆるものを送り込み続けた地方には何が残るだろうか。
  • 【連載】「男のパスタ道」第1回 - HONZ

    おいしいパスタを作りたい。その一念だけで『男のパスタ道』を書いた。パスタを作るひとつひとつの工程を検証して、最善の方法を探る。それを積み重ねることで、とびきりのパスタを完成させる。それが目的だ。 ゆでるときの塩が、まず大問題 おそらくもっとも重要なのは、パスタをどうゆでるべきか、ということだ。あらゆるパスタ料理に共通する工程であり、料理・雑誌やインターネット上には、実にさまざまなアドバイスが溢れている。ただし、ゆで汁に塩をたっぷり入れろ、いや入れなくてもいい。塩は水が沸騰してから入れろ、いや最初に入れるんだ。岩塩を使え、いや海塩だ……。相反する意見が並び、正解を見つけるのは難しい。私も以前、生活情報サイトのオールアバウトに「ゆで汁に塩を入れないでパスタを茹でるとどうなるか」(http://allabout.co.jp/gm/gc/3

    【連載】「男のパスタ道」第1回 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/08/26
    ペペロンチーノを極める。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    お金0.0 / ビットコインが★なくなりました』第9話 2018年09月28日 あなたは1000万円盗まれたらどうしますか? 役者を目指す若者「出野達也」は、思いつきで仮想通貨取引を始めた。 家族に300万円を借金して、全額投資。 瞬く間に増えるお金、豪遊に次ぐ豪遊─...

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/08/20
    それができたら苦労しない、というやつ。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    お金0.0 / ビットコインが★なくなりました』第9話 2018年09月28日 あなたは1000万円盗まれたらどうしますか? 役者を目指す若者「出野達也」は、思いつきで仮想通貨取引を始めた。 家族に300万円を借金して、全額投資。 瞬く間に増えるお金、豪遊に次ぐ豪遊─...

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/08/01
    世界初・豆の産地まで解説したコーヒーマンガ!
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    お金0.0 / ビットコインが★なくなりました』第9話 2018年09月28日 あなたは1000万円盗まれたらどうしますか? 役者を目指す若者「出野達也」は、思いつきで仮想通貨取引を始めた。 家族に300万円を借金して、全額投資。 瞬く間に増えるお金、豪遊に次ぐ豪遊─...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/08/01
    ユートピアかディストピアか?
  • 性格が戦略になる!? 『自分でつくるセーフティネット』 - HONZ

    先日、たまたまEXILEのドキュメント番組を見ていたら、変化し続けるEXILEについて、秋元康が興味深い発言をしていた。 根っこがあってブレない部分を持っている人達だけが、変わることを許される。 この「変わることを許される」という発言に、思わず耳を奪われた。変わることが出来るかどうかというのは「意志」の問題ではなく、そのための素地が存在しうるかという「状態」の問題が大きいと言っているようにも聞こえた。 ここに現代社会における、新たな格差が垣間見える。それまでに築きあげた蓄積の総量だけではなく、その時点でどのような状態にあるか。そこに変化するための前提を築けたものだけが、「Love, Dream, Happiness」を謳うことが出来るのだ。 書の問題意識も、同じようなところに端を発しているのではないかと推察する。一見、自己啓発書のような体裁で作られているのだが、そこがミソ。個人が変わろう

    性格が戦略になる!? 『自分でつくるセーフティネット』 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/30
    「情」の受け皿があってこそ、チャレンジングに「理」へ立ち向かっていくことが出来る。
  • 『日本の聖域 アンタッチャブル』文庫解説 by 田原総一朗 - HONZ

    私は、毎月「選択」が届くのを待ちかねる思いで、袋の封をあけるとまっさきに読むのが「日のサンクチュアリ」である。新聞や他の雑誌では触れていない〝日の聖域〟の実態にメスを入れ、いわば闇の構造を暴きつづけている。 その〝サンクチュアリ〟シリーズが、『日の聖域 アンタッチャブル』というタイトルで文庫になった。書に収められた記事の中から特に興味を引かれたものを紹介しよう。 まずは、「偽装農家 日の農業を蝕むしばむ元凶」である。 あまりにも長すぎる保護農政の中で、農業技術の目覚ましい発展と徹底した機械化により、日の稲作は週末の片手間作業だけで生産が可能な、極めて特異な営農形態として独特な進化を遂げてきた これが〝サンクチュアリ〟流で、厳しくぶった切る入口は、まるで〝光〟の部分の紹介のような書き方をするのである。 そして「偽装農家」の既得権益を支えているのが、「農地」と「コメ」と「農協(J

    『日本の聖域 アンタッチャブル』文庫解説 by 田原総一朗 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/25
    新聞休刊日(笑)。
  • 『無業社会 働くことができない若者たちの未来』 - HONZ

    いつのまにか浮き世はギスギスし、何かと言えば自己責任、である。お互い様とかお陰様という「生温い」言葉は流行らないらしい。「努力するものが報われる社会を」というスローガンもよく聞いたものだが、その意も「報われない者は努力が足りないのである(だから自己責任ね)」とすり替わりつつあるようだ。そして「こんな時代に負け組になったりしたら大変だ」という恐れの気持ちは、「いやいや、あいつらと自分は違う。あいつらは努力が足りんのだ。自分は大丈夫」と、恵まれないものや躓いたものを蔑視することで、しばし慰められるのだ。「情けはひとのためならず」って来どういう意味だったかしら。「甘やかすと相手のためになりません」でしたっけ? こうした自己責任の文脈で医療、介護、年金、生活保護、労働政策等々が語られる。甘えないでください、頼らないでください。経済的にも不安な世の中である。不安だと人は余裕をなくす。人のことまで構

    『無業社会 働くことができない若者たちの未来』 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/25
    そもそも、「われわれ」と「かれら」は、本当に「違う」のだろうか。
  • LGBT 自分らしくありのままで『夫夫円満』 - HONZ

    はじまりはいつもこうだ。 米国総領事として, 夫のエマーソンと共に大阪や神戸、京都、広島など 各地で行事に参加していると、 社長、部長、課長クラスの年配の男性がやってきて、 「それで、どちらがご夫人ですか?」と尋ねられる。 「どちらがというわけではないんです… ゲイのカップルで…同性結婚ですから… 私が夫で、彼も夫。夫と…夫。夫がふたりなんです」 と答える。 『夫夫円満』はこう始まる。英文のタイトルは『HUSBANDS』。表紙にはにこやかに笑う中年の男性がふたり。彼らはお互い愛し合い、一生のパートナーとなった。 右手の白人男性はパトリック・ジョセフ・リネハン。大阪・神戸アメリカ総領事館総領事という外交官である。もうひとりはエマーソン・カネグスケ。カネグスケは金城と書くブラジル日移民の3世。元ブラジル空軍の航空管制官である。彼らが2002年、日韓ワールドカップの年に日で出会い、惹かれあ

    LGBT 自分らしくありのままで『夫夫円満』 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/17
    ずっと円満で暮らしてほしいと願う。
  • 『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』新刊超速レビュー - HONZ

    昨年、地元の駅が改装されて、その中に成城石井ができた。それからというもの輸入菓子や、ワインなどをよくそこで購入するようになった。輸入菓子はちょっと高いけれども、成城石井じゃないと売ってないものも多くとても重宝している。 ワインを買うときはつまみになるチーズやオリーブも一緒に買いたいとおもっているのだけど、あまりに種類が多すぎて、いつもどれを買ったらいいのかわからずに、購入をあきらめている。それにしても、なんでオリーブだけでこんなにたくさんの種類を置いているのだろう?と思っていたら、このに答えが載っていた。 買い物というのは、選ぶ楽しみがあるわけですよね。それを店の中に必ず残しておきたいと思っているんです。 これは成城石井の社長である原昭彦氏の言葉だ。成城石井では顧客が自分のタイプに合わせて、商品を選べる売場をつくるという意思を持っているのだという。顧客の趣味嗜好は様々であるから、そこには

    『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』新刊超速レビュー - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/07/06
    「お客様のために」なることであれば、そこに効率は求めない。
  • 文化系の後輩にオススメしたい本No.1!『20世紀エディトリアル・オデッセイ』 - HONZ

    プレゼントする、という文化はもっと定着してほしいなと思っています。でも、どんなを贈ったものか、けっこう悩んでしまいますよね。今回紹介する『20世紀エディトリアル・オデッセイ』は、文化系の後輩にプレゼントするには最適な1冊です。 太鼓判ガンガンおします!! 『an・an』創刊当初のエッジィさ 20世紀に刊行された様々な文化系の雑誌がどのように時代を作ってきたのか、生粋の雑誌マニアである2人の著者ならではの深堀りがアツい。たとえば、現在はちょっとセクシーな女性誌として話題になることの多い『an・an』が、創刊当初はすごくエッジィだったというのを知っている人もいらっしゃるでしょう。 そう、初期『アン・アン』は、急進的で前衛的な女性誌でした。書の著者たちは、その『アン・アン』がもっとも先鋭的だった時代のスタッフたちへインタビューをしています。 『アン・アン』の創刊に立ち会った新谷雅弘氏は、

    文化系の後輩にオススメしたい本No.1!『20世紀エディトリアル・オデッセイ』 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/22
    21世紀になってすぐに生まれた人がそろそろリアルに中学2年生になります。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『腸よ鼻よ』11指腸 2018年09月29日 澄み渡る青い空と透き通るような海、白い砂浜のある南の島――沖縄。 この島に生まれ、蝶よ花よと育てられた1人の少女がいた。 彼女の名は島袋全優。 漫画家を志し、いずれは大都会東京での タワーマ...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
  • 『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所』 殿様がつくった夢舞台 - HONZ

    いつまでもヨーロッパの模倣をするということは、甚だ面白からぬことであろうと思いますし、またいかにして日固有の……少なくとも東洋固有の材料もしくは事業を研究し、発明して起こさなかったならば、邦の産物を世界に広く売り広めて世界の富を邦に吸収することは覚束ないと思われるのであります。それゆえに何か新たに有益なる発明研究をしなければならぬと思います。 1913年、100人を超える政治家や財界人たちを前に「国民科学研究所設立について」と題された大演説を行ったのは、酵素研究やアドレナリンの発見などで知られる化学者、高峰譲吉。イギリス、アメリカに留学し、日と欧米との研究能力の差をよく知っていた高峰は、「国民科学研究所設立」の必要性を切実に感じていた。しかし、高峰がこの演説で要求した2,000万円という金額はあまりに大きく、“日主義の父”渋沢栄一の呼びかにもかかわらず、財界人からの反応は芳し

    『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所』 殿様がつくった夢舞台 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/13
    科学者以外の登場人物、夏目漱石や田中角栄などにもスポットをあてることで、理研を取り巻く空気がよりいきいきと伝わってくる一冊。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『腸よ鼻よ』11指腸 2018年09月29日 澄み渡る青い空と透き通るような海、白い砂浜のある南の島――沖縄。 この島に生まれ、蝶よ花よと育てられた1人の少女がいた。 彼女の名は島袋全優。 漫画家を志し、いずれは大都会東京での タワーマ...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/04
    奥浩哉というマンガ家のすごさは、絵だけで読者に状況を完全に理解させるその表現力。
  • 『立ちそばガール!』 このファストで奥深い世界 - HONZ

    立ちい蕎麦といえば「安い、早い」で駅チカにあり、都市圏で働くサラリーマンの強い味方。ただ、立ちい蕎麦と一括りにしてしまうには、近年はあまりにも店の雰囲気も提供される蕎麦も違うのが実情だ。「早飯」を嫌う女性からは「立ちい蕎麦は立ちい蕎麦じゃないの」という声も聞こえてきそうな中、女性の著者が首都圏の立ちい蕎麦に潜入取材したのが書。 日経ビジネスオンラインの連載を書籍にしただが、連載当初は「仕事中の事に対する男女差を浮き彫りにする」のが企画の主旨だったとか。それにも関わらず、店の雰囲気や客の観察にとどまらず、麺のそば粉の割合やコスト、ゆで工程の店内の動線など立ちい蕎麦事業の生産性に踏み込んでいる点が斬新である。媒体の特性上からか、いつのまにか強引にビジネスに引き寄せながら書こうとしている気概がくみ取れるところが涙ぐましい。 潜入している店舗は「立ちそば」と言っても幅広い。出来た

    『立ちそばガール!』 このファストで奥深い世界 - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/31
    小諸そばから日本の企業社会のダイバシティーが透けて見える。
  • 『同期する世界』 ここにも あそこにも - HONZ

    複数の振り子時計を並べると、“振り子”同士が申し合わせたかの様に歩調を合わせるようになる。「ホイヘンスの原理」だ。1665年の冬、ホイヘンスが体調が悪く自宅に引きこもっていた時に発見されたというのが心強い。振り子はいいなあ仲間がいてなんて思っていたら、あらびっくり、という話か。 他にも似たような現象はいろいろある。たとえば、2のローソクを少し離れた場所で灯すと、お互いの炎が互い違いに振動するようになる。 こちらは千葉大学の北畑裕之さんの実験だ。早速100円ショップに買いに行こうと思ったのは、卒業アルバムでビンのフタを集めてそうな人ナンバーワンになった私だけだろうか。 また、パイプオルガンの近い音のパイプ同士を近づけると、打ち消しあって消え入るような音になってしまうそうだ。パイプオルガンなどはRPGのラスボス場面でしか見ない私であるが、それがアクティブ騒音制御法に応用できるかもしれないと読

    『同期する世界』 ここにも あそこにも - HONZ
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/30
    一般にものごとを理解するという場合、他のものとの関連において理解することはとても重要です。