ブックマーク / kens_asia.blogspot.com (22)

  • Tokyo Life: 40代ってもっと大人だと思ってた。

    新卒社員がすぐ辞めてしまうというのは、いつのころからか手垢のついた話題になってしまいました。「若者はなぜ3年で辞めるのか?」が出版されたのは2006年です。 私事で恐縮ですが、僕は初めて入社した会社に入社後10か月そこらで退職願を出しています。1997年のことです。就職氷河期が就職「超」氷河期と呼ばれ始めたころ。大学や研究室とコネやツテがある就職先を検討せず、さりとてどこかアテがあるわけでもなく、社会に出て働くということへの認識もあやふやで、といってそれ以上研究生活を続ける頭脳も気力も無く、ほとんどなりゆきで入ったのがその会社でした。 「違う。」 生活していくためには避けられないこととはいえ、お給料のためにこんなことをやり続けるというのが「働く」っていうことなの? 幼稚園、小学校から始まって大学院まで、両親をはじめたくさんの人たちに苦労をかけて育てられ、学ぶ機会を与えられてきたのは、結局こ

    Tokyo Life: 40代ってもっと大人だと思ってた。
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/02/02
    「四十にして惑わず」そんな境地とは程遠い40代のリアル。
  • Tokyo Life: ダーク・ツーリズム

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/02
    タイのカンチャナブリ〜ナムトック。旧日本軍による残虐行為を今に語り継ぐ故地。
  • Tokyo Life: 不完全な社会。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/07/22
    僕らの住む世界は理想郷ではないが、弱肉強食の修羅の国でもない。渡る世間は鬼ばかりではないが、鬼もいることはいる。
  • Tokyo Life: 東京でしか暮らせない、というのも残念です。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/06/06
    高度なシステムは、その裏にそれを支える多くの人々の献身がある。
  • Tokyo Life: 30年の長さ。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/11/26
    「遠い・近い」、「大きい・小さい」、「早い・遅い」、「高い・安い」。言われてみればみんな相対的な程度を表現する言葉。
  • Tokyo Life: 気楽なカオス。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/07/30
    世界は広くて、もっといい加減な社会もあるんだよっていうのは知っておいて損はない。
  • Tokyo Life: 1万円は100万円の100分の1だからね。

    ずいぶん前のことになりますが、小中学生を集めて行う夏の林間学校みたいな行事に協力したときのこと。船で出かける旅行だったんですけど、海の上にいる間にビンに手紙を詰めて流してみようという企画がありまして。 一部の関係者の人が、ビンを海に投げるのはゴミの不法投棄と同じで環境汚染になるから反対だと言い始められましてですね。まあ、原理的にはそうでしょう。自然にはないものを海に投げ込むんですからね。しかし、ガラスのビンは別に有害物質ではないし、世界中で海に流れ出しているゴミが毎年何百万トンあるのか知りませんが、それに比べたら目にも見えないレベル。海の向こうの誰かが拾ってくれたらうれしいな、という子どもたちの無垢な夢を挫く理由にはなるはずもないと思っていたら、反対派の人たちは意外に強硬で、林間学校の主催者側の人に「少量でもゴミになる可能性のある物を海に投げるのはいけない。環境汚染を認めるのか?」と難詰を

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/07/19
    話の本質に比べて100分の1、1000分の1の大きさの問題に拘泥し、消耗してしまうのはどうしても生産的とは思えない。
  • Tokyo Life: 「希望の国の不幸な若者たち」

    斜めにしか読んでいないんですけど、古市憲寿氏の「絶望の国の幸福な若者たち」というは、すごく端折って言うと、日の若者たちは今よりも将来の方が良くなるという感覚を持てないので、とりあえず過不足のない今の状態を幸福だと感じる構造がある、という話だったように覚えています。 というとこれは、今私が滞在しているアフリカ貧困国のようなところでは話が反対になりますよね。「アフリカ」で一括りにするのは雑過ぎるのは分かってますが、まあ一般に後発発展途上国のことと考えていただくと、そういう国々では今がヒドイ、ところによってはこれより悪くなりようがないという有様なので、今現在に不幸を感じ、将来はきっと良くなると希望を持つという理屈になる。「絶望の国の幸福な若者たち」の反対、「希望の国の不幸な若者たち」です。「貧しいけれども子どもたちの瞳は輝いていました。」っていうやつです。そして確かに、アフリカの途上国の若

    Tokyo Life: 「希望の国の不幸な若者たち」
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/05/08
    後発発展途上国で考えると、「希望の国の不幸な若者たち」に。
  • Tokyo Life: 年齢を3で割る。

    年齢を重ねるごとに何をなすべきか、どういう境地で過ごすべきかいうことを語る格言めいたものは昔からたくさんあって、よく引き合いに出される論語の「三十而立、四十而不惑、五十而知天命・・・」っていうのもあれば、「男が○○才までにやっておくべきこと」っていう感じのタイトルのもたくさんあります。 そんな中、いつどこで誰から聞いたのかは忘れたんですが、ずっと覚えている話がひとつ。「自分の年齢を3で割って、時刻になぞらえる。」というやつです。 たとえば、私は40才になっちゃったんですが、3で割ると13.3で、これは13時、午後1時を過ぎたところ。午前中の清々しさはなくなったけど、まだ日は高いし、午後からもう一仕事できる時間。人生の午後1時過ぎ。 18才なら、3で割ると6。午前6時、これから一日が始まるところ。60才なら、3で割ると20。午後8時。まだ残業に励む人もいるかもしれないし、家でほっと息をつく

    Tokyo Life: 年齢を3で割る。
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/04/23
    18才なら、3で割ると6。午前6時、これから一日が始まるところ。
  • Tokyo Life: 中国「人」のアフリカ進出。

    崩壊国家で名高いジンバブエの政府から2011年の1年間に国外追放された外国人は100人余りであった、というニュースがありまして、その内訳は予想どおりというか、ほとんど中国人とナイジェリア人だったそうです。 *   *   * 中国アフリカ進出がすごい、という話をよく聞きます。たしかにすごい勢いです。ヨーロッパ人が100年かかってアフリカに進出した人数を中国人は10年で超えたとか、ほんとかどうか分からない噂もあったりで。 ジンバブエに在留している日人は青年海外協力隊の人もいれて70人くらいだそうです。他方、こないだ聞いた話では、ジンバブエにある中国大使館が把握している在留中国人は4000人くらいだとか。中国の人口が日の人口の約10倍なので日人の10倍いてもおかしくはないけど、実に50倍以上。で、これでもすごい数だとは思うんですけど、現地の人に聞くと「そんなもんじゃないだろう。」という

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/02/28
    「人」の進出もかなり無視できない水準に。
  • Tokyo Life: ディズニーランドは夢の国。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/10/09
    消費者の王国とディズニーランドを混同している人がたくさんいる気がする。
  • Tokyo Life: 「絶対安全」の空気と戦う。

    以前、生きている以上各種のリスクは不可避なんだし、リスクと賢く付き合って行くしかないんだよ、っていう記事を書いたんですが(「絶対に」安全、なんてないのさ。)、相変わらずゼロ・リスクを求めるヒステリックな声が席巻している件。 なんて書くと、「安全厨」だのなんだのって批判を受けそうなのですが、幸い私のブログは読者が少ないのでまあいい。それでも、上記の記事は@sasakitoshinao氏にリツイートされたり、ガジェット通信経由でそこここに転載されたりしたので、それなりに読んだ人の反応を見ることがありました。意外と私の記事に賛意を示してくれる人が多くて安堵したんですが、やはり5件か10件にひとつくらい、ゼロ・リスクの主張に通じる議論にならない議論をふっかけるコメントもありましたよ。 さてそれで。 この「絶対安全」を求める空気なんですけど、「合理的に考えよう」「リスクと賢く付き合おう」と述べただけ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/09/05
    「ただちに影響はない」レベル、影響があるかどうか分からないようなレベルで大騒ぎし「ゼロ」を求めることはやはりおかしい。
  • Tokyo Life: 「社会が悪い」か「自己責任」か。

    非正規雇用が増えたり、幼児虐待事件が起きたり、あるいは無差別傷害殺人事件が発生したりすると、テレビに出てくるコメンテーターとかいう識者然とした人たちが、「国が悪い、社会が悪い」という話をしたり顔でおっしゃる。他方でネット上のコメントを見てると、当事者を嗤い、嘲り、「自己責任」だと叩く声が溢れてる。 どちらの両極端にも違和感があるんですよね。 世界や社会、政治経済のトレンドは最終的には個々人が生活、人生を生きていく上での出来事に織り込まれて表出するわけで、たいていの場合、自分自身に起きた事件は、自己の事件であり社会の事件であるという両義性を持っているのだと思うんです。 非正規雇用だの雇い止めだので先行きが見えない、という声に対しては、「正社員になればいいいだろう」「お前の努力、能力が足りないからだ」というありきたりな批判では済まないことはもう、共通の理解だと思います。社会、政治経済が非正規雇

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/08/29
    現実には政治経済や社会の影響は、個人が遭遇する個人的な事件に織り込まれて表出する。
  • Tokyo Life: 植民地主義の清算。

    現実はもっと複雑でこのブログで書き切れるものでもなく、マジメに書いたら論文かにしなきゃいけないような内容なんですけど、手短に要点だけメモっておこうと思います。アフリカに住む白人の話。特に南部アフリカの話です。 *   *   * 南部アフリカに住む白人の住民が言う。「先祖代々、300年もこの地に住んでいるのだから、白人の現地人として認められてしかるべきだ。」一方の黒人住民はこう言う。「300年住んでいるといっても、植民地主義者の末裔には変わりない。我らの土地から搾取したものを返せ。」 そして平行線のまま議論が続く。 白人がアフリカ大陸に進出し始めたのは15世紀。当初は所有権のはっきりしない土地に入植し、開拓していったのだと思います。そしてやがて農業や鉱業の果実を得ることになりました。労働力として黒人を安く使い、富を蓄えていったのです。黒人側からすれば、搾取されたとも見えるでしょう。 他方

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/08/01
    植民地支配は歴史の教科書の中の出来事として終わった事ではない。
  • Tokyo Life: ムスリムの人たち。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/07/25
    よく生きるとは、コーランの教えに忠実に生きること。
  • Tokyo Life: デモに参加する?

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/07/04
    反対反対って叫ぶばっかりでどうするの?って思ってしまう。
  • Tokyo Life: アフリカ貧困国の特権階級。

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/06/06
    アフリカの国には、無自覚的にしても本音のところで「今のままでいい、発展させない方がいい」と思っている特権階級がいる国が多い。
  • Tokyo Life: ロバを売りに行く親子。

    ずーっと昔、子どものころに読んだ絵に載っていた童話「ロバを売りに行く親子」のお話を、最近時々思い出すんです。お話のあらすじはこんな感じ。 *   *   * ろばを飼っていた父親と息子が、そのろばを売りに行くため、市場へ出かけた。 2人でろばを引いて歩いていると、それを見た人が言う、「せっかくろばを連れているのに、乗りもせずに歩いているなんてもったいない事だ」。なるほどと思い、父親は息子をろばに乗せる。 しばらく行くと別の人がこれを見て、「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて、ひどいじゃないか」と言うので、なるほどと、今度は父親がろばにまたがり、息子が引いて歩いた。 また別の者が見て、「自分だけ楽をして子供を歩かせるとは、悪い親だ。いっしょにろばに乗ればいいだろう」と言った。それはそうだと、2人でろばに乗って行く。 するとまた、「2人も乗るなんて、重くてろばがかわいそうだ。もっと楽にし

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/29
    今や、ロバを売りに行く親子の様子が瞬時に伝わってしまう。
  • Tokyo Life: 国際的たらい回し。

    ジンバブエの首都ハラレに滞在中にたまたま取った電話で、見ず知らずの現地の人から「日から中古車を輸入しようとして代金を振り込んだが、相手が音信不通になった。」との相談を受ける。こっちが日人だというのをどっかで知って電話をかけてきたんだと思う。 「はぁ、またですか。」 いや、電話してきた人にとっては初めてかもしれないけど、当方にとっては「またか。」です。アフリカにいると、そんなに珍しいことじゃないんです。ときどき聞く話。 「笑い事じゃないんだ!」 そりゃそうでしょう。被害額はたいてい数千~数万ドル。インターネットで日の中古車輸出業者のページを見て車種を選び、メールと電話&ファックスで契約をしたというのがほとんど。 それで代金を振り込んだら相手が行方不明になる。 ためしにその中古車取扱業者のページを見てみると、見かけはちゃんとしたページには見えるんだけど、肝心の会社概要がなかったり、簡潔過

    Tokyo Life: 国際的たらい回し。
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/16
    ジンバブエに住んでいるコンゴ人が、日本にいるパキスタン人の中古車ブローカーから中古車買ってモザンビークまで車を輸入しようとして詐欺に遭った。
  • Tokyo Life: 「日本は終わった」の?

    からのニュースが暗い話、気の滅入る話ばっかりなんですよね。地震、津波、原発事故が起きたからそれはまあ仕方ないんですけど、それに続く話もろくなニュースがないように見えます。私のtwitterのTLが偏ってるのかもしれないけど、それを抜きにしても、今後を嘆く声ばかりが聞こえてくる。そして、それがいちいち筋は通っている。もう、「日は終わった」という勢いです。 たしかに厳しい。しかも、原子力災害補償スキームひとつにしてもマトモなものを設計できない政治。先行きを考えると重苦しいのはたしかにそう。 ・・・なんだけど、でも、ふと思い出す。そこまでダメダメなんだっけ? 世界トップレベルの平均寿命、貧しくなったとはいえまだ世界的には豊かな部類に入る庶民の暮らし、類を見ないほど洗練されたサービス、それなりにちゃんとした教育を受けた1億人を超える人口。高齢化や震災で斜陽は迎えるかもしれないけど、だからとい

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/15
    もっと「終わってる」国はいくらでもあります。