ブックマーク / syocyo.hatenablog.com (13)

  • 中国人の爆買いは合理的か。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    友人の麗君は、数年前から日へ行くたびに、 ユニクロなどで大量にお土産を買ってくるようになりました。 彼女はよくこう言います。 「日は安くてモノがいいからね」 たしか、ドル円90円以下のときからずっとそう言っています。 120円になってからは、 「買わないと損だねえ」 と言い始めました。 終いには中国不動産を現金化するとき、 日円にしておくようになっています。 円が安いときに円にして保有しておくことは、 ようは円が安いときに仕込んでおくという投資です。 ここで「投資」という言葉を使いましたが、 ぼくからみるとそうであって、 中国人の実感に近い言葉で表現すると、 「機会を逃すと損してしまう!」 というほうが情緒的に合ってる気がします。 中国人は他人が有利な行動をするのを見過ごすことができないので、 やれば得というよりも、やらないことで生じる機会コストが気になるようです。 それは車の運転

    中国人の爆買いは合理的か。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2016/01/02
    爆買いをする中国人は、そこに安い「取引き」があるのに、実行しないほうがバカだ、という裁定取引をしてる。
  • 身分社会もいいかもしれない、という時代が… - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    フィリピンは財閥が支配する身分社会だ。 財閥の始祖はかつての宗主国スペイン系や中国系などで、 支配層はじぶんたちをフィリピン人とおもっていない。 最近ではニューリッチですら、じぶんをフィリピン人と意識しないのではないか。 では誰がフィリピン人かというと、被支配層の、ぼくらが「ローカル」と呼ぶ層で、 彼らはすでに立身出世という方法論をこれっぽっちも思いつかないひとたちだ。 2週間ごとに“与えられる”給料で、幸福に生活する。 フィリピン人の幸福の総量は、はるかに日より高い。 彼ら被支配層はなぜ幸福なのか? 最大の理由は「競争」しなくていいことだ。 競争するためには我慢や苦労がある。 勝つためには自己を成長させなければいけない。 これらのプロセスはローカルのもっとも嫌いなことで、 現状の階層にいることでその作業から逃れられる。 競争しないから下層になったというより、下層にいれば競争しなくてもい

    身分社会もいいかもしれない、という時代が… - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/04/12
    全員がおなじ居場所におなじ居心地のよさを感じるのではない、という事実を、ぼくらは冷静に知ったほうがいいとおもう。
  • どう捨てるかはどう所有するかでもある。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    ケソンとフォートの店でひっそり開催したカツ丼プロモ。 アニバーサリーということで事前にクーポンをダウンロードしたかたは、 カツ丼が100ペソでべられる。来年はオープンにしようとおもう。 さて日。 昔、仕事で着ていたスーツを、先日捨てた。 10何着あったけれど、とりあえず3着だけ残してあとは捨てた。 日に帰省するたびに、前回捨てられなかったモノが捨てられるようになる。 いまのぼくは、意味のないモノを所有することに倦怠感がある。 捨てるときの罪悪感はイヤなものだ。 しかし、損失とむきあうことは人生で意味がある。 未消化をおこすような買い物は、もうやめようとおもうのだ。 モノを捨てることの効能については、多くのかたが語られてるので、 いまさらどうこう言うことでもないけれど、 ぼくが面白いと感じるのはモノの捨て方で人間を観察できるところ。 ぼくはハルピンで着ていたエスキモーのような分厚いジャ

    どう捨てるかはどう所有するかでもある。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/06/23
    保険をかけると、保険に引っ張られる。
  • 抽象化したらいかがでしょう。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    ぼくはいつも11時ごろ店に入る。 コンドミからの通り道にケソンの中学校があるのだけど、 不思議なのは何時にぼくが見ても、門をくぐってる生徒がおりまして、 ああ、中学生のうちから時間フリー概念ができるんだなあと思ったわけです。 *** さて、最近おもうのは、 いい歳になったら、抽象化して学ばなきゃいかんなあと。 若いころはぼくも容量が少なかったので、学びかたが下手でした。 視点が少なければ学びの対象が少なくて当たり前ですけど。 先日、に日マクドナルド創業者の藤田田のを勧めました。 ぼくは20代のころ読んで感動したですが、 読後感が彼女的には「あんまり」だったみたいで、 情報が古めかしい、と言うのです。 たしかに過去の話っちゃ、そうだけど。 まあそんな見方もあるよね、と逆に新鮮ではありました。 書いてある背景は創業時の70年代日社会なわけで、 「欧米化すべき」とか「これからはコンピュ

    抽象化したらいかがでしょう。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/12/04
    カーネギーや松下幸之助の文章が現在も色あせないのは、ひとえに抽象化された文章だから。
  • 中国化する世界で生きてゆくには。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/12/07
    その手法については、日本人は日本人に訊くより中国人に訊くほうがいい。
  • 協調することについて。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/10/11
    「このひととプロジェクトを推進したらけっこう気持ちよく動ける」という単位で、いまの時代はけっこうなんだってできる。
  • やっぱ昔より今がいいよね。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    バブル当時学生だったぼくの「その頃の空気感」みたいなものを書いてみます。 バブル景気のころ、ぼくは東京で学生をしていて、バイト先の台湾料理店の従業員とよく遊んだものでした。 彼は月給16万円ほど(だったとおもいます)。アパートは浦安で6万5千円。 中古のシルビアに乗っていて、そのローンを毎月払っても、月のこづかいは5万ほどあったのではないかな。 ぼくが浜松の中華料理屋でバイトしてた高校生当時は時給510円〜550円が相場。 たまに時給570円とかの募集があれば応募が殺到した。 それが東京へでてきたら高校生で時給750円。大学生は800円くらい。深夜のコンビニとかで950円くらいもらった。 これは、単に田舎から都会に出てきた違いだけとは言えず、 ちょうど1985年〜1990年頃にかけて日の景気が急上昇をした時期と重なったのもあるとおもう。 ぼくもアルバイトで学生ながら毎月8万くらいは自由に

    やっぱ昔より今がいいよね。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/06/03
    社会の富のストックは、確実に増えている。とおもったほうがいろいろ理屈に合うよね。
  • 生産性にしたがってやるとこうなる。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    アーロンはさいきん手取り額が増えてるのでご機嫌だ。 1日のオーダーから揚がるサービスチャージは従業員にシェアしてるので、オーダー増加にともない彼の手取りも増加中なのだ。 で、彼にどんな変化がおきたかといえば、コンビニで買うジュースの量とファーストフードへ行く回数が増えた、だけ。 彼はいいかげんなフィリピン人のなかではとても誠実なほうだ。おそらくどこへ行っても経営者から可愛がられるとおもう。 でも、彼に資産を形成する知識を与えられる機会はほとんどない。彼の最大の資産は「オーナーの指示を気持ちよくこなす」能力だ。 その彼にあいまいな指示を与えると業務に支障がでる。「こんな感じのモノで」と買い物を頼むとまったく期待外れのモノを買ってくる。 指示を明確に与えて彼に考えさせる余地を生じさせないほうがいいのだ。 ぼくらは適切な垂直指示を与え、彼はその指示を適切に履行する。 ここではタテ組織がもっとも効

    生産性にしたがってやるとこうなる。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/05/06
    どんな組織が合理的かは、マーケットに訊けということ。
  • 中国人的スタバスタイル。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    途上国のスタバは、まるでチョコレートパフェ屋さんだ。 中国やフィリピンなどの発展途上国は甘いものが大好きで、 正統派な喫茶店を営業しても、たぶんあまりウケないのではないか。 キリマンジャロだのブルーマウンテンだのをストレートで飲むひとはとても限られている。 なのに、途上国にはつぎつぎとコーヒーチェーンが進出している。 もちろん、現地在住の外国人のコーヒー需要があるとはいえ、中国はすでに客の99%が中国人になったのだから、 それほどまでにコーヒーがたくさん飲まれるようになったのか?といえば事実はちょっとちがう気がする。 中国のスタバで彼らがオーダーしてるものを見るとそれはすぐわかる。 それはコーヒーではなく、たっぷり生クリームののっかったチョコレート系やキャラメル系の飲み物だ。 コーヒーを飲む習慣がない中国人が、なんとかスタバを利用したいという気持ちは、 こうしたコーヒーのチョコレートパフェ

    中国人的スタバスタイル。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/24
    途上国のスタバは、まるでチョコレートパフェ屋さん
  • 40歳からではもう遅いでしょ。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/15
    準備してからやるのではなく、やってから準備するほうが前にすすむ。
  • 大きな投資と小さな投資。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/10
    国を捨てるのでなく志をもって脱藩することで、ぼくらは国を変えることができる。
  • 会社は、倒産するときなにを選ぶべきだったのか。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    ちょっと前回のつづきっぽくなるけど。 会社の仕組みに限界があることをかんじたのは、ぼくのサラリーマン時代にさかのぼる。 ちょっと長いですがそのときの話を書いてみます。 もう5年前になるけど、ぼくはかつて倒産会社に勤めたことがある。 といっても倒産場面にはつきあってない。ぼくらはいろいろ役員に建議して却下され、その1年前にとびだしたからだ。 役員を捨てた。会社は役員のものだとこのときほど痛感したことはないね。 会社は地方のハウスメーカー。当時36歳。 ぼくは営業部次長という肩書で営業所の所長をやってた。 ハンドルネームの由来はそこからでして、過去のブログはぼくのサラリーマン時代から始まってるんです。いま思い出したけど。 さて、ぼくらの会社は外断熱住宅のはしりで、当時はまだ大手の参入もなく、それはそれは売れた。 ほんとにあったかいのだから、体験させれば気に入ってくれた。 その時代は6年ほどつづ

    会社は、倒産するときなにを選ぶべきだったのか。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/03/03
    「淘汰の仕組み」をつくることができなかった、と。
  • 会社の仕組みはそろそろ限界だ。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th

    モー娘。やAKBのようにメンバーが入れ替わるユニットが日では人気のようだけど、 「変化しつづける」グループが人気を継続できることは、いまの時代を表すひとつの現象かもしれない。 なんせ、アイドルも人間的成長を求められてるようだし、趣味や嗜好でひとを惹きつけるものがないと存在は軽い。 お笑い芸人も、生き残るかたは、司会や言論人へ傾斜してゆくし、とにかく変化と成長がないと飽きられる。 さて、ぼくや仲間たちは海外フリーランスでやってるんだけど、 ひとりで行動しながら、ずっとかんじてきたことがあって、それは、 「ひとりって、なんて動きやすいんだろう」ということ。 会社じゃなければできないこと、ってなにかあるのだろうか? 会社の仕組みはそろそろ限界だとかんじてるひとが多いのは、会社でなければできないことがほとんどなくなったことに加え、 ビジネスモデルの短寿命化に会社組織がむいてないことに気づいたか

    会社の仕組みはそろそろ限界だ。 - 所長サンの哲学的投資生活 5th
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/02/27
    会社のなかで稼ぐのではなく、会社を使って稼ぐ時代という気がする。
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