友人の麗君は、数年前から日本へ行くたびに、 ユニクロなどで大量にお土産を買ってくるようになりました。 彼女はよくこう言います。 「日本は安くてモノがいいからね」 たしか、ドル円90円以下のときからずっとそう言っています。 120円になってからは、 「買わないと損だねえ」 と言い始めました。 終いには中国の不動産を現金化するとき、 日本円にしておくようになっています。 円が安いときに円にして保有しておくことは、 ようは円が安いときに仕込んでおくという投資です。 ここで「投資」という言葉を使いましたが、 ぼくからみるとそうであって、 中国人の実感に近い言葉で表現すると、 「機会を逃すと損してしまう!」 というほうが情緒的に合ってる気がします。 中国人は他人が有利な行動をするのを見過ごすことができないので、 やれば得というよりも、やらないことで生じる機会コストが気になるようです。 それは車の運転
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