ブックマーク / www.d3b.jp (17)

  • 「若者に冷たい社会」を乗り越える

    若者が生きづらい現代。「パラサイト・シングル」「婚活」「格差社会」など数々の概念を生み出してきた山田昌弘氏に若者の今を聞いた。 なぜ社会は若者に冷たくなったのか 戦後、高度成長期から1990年代まで、若者は強者であったと思います。 親世代の多くが零細な農家や自営業を営む一方、若者世代は経済成長によって大都市の工業やサービス産業などに従事し、安定した正規雇用(正社員)のもと、年功序列による終身雇用が保障されていました。 また多くの女性も、正社員と結婚することで安定した家庭を築き、家事や育児に専念しながら、豊かな老後を目指すことができたのです。 よって日の社会保障は、不安定な自営業者や子どものいない高齢者をいかに保護していくかに視線が向けられ、若者向けの福祉政策は存在しなかったのです。 問題はバブル経済の崩壊によって日経済の成長が停滞し、これまでのような安定した雇用が望めなくなっているにも

    「若者に冷たい社会」を乗り越える
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/21
    家族をつくれなかった人々をいかに支えるか。
  • 【コラム】〝文化〟が生まれる場所――変わりはじめたタイの若者たちの暮らし方

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/20
    1軒のヘアサロン。1軒のカフェ。文化というものは案外そういう小さな場所から、動き出していくものなのかもしれない。
  • 脱・成長戦略の新たなビジョン「緑の福祉国家」を構想する

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/05
    環境・福祉・経済が相互に両立する社会へ。
  • 〝女性が働く〟が当たり前の時代に

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/03/21
    多様な働き方をマネジメントできるシステムを。
  • 【著者インタビュー】『ゼロ――なにもない自分に小さなイチを足していく』<br><br>硬直した思考をほぐしたい

    出所後初の単行のタイトルは『ゼロ』。サブタイトルから、ただただ1歩を踏み出し、前へ進もうとする思いが伝わってくる。堀江氏が率直に語るその内容は多くの読者の心に届く。今まさにゼロから新たに行動を開始した堀江貴文氏が伝えたいこととは何か。 ――著書『ゼロ』では「働く」がテーマになっています。堀江さんにとっての「働く」とは? 僕自身、働くことがどういうことかと考えていたわけではなくて、担当編集者から「堀江さんって働くことで社会とつながってきたんですね」と言われて、「ああそうなのかもしれないな」と思ったんです。 僕にとっては自然にやっていたことを編集者が読み解いてくれて、「働く」をテーマにすることで読者との接点をつくり出していったんだと思います。 僕は結構、周囲の人から「冗談1つ言えない」って言われます。冗談は必要ないと思っている派で、意味のないようなことをやるのが好きじゃないんです。たとえば、

    【著者インタビュー】『ゼロ――なにもない自分に小さなイチを足していく』<br><br>硬直した思考をほぐしたい
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/02/22
    今まさにゼロから新たに行動を開始した堀江貴文氏が伝えたいこととは何か。
  • 日本再生の力は成熟したインターネット文化にある

    政治、経済に閉塞感が漂う中、日文化の力を今一度問い直す。 露呈したテレビ、ネットの限界点 2013年のカルチャーは、テレビドラマが息を吹き返した年だったと考える人が多いと思います。顕著なものとしての「半沢直樹」「あまちゃん」がありますが、これらはどちらも中核のユーザーが40代だったと言われています。 これは今のテレビの手法やテレビに携わる人たちの創造力で巻き込める限界が、団塊ジュニアのアラフォー世代にあるという現実が露呈したといえるでしょう。 今アラフォー世代は1つの分水嶺になっていて、彼らは頭では時代の切り替わりを理解している人が多い。戦後的な社会体制の限界や、インターネット以降のメディアと文化がこれまでのものとはまるで異なることを頭ではわかっている。しかし身体がそれについていかない。労働環境的にはまだまだ古い戦後的な大企業文化の影響下にある人が圧倒的だし、ネットもテレビの感想を呟く場

    日本再生の力は成熟したインターネット文化にある
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/02/21
    インターネットをスローに使う。
  • 世界一の少子高齢社会は、こう迎え撃て! ――子ども・子育て新制度、若者、起業

    こんにちは、ハイパー高齢社会 米国のデイヴィッドソン教授によると、これから20年後、65%の人は現在では存在しない仕事に就いているそうです。つまり、我々の生きる時代は、極めて激しい変化に見舞われることだけは確実で、予測なんておこがましくてできません。 とはいえ、ある程度言えることもある。先進各国はグローバリゼーションへの対応が課題になっていますが、日の場合には人口減少という大問題が付加されてきます。2050年には、総人口の4割が高齢者という「ハイパー高齢社会」が我が国に到来します。これは人類史上これまで存在したことがないものです。そんな人類未到の高齢社会に入っていくわけで、答えのない手探りで最適解を見つけていかざるを得ない社会になるわけです。 そうした社会的な試行錯誤とともに、ソリューション(問題解決策)を生み出していくことを日全体でしていくことが要請されます。 地味だけど「子ども・子

    世界一の少子高齢社会は、こう迎え撃て! ――子ども・子育て新制度、若者、起業
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/02/12
    安倍さんだけ再チャレンジできるんじゃなくて、国民みんなが何度でも再チャレンジできる社会に。
  • 文化芸術が開く 地域再生・日本再生への道

    社会における文化芸術の役割とは何か。 柔構造の日型社会の構築 今回上梓した『新しい広場をつくる』は、2001年に出版した自著『芸術立国論』(集英社新書) のバージョンアップ版ともいえます。 『芸術立国論』の出版当時から比べると、政権交代や大震災を経て、社会情勢は大きく変わりました。その中でも特に、小泉構造改革によって浮き彫りになった地方の疲弊は非常に深刻な問題です。各自治体は町おこしや村おこしを考えるにあたり、どうしても短期的な経済的視点にとらわれてしまうあまり、なかなか良い手立てが見いだせていない現状があります。 この10年の間で何が変わり、何がより深刻な問題として浮き彫りになったのかを、地方の状況を具体的に提示しながら書いてみようと思ったのが書執筆のきっかけでした。 一方、大学の教員として若者と接する中で、若者が生き辛さや息苦しさを感じているのではないかという問題意識もありました。

    文化芸術が開く 地域再生・日本再生への道
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/01/14
    消費の対象を「非文化的なモノ」から「文化的な形のない価値」へ。
  • シリーズ 文化芸術を考える③――「日本発の文化で世界とつながる」

    <シリーズ 文化芸術を考える③> 情報化社会の背景には、今や世界に広がりつつある日特有の文化があった。そこから社会の変化を読み解いていく。 情報技術の上に存在する多様な文化 ここ15年ほどの間で携帯電話やインターネットが普及し、情報技術が全面化しました。その中で〝情報技術が社会を変える〟ということが数多く語られてきました。 まず、この考えには前提とされる社会像があります。それはアメリカを中心とした欧米近代における〝個人を強くする〟というストーリーです。 それまで国家による戦争に寄与させられてきたコンピューターが、個人が自由に使える「パーソナル・コンピューター」として位置づけられ、インターネットの登場により、国家やマスメディアだけが情報を発信・操作するのではなく、個人が主体的に情報を得たり発信したりすることができるようになりました。これがジャーナリズムの文脈では、個人による「小さな草の根的

    シリーズ 文化芸術を考える③――「日本発の文化で世界とつながる」
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/12/04
    「身体的な触れ合い」こそが、情報社会においては最も人をリベラルにする力を持つ。
  • シリーズ 文化芸術を考える②――「地域アート」の勃興と芸術家の生きる道

    <シリーズ 文化芸術を考える>第2弾 現代日の「文化・芸術」「地域アート」をどう考えるべきか。 王侯貴族・パトロンが生んだ宗教的芸術 文化・芸術とは、もともと特権階級のものでした。芸術家は王や貴族やパトロン(支援者)からお金をもらい、彼らが求める絵を描いたり音楽を作ったわけです。 文化・芸術は、宗教とも密接に関係してきました。西欧の宗教的建築や絵画には、圧倒的に心を打つものがあります。共産主義系の論者などが「王や貴族が奴隷を使い、権力を誇示するために作ったものだ」「あんなものに金をかけるくらいなら、飢えている人にパンを配ったほうがマシだ」などと批判することもありますが、優れた宗教的芸術作品は、人々の魂を救済したに違いないと思います。 神に近づき、宗教的、霊的な体験をしたい。これまでの人類が想像もしなかった荘厳な建築物を造ることは、パンを配る福祉と同様、人間にとって必要だったのだと思います

    シリーズ 文化芸術を考える②――「地域アート」の勃興と芸術家の生きる道
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/12/03
    今は地域アートに種をまいている段階。
  • 【コラム】34歳男性、ひとりっ子の〝遠距離介護〟とは――新刊本『親ケア奮闘記』(横井孝治著)

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/11/09
    親が寝たきりになったり、認知症になったりするばかりが介護の始まりではない。
  • 分断された社会をどう生きるか

    ウェブやスマートフォンの発達に伴い、現実空間に無数の「孔(あな)」が開いてしまったという鈴木謙介さん。人間が「分断」されてしまった社会でどう生きるべきか、話を聞いた。 物理的空間に開いた「孔」 私たちが生きている空間は、単なる物理空間ではなく、いろいろな意味を帯びています。教室であれば「授業をする場所」という意味があります。 それが携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、「場所」がもつ意味は単一ではなくなってきました。たとえば自宅で家族と一緒にいるときに仕事の電話がかかってくれば、プライベート(私的)な家庭という場はオフィシャル(公的)なものに変わります。 1つの場所に、1つの意味を固定することができない。外からさまざまな情報が入ってくるため、1つの物理的空間にたくさんの「孔」が開いてしまう──こうした状況を私は「多孔化(たこうか)」と呼んでいます。 これは今に始まったことではありません。た

    分断された社会をどう生きるか
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/11/08
    1つの場所に、1つの意味を固定することができない。外からさまざまな情報が入ってくるため、1つの物理的空間にたくさんの「孔」が開いてしまう──「多孔化」。
  • 個人化が進む今だからこそ、中間集団の持つ可能性に期待

    国家と個人の中間に存在する中間集団。その可能性と重要性が、個人化が進むなかで注目されている。 中間集団が注目された歴史的背景 「中間集団」の存在は「希望ある社会」の創造を目指す私たちにとって、非常に大きな役割を果たすと私は考えています。 中間集団とは、もともとヨーロッパの中世社会で生まれた言葉で、自治都市、ギルド、地区の教会など「国家と個人の中間にある団体」を指します。今の日で言えば、たとえば、労働組合や商工会議所、農協、漁協などの職業団体、各種NPO、地域のコミュニティー、宗教団体がこれにあたります。 中世ヨーロッパでは、教会を中心とした人間的なつながりの中で宗教的な教えを身につけるカトリックから、教会ではなく個人で聖書を読み学ぶプロテスタントが主流になりましたが、この宗教改革に影響を与えた思想がカルヴィニズムです。この思想は西洋的な個人主義や近代的自我、さらには資主義を生み出したと

    個人化が進む今だからこそ、中間集団の持つ可能性に期待
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/10/01
    中間集団を強くするために必要なことは、「ボンディング」と「ブリッジング」。
  • 人口減少社会という希望

    すでに始まった人口減少社会をどう捉えていけばよいのか。日の未来に向けての新たな視点を語る。 当の豊かさへの転機 日の人口は江戸時代後半、3000万人強でフラットな推移をしていました。それが明治以降、急激に人口が増加し、急勾配のまま伸び続けていきました。そして2004年に1億2784万人に達し、そのピークを迎えます。 それが2005年からは一転して人口が減少し、急な下り坂になります。今の出生率のままでいくと2050年には1億人を切り、ジェットコースターが落ちていくかのような下降線をたどっていきます。今はまるでジェットコースターが落ちる寸前の状態です。 日の総人口の長期的トレンド (出所)総務省「国勢調査報告」、同「人口推計年報」、同「平成12年及び17年国勢調査結果による補間補正人口」、国立社会保障・人口問題研究所「日の将来推計人口(平成18年12月推計)」、国土庁「日列島におけ

    人口減少社会という希望
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/10/01
    ローカル人材が日本を救う。
  • 今、私たちが宮沢賢治から学ぶこと

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/09/07
    総合的な視点を持つ重要性。
  • 30代こそピンチをチャンスに変える世代

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/08/07
    1人の変革から課題解決策の輸出国へ。
  • 【コラム】「無料社会」がもたらす文化の劣化を憂う

    「フリーミアム」は「タダでラッキー!」なだけか? 米国の雑誌『WIRED(ワイアード)』の編集長で、「ロングテール」という概念の提唱者でもあるクリス・アンダーソンは、その著書『フリー/〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(NHK出版/高橋則明訳)の中で、次のように述べている。 「今日、市場に参入するもっとも破壊的な方法は、既存のビジネスモデルの経済的意味を消滅させることだ。つまり、既存ビジネスが収益源としている商品をタダにするのだ。すると、その市場の顧客はいっせいにその新規参入者のところへ押しかけるので、そこで別のモノを売りつければよい」 これが「フリーミアム」を指していることは、いまでは言うまでもない。2009年にこの『フリー』が刊行された当時は、「フリーミアム」はまだ目新しい言葉だった。 念のために説明しておくと、フリーミアムとは、「フリー」(Free=無料)と「プレミアム」(Premi

    【コラム】「無料社会」がもたらす文化の劣化を憂う
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/08/03
    身銭を切ってこそ磨かれる「文化を味わう力」。
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