ブックマーク / doramao.hatenablog.com (31)

  • こわい - とラねこ日誌

    最近はこんな記事ばかりでべ物とか栄養の話とかを期待している方、すみません。 ■どらねこのコワイモノ どらねこにはあまり「きゃ〜っだめぇ」と謂ってしまうようなコワイものがありません。もちろん、自分の身に強い危害を与えるようなものについてはコワイと思いますけど。例えば、キノコを採りに山へいったときにまさしく今したばかりのクマのフンを見かけたりすればちょっとした恐怖を感じます。これはクマのフンを怖がっているわけではなく、近くにクマのいる可能性を想像し、恐怖を持ったわけですね(あたりまえか)。なので、動物園でほやほやのクマのフンを見ても何も恐怖を感じたりしないし、檻の中のクマをみてもコワイと感じないわけです。 山の話が続きますが、深秋の夕方にみるみる周囲が暗くなるのに車を止めた場所まで距離があるときなども何とも謂えない恐怖心がじわじわとわきあがってきます。どらねこの恐怖心は危険の見積もりとそのコ

    こわい - とラねこ日誌
  • ただ寄り添うわけじゃない - とラねこ日誌

    どらねこは腹黒とか暗黒などと一部の方から呼ばれています。ところが、別の方からは比較的優しい人と思われていたりもするようです。こうした相手によって評価が違うなんて事はゴロゴロあるわけですが、比較的優しいと見られる理由の一つに「相手の状況にも配慮をして苛烈な批判的言動は控えた方が望ましいんじゃないの?」と謂うような主張を過去記事でも行ってきたからじゃないかな、と思うんです。 ■自己評価の維持 批判的な話を相手にするのは非常に労力を必要です。不毛な展開になることが多いですから、その結末を考えるとうんざりするんでね。それでも、なんとか相手に伝わって欲しいので発言をするわけです。ほとんどが受け入れられないのを承知でも批判をするのはギャラリーを意識するなんて理由もありますが、当は直接遣り取りをする相手にも伝わって欲しいんです。勿論、傲慢な考えなのでしょうけれど、相手に影響を与えたいというのはごく

    ただ寄り添うわけじゃない - とラねこ日誌
  • 【「安全な食べもの」ってなんだろう?放射線と食品のリスクを考える】本を読んでおもつたこと編 - とラねこ日誌

    文を引用しながら、どらねこの素直な感想を書いていきます。ちょっと逸脱があるかもしれませんのでその点どうぞお気をつけ下さい。 ■この説明いいね! この項では文中より気に入ったどらねこが説明部分を抜き出して感想を書きます。モフモフ p27より カドミウムは火山の多い日の土壌には比較的多く含まれ、海産物にも多く含まれるものがあります。日人の生活と生活環境ではカドミウムを減らすことが簡単ではありません。品添加物や残留農薬のように、影響が出ない量にさらに余裕をもたせて基準をつくろうとすると、その結果として多くの品(カドミウムの場合一番問題になるのはコメ)がべられなくなってしまうのです。品の安全を強く主張したあげくべるものがなくなって飢えてしまうという末転倒な事態になってしまうのです。 手段の目的化にならないようにしないといけませんよね。 P27より もし水銀やカドミウムが品添

    【「安全な食べもの」ってなんだろう?放射線と食品のリスクを考える】本を読んでおもつたこと編 - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2012/01/15
    どらねこさんの 「安全な食べもの」ってなんだろう?放射線と食品のリスクを考える 畝山智香子著 日本評論社刊】 の書評
  • 料理の工夫や手順の簡略化とか - とラねこ日誌

    あ、別に難しい話とか専門的な話ではありません。調理とかしていてなんとなく考えることをちょこっと書いてみますね。 ■はじめは丁寧に 新しい料理に挑戦するとき(それなりに難しい調理工程がある料理の話ね)などは、いちいちレシピを確認しながら、丁寧につくります。よっぽどの才能のある人じゃないと、適当なアレンジをしたり、自分解釈をすると美味しくないものだったり、全くの別料理ができあがります。 いちど上手につくりあげ、だんだんと味も安定してくるとアレンジや作業の工夫をしたくなってきます。外向きにつくる場合、オリジナリティも出したくなったりしますし、家庭用なら手に入りにくい素材を他で代用できないか、作業の簡略化は可能か?など合理化を考えるようになります。 ■上手にできた・・・かな? 実際に工夫してみて上手くいくこともあれば失敗することもあります。大変な料理がちょっとの工夫で時間短縮ともなれば次からはその

    料理の工夫や手順の簡略化とか - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2011/12/07
    "簡略化の工夫の中で少しずつ味の変化が起きて、結果的に元の味と大きく違ってしまうこともあるよね。良い悪いではなくて、元の味を見つめなおすことも大切なんじゃないかな。" というお話。
  • 震災後の社会不安に役立つ(?)社会心理学の知見 - とラねこ日誌

    御用学者と謂うレッテルや、科学者対市民のような構図が意図的かどうかまではわかりませんが、つくられている事について、どらねこは色々と懸念をしております。ただ単に心配性なだけかも知れませんが、集団の心理やレッテルの威力を考えるとどうしても不安に思ってしまうのです。こうした状況は異なる集団間の葛藤を生み出しますし、集団の外にいる人間が述べることは信用ができないと考えてしまいがちです。震災後の復興では、私たちは互いに協力し合い、現実的な対応を行っていかなければならないと思いますが、信用のできないと考える相手との作業には、機会費用が多くかかる事がしられており、このような高コスト体質はその妨げになると考えられます。相手を信用するために担保が必要となるからです。問題をおこしたときの罰則を厳しくする事、第三者の検証を増やすことで手続きが煩雑になる事などなどです。こうした問題は見逃されがちですが、非常に重要

    震災後の社会不安に役立つ(?)社会心理学の知見 - とラねこ日誌
  • とどけたいことば - とらねこ日誌

    大変な状況だからこそ、お互いの事を信頼し、前向きな遣り取りが出来る事をどらねこは願っています。そんな気持ちで思うところを正直に書いてみました。 ■ボクたちはそんな風に社会化された 小さい頃、『知らないおぢさん(人)についていってはイケナイよ』、そんなふうな話をされた記憶があります。知らない人が全部アブナイわけじゃない、中にはイイ人もいるのかもしれないけれど、知ってる人よりアブナイことはたしかです。子どもにはその人がアブナイ人なのかイイ人なのかの判断はとても難しい。だから当はアブナイおぢさんじゃないのかもしれないけれど、知ってる人より知らない人のほうがアブナイのは事実だから、知らないおぢさんにはついていかないように、と教えることでリスクの回避を図るわけですね。でも、それってつまり、そう教えないと子どもは知らないおぢさんにでもついていくってことだよね。じゃあ、どうして知らないおぢさんでもつい

    とどけたいことば - とらねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2011/09/03
    "相互の信頼が喪われたら高コスト社会に。笑顔良い話し方は聞いてもらう為の必須条件。好悪で人を信じるか判断するのは間違っていない。多くの人が持つ日常的な合理性、正しい情報に辿り着くのを手助けする事。"
  • 不適切な行為に不適切な対応 - とラねこ日誌

    まだ自分のアタマの中でしっかり纏まっていない状態なのですが、皆様からの指摘なども頂けることもあるかも、と思い記事にします。読み手のことを意識しないような書き方になっている部分が多いと思いますがご容赦を。 ■前提 まず、どらねこは虐待を減らしたい。そして自分の中の虐待に親和的な部分を深く理解することで抑えたい。そんな気持ちを持っています。 そして、全体としての虐待を減らす(予防する)ためには、貧困対策だとか、啓発事業であるとか、母親の負担軽減とか色々と考えられると思います。これらは当に大切で、その事はしっかりと訴えて行かなければならないものの、個々人があーだこーだいっても、急にかわるものではありません。じゃあ、個人のネット活動の範囲に於いてすぐ出来ることって無いのかな?そんな事を考えているわけです。そうして考えていると、子どもに対する自覚を持たない不適切な行為について、その指摘を行う事が大

    不適切な行為に不適切な対応 - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2011/08/31
    "たぶん、実行している方には伝わることは少ないと思うけど、不審を抱いた時に思い出したり、迷っている人が考える切っ掛けになると思う。だから、同じ属性の人が反発を抱くような書き方はするものじゃないと思う。"
  • ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌

    もしも産科医師が自らの誤った解釈や手技が原因で、来守るべき母子の健康を損なってきた事を指摘されたとすれば、それを素直に受け入れる事が出来るのでしょうか。 それが、人の死と直結するような事であれば、認める事は簡単な事ではありません。どらねこであれば、真っ正面から受け止める事ができず、現実逃避や無理筋な反駁を行ってしまうかも知れません。多くの人にとって、取り返しのつかないような過ちを受け止めることは大変に困難な事であると思います。これは代替医療や根拠のない健康法に嵌ってしまった人が後戻りできない理由の一つであると思っております。ハンガリー出身の医師ゼンメルワイスはそんな罪の意識と闘い、過ちを償うためにその人生を捧げました。 この物語を書くにあたっては、南和嘉男著 医師ゼンメルワイスの悲劇 講談社刊(絶版)を大きく参考にさせていただいております。その他、トールワイド著 塩月正雄訳 外科の夜明け

    ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌
  • 今日は雑談 - とラねこ日誌

    単なる雑談です。 ■批判・非難に思うこと 子供行う各種の予防接種は大切である。決められた順番に沿いつつも、期待される効果が高いものについて積極的に実施していきたいと思ってる。でも、全部が全部必要かと問われれば、個人的にはそんなこと無いと思ってる。そして、その優先順位もヒトそれぞれだと思っている。 さて、どらねこは予防接種について、過剰に害を訴えたり、する必要は無いと謂うような言説に対し、批判的な発言を行ってきたように思う。でも、何が何でも予防接種に完全賛成と謂われれば、別にそんなことは無い。費用対効果に疑問があるものについては、優先順位など考え直す余地もあるだろうし、副反応の激しいものであれば場合によっては保留する事も必要だろう。個々人の体質によっては受けない方が良い場合だってあるだろうし、そこまででは無くてもちょっと心配なグレーゾーンの方だっているだろう。それらを十把一絡げにして、予防接

    今日は雑談 - とラねこ日誌
  • モフモフ療法ボツネタ掲載(内輪ネタ) - とラねこ日誌

    早いもので、モフモフ療法の記事を書いてから1年が過ぎようとしています。根拠のない代替療法、事療法を批判する動きもあるが、震災以後は人々の不安を追い風に根拠無き言説は大きく広がろうとしているように見える。 それ以前は小さな動きではあったものの、根拠の乏しい不安に対し、特殊な努力を続ける人たちは同じように活動していた。モフモフ療法の記事をもし彼らが目にしたならば、社会から責められ、虐げられてもきまじめに一所懸命活動している私たちの様子をパロディにして笑いものにしようとするモノではないか?そう勘違いさせてしまうかも知れない。生真面目さ、真剣さが招いた悲劇だとしたら、なんとも哀れではないか?その状況に気がつけるようになるにはどうしたらよいのか? その為の余裕は一時の良き笑い、それもパロディによって供給されるとまた面白いかも知れない。道化として振る舞っていた自分と目の前で踊る道化と手を取り合い笑い

    モフモフ療法ボツネタ掲載(内輪ネタ) - とラねこ日誌
  • 管理栄養士のおかしな主張:その2 - とラねこ日誌

    べながらやせられる方法」を説き、女性誌などでひっぱりだこであるという、管理栄養士の伊達友美さん。前回の記事では、大手新聞の健康サイトに掲載するにはその主張はちょっと問題があるのでは、という趣旨で批判を行いました。普段の活動はどんなものなのだろう、ちょっと調べたところ色々と気になる発言・主張を行っておりました。前回の主張だけなら記事にしなかったところなのですが、テレビなどで管理栄養士としての栄養学解説として看過できないような主張をしているようなので影響大と思い、こうして検証をする事に致しました。 ■名前で検索してみた テレビをあまり見ないので、この方の事を存じ上げませんでしたので、どのような経歴の方なのかな、と思い簡単に調べてみたところご自身のブログ*1には次のような肩書きが書かれておりました。引用致します。 自己紹介 管理栄養士、日抗加齢医学会認定指導士。 日ダイエット健康協会理事

    管理栄養士のおかしな主張:その2 - とラねこ日誌