ブックマーク / doramao.hatenablog.com (31)

  • ○○何個分の栄養が詰まった食品は△△何個分なの? - とラねこ日誌

    ネタ記事です ■マグロ9皿分 先日、なんとなくテレビを眺めていたらいわゆる健康品の宣伝が流れてて「またいつものやつかぁ」なんて思っていたら、あんのじょういつものパターンなんだけど例えがあまりにもアレだったので感心をしたのでした。 内容はこんな感じです。 私たちの体を若々しく保つのにたいせつな栄養素DHA、1日の必要量1g*1をとるためにはマグロのお刺身だと9皿分もべなければなりません。 それが「○○」(いわゆる健康品の商品名)なら1日わずか6粒で、1日に必要なDHAをとることができるんです! なるほど、9皿分もべるのは難しいからサプリメントでとりましょう、というわけだ。納得、納得・・・していいの? ここで納得しては業者さんの思うつぼです。 マグロはDHAが豊富な品であるというイメージ*2がありますが、DHAは多価不飽和脂肪酸に分類される油であり、赤身のような脂肪の少ない部位にはあ

    ○○何個分の栄養が詰まった食品は△△何個分なの? - とラねこ日誌
  • アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌

    ■管理栄養士パパの親子育BOOK を書きました。2015年7月25日が発売予定日です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4895958825 ニセ栄養学を批判するようなではなくて、親子向けの実用的な栄養事のなのですが、ちょっとした応用行動分析の手法を採り入れた事環境の提案をしてみたり、コラムの内容はブログ読者がニヤリとしてくれるような内容を盛り込んでみましたのでブログの読者にも喜んで頂けるのではないかと思います。 自分の中でのキャッチフレーズは、アンチ栄養士の育BOOKでして、「○年間待って下さい。当の育をお見せしますよ」と、現在の育に見られる問題と考えられる点に対し、ようやく批判だけで無くどらねことしてまとまった形で提案ができたと思ってます。 ニセ栄養学と呼ばれるような根拠のない健康栄養情報に対しても、そもそも不安が解消されれば手を伸ばす必

    アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌
  • スクリーニング - とラねこ日誌

    この記事は旧ブログどらねこ日誌に2009年4月28日掲載した記事を体裁を整えほぼそのまま転載したものです。 最近さっぱり更新していないくせになぜ今頃?と疑問に思われそうですが、言及先の人が最近牛乳有害論のを出したそうなので、こういう人ですよと紹介するための再掲でした。表現等稚拙なところもあるかと思いますがご了承下さい。 ■佐藤章夫さん この方、牛乳有害論の老舗で牛乳だけでなく現代的生活は体を害するというスタンスで独自の健康情報を配信し続けていらっしゃいます。 貴重などらねこ日誌読者のMAMORUさんから、彼の運営する「生活習慣病を予防する生活http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/index.htmlというwebサイトを斬っていただきたい」というご要望を頂きました。どうやら高糖質で糖尿病が良くなるという主張もされているようです。当該ページをチラッと見

    スクリーニング - とラねこ日誌
  • マクロビと呪術 - とラねこ日誌

    このエントリはマクロビとホメオパシー−共通点や類似点−の『呪術的側面を持つ』項目です。 どらねこはこっち方面には明るくないので見当違いの事を書いている可能性がありますので、その場合はご指摘いただけると有り難いです。また、こんな事例もあるよ、といったご紹介は大歓迎です。随時追加していきたいと思います。 ■ホメオパシーと呪術 ホメオパシーは『類似の法則』という、『似たものが似たものを治す』という考え方を出発点に生まれたものです。この類似の法則というのは、類感呪術と呼ばれる呪術の一形態の延長線上にある考え方とされております。現代の知識に当てはめて考えてみるとこの考え方を元に新たな医療を考案するのは科学では無く呪術ですが、当時としては特段おかしな考え方ではなかったようです。似たものが似たものを治すというのはそういう事例もあるし、そうでない事例もあります。出発点が同じでも片方は科学的根拠のある医療に

    マクロビと呪術 - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2014/10/11
    ”以上の例を眺めていると、自分たちの素朴な科学と相反しないというのも受け入れられやすい背景なのかも知れないなぁ、そんな風に思いました。”
  • カット野菜は便利だけどダメなの?と葛藤しなくてよいワケ - とラねこ日誌

    ※8月15日16:15追記。栄養素が残る事を客観的に示していないと、ツイッターなどで意見がみられましたので、気になる方は追加したこの脚注*1を参照して下さい。 「It Mama」というウェブサイトに掲載されている 「野菜不足を感じても「カット野菜」だけはやめた方がいい理由」 という記事を読んだ。 記事より フードプロデューサーの南清貴さんは、著書『じつは体に悪い19の習慣』で「カット野菜は、もはや野菜にあらず!(中略)たとえ野菜不足のときでも、私はべない方がいいと断言します」と主張しています。 南さんのプロフィールはご自身のウェブサイトに掲載されております。 最新の栄養学を徹底的に学んだそうですが、どこでどのように学んだのかは気になるところではあります。 ■どうしてべない方が良いの? 南さんがカット野菜はべない方が良いとする理由はどのようなものなのでしょうか。 記事より 南さんが「

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  • かつてはイケナイなら今はイイの?(頭のモヤモヤ編) - とラねこ日誌

    ※この記事はダラダラと長い(自分でいうのもなんですが、ホント長いです)し、箇条書きにもしてないのでとっつきにくいです。次回の対策編はなるべく簡潔にまとめたいと思いますので、面倒だと思うかたはスルーしていただければと思います。 ■こんなネタどう? さて、そろそろ次のブログ記事でも書こうかな、う〜んでもネタが無い・・・と、ツイッターでグチグチとしゃべっていたら、ちきーたさんという方からこんな提案を頂きました。 https://twitter.com/chquita_/status/354494185988038656 ちきーた@寝不足 @chquita_ @doramao 最近(というか前から)「これは買ってもいい、これは買っちゃダメ」みたいな商品を選り分けるが持て囃されてるじゃないですか。小さい子供を持つ母親は結構この手の販売テクに引っかかり易くて安易な選り分けに騙され易いのですが、こうい

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  • 食育のすすめが勧められないワケ - とらねこ日誌

    当は危うい(?)育の推進 育という言葉をご存じでしょうか? 2005年に育基法が成立し、文化生活、と健康の関連性などについて家庭だけではなく、教育機関や地域とも連携を行い子供達に教育を推進するという事になりました。これにより新たに栄養教諭と呼ばれる管理栄養士(栄養士)の資格を持つ教員が配属されるようになりました。 こうした動きにともない、育をテーマにしたなどが多数刊行されたのですが、その中には育とは名ばかりの根拠のない習慣の押しつけや、栄養学的に妥当でない内容を含む物も多く見られました。そんなわけで、どらねこは「育」という文字を見ると身構えてしまいます。 育関連のオカシナ主張などの具体例については「育とか」タグのある記事を読んでいただければ、そんな気持ちになった理由も分かっていただけるかと思います。 →http://d.hatena.ne.jp/dora

    食育のすすめが勧められないワケ - とらねこ日誌
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌

    (前編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428 ※注意※ 前編記事中にある腐らん病対策の高分子吸収体ですが、効果が無いと考えられているとコメント欄でご指摘頂きました。この件についてHさんは効果が無いのであれば止めようと思う。早いうちに効果が無いことが分かったのはラッキーです。ちなみに周辺の農家は自分のところの他の園地ではどろ巻き法をやっています、とお話し頂きました。 前編では「実は無農薬には魅力がある」と語ってくださったHさん。では、どうして無農薬に挑戦しないのでしょうか。 ■無農薬には魅力がある? ど:魅力があるのに挑戦しないというのはやっぱりリスクがあるんですよね。 Hさん:ええ、無農薬無肥料の定義はおいといて、木村さんが推奨されている農薬散布なしに大きなリンゴを実らせた事自体はすばらしいと思いますよ。だけど、木村さ

    リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(前編) - とラねこ日誌

    ■弘前市のリンゴ農家へ 最近なにかと話題の「奇跡のリンゴ」ですが、どらねこは映画化以前から興味を持って木村秋則さんの主張や栽培法などの情報を調べたりしておりましました。といっても、興味の対象は「宇宙人に会った」とか、「バクテリアのおかげか自然栽培のお米からは放射線が出ない」といったリンゴ栽培そのものではない部分についてのものでした。 映画化されるとなるとインパクトは大きいようで、普段は話題にならなかったリンゴの無農薬栽培についての話題をちらほら目にするようになりました。あくまで個人の成功例にとどまればよいのですが、映画を見たひとが、なんで危険な農薬を他の農家はやめないの?とか、木村さんの行う農法があたかも理想のように考える人が増えやしないか心配になってきました。 しかし、どらねこはリンゴについては素人です。これは一度リンゴ園を見学して業の方からおはなしを伺うべきじゃあないか、と思っていた

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  • 母乳育児を考える−ふぃっしゅさんのコメントより−その2 - とラねこ日誌

    前回はこちらhttp://d.hatena.ne.jp/doramao/20130514/1368517708 ■3.新生児の行動や表現と関わり方 ここ数年、周産期関係者向けに母乳についてのがたくさん出版されています。WHOの10か条やあかちゃんにやさしい病院、ラクテーション・コンサルタントなど、世の中で母乳に関する「権威」づくりが盛んですが、私はそれらのを読んでも一部は納得できるのですが、何か違う、何か抜けていると歯がゆいおもいです。 きっとそれは、新生児から乳児の行動についての科学的分析や記述が少なく、というよりほとんど記述がなく、母乳=母親の努力についての方向性になっているからだと思うのです。 赤ちゃんは何を泣いているのか、どういうしぐさが何を求めているのか、月齢によってどんな行動や表情、泣き方になってくるのか、きっとお母さんやお父さん達は赤ちゃんの成長に伴って体で自然と対応して

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  • 母乳育児を考える−ふぃっしゅさんのコメントより− - とラねこ日誌

    当ブログの出産育児カテゴリの記事『母乳への圧力その2』へ、助産師であるふぃっしゅさんが投稿して下さったコメントを再構成した記事です。全10項目を毎回2項目ずつ、5回に分けて掲載いたします。 尚、コメント欄からの転載、再構成ですので、ふぃっしゅさんの原文と異なる表現もありますのでどうぞご了承下さいませ。 ■母乳育児推奨に於ける不安な点 先ず、こちらのデータを見ていただきたい。 『平成17年度乳幼児栄養調査結果の概要』栄養方法と子供の出生状況より 母乳育児を特に推進している病院として、「赤ちゃんにやさしい病院」というものがある。 この病院はBFH(Baby Friendly Hospital)」とも呼ばれ、WHOが掲げる「母乳育児成功のための10カ条」を実践している産科施設に認定される。 詳しいことは書かないが、かなり厳しい認定基準をクリアしないと認定されないものだ。 この認定を受けた施設は謂

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  • たべものは旬のものだけたべるのが良いの? - とラねこ日誌

    「昔ながらの日が健康に良い!」 という言説に対し 「いや塩の問題があるよ」 とか 「そもそも、その日ってどんなものなの?もしかして、ごはんに汁物、メインとなるたんぱく質ものに、煮物と漬け物が付いているものイメージしていない?それは1970年代に定着したものだよ?」 などと反論を述べてきたどらねこですが、その認識はやっぱり強固だなぁと思います。 今回はまた少し違った角度でお話しをしてみようかと思います。 ■旬と生鮮品 「昔の日はその季節にとれる旬のべものを料理していた。ところが、現代は季節に関係なく野菜が店頭にならび、旬を感じる事はできない」 なんて、指摘をする人がおります。更には 「旬の野菜に比べ、それ以外の時期に採れたような野菜は栄養価が低く、栄養補給の面でもやはり問題がある」 なんて謂われたりもします。 なるほど、それはもっともだ・・・と思ってしまいそうです。いや、もっ

    たべものは旬のものだけたべるのが良いの? - とラねこ日誌
  • 朝ごはんの良さをカガクで証明した本は科学的なのか? - とラねこ日誌

    (この記事は以前運営していたブログどらねこ日誌に2009年07月01日掲載したものを加筆・修正したものです) 一応、品生活科学に携わる身のどらねことしては、トンデモ育が跋扈するの指を咥えてみているわけにはまいりません。確かに朝ごはん運動には懐疑的ですが、体質的に問題が無ければ積極的に朝べてもらいたいなあ、と思っておりますし、朝に余裕を持てるような生活環境するべく政策面からの支援を期待したいところです。 でも、朝ごはんが健康に良いと喧伝するのであれば、科学的根拠が欲しいところですよね。そんな時、丁度良いを見つけてしまいました。 『科学が証明する新朝のすすめ』香川靖雄著 女子栄養大学出版部 2007年刊 さあ、このをしっかり読んで『トンデモ理論に基づく育や朝ごはん運動』をやっつけちゃうぞ、そう意気込んで読み始めたどらねこでしたが、『はじめに』を読んだ時点で早くも違和感を抱いて

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  • 世帯収入と食生活には関係があるの? - とラねこ日誌

    昨年のこの記事→「不健康(?)な生活と県民所得」と同じく、国民健康・栄養調査の概要を見てシリーズです。 ■23年国民健康・栄養調査で気になった事 先日厚生労働省のウェブサイトに平成23年国民健康・栄養調査結果の概要がアップされました。注目点はいくつかあるのですが、世帯の収入と生鮮品摂取量の関係が興味深いと思いました。特に野菜類の摂取量は、男性では200万円未満と200万円以上600万円未満の世帯で少ない傾向がでておりました。ここに着目した記事*1もでており、社会問題として注目されそうです。 ■結果を見てみる 国民健康栄養調査概要はこちらで見る事ができます http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002q1st.html さっそく、世帯の年間収入と品摂取量の項目を読んでみます。 概要より引用 魚介類を除き、調査項目にある品群において200万円

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  • 出産施設関連統計から助産所での出産などを考える - とラねこ日誌

    助産師であるふぃっしゅさんのブログ「ふぃっしゅ in the water」 周産期医療と助産師および助産所の役割や課題や疑問点について問題提起や詳細な解説などなどを行っているブログです。特に最近のエントリは力が入っており、これらの話題から離れていたどらねこもぐぐっと引き寄せられてしまいました。 とはいえ、今のところ言及できるようなネタはありませんので、少し調べ物をして終わってしまいましたが、今後参照できるデータとして一つのエントリにまとめておこうと思いました。 ■統計資料を読んでみた 周産期医療の問題の一つに、産科医療の多忙さが挙げられると思います。いつもは人口動態統計を見るぐらいなのですが、医療の関わる問題と謂う事で、我が国の保険統計という資料を閲覧しました。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hoken/national/22.html 厚生

    出産施設関連統計から助産所での出産などを考える - とラねこ日誌
  • マクロビは「優しい」疑似科学か? - とラねこ日誌

    バッタもん日記というブログの「科学は疑似科学に勝てません」 http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20120819/1345381265 という記事を読んで、マクロビオティックへの言及について気になった部分がありましたので自分の考えを述べてみようと思いました。 ■疑似科学の優しさ? 当該記事は科学は疑似科学にどうして勝てないのか、という問いかけとその理由の推測について書かれた記事です。 その中にどらねこが今まで度々言及をしてきた「マクロビオティック」という文字があり、疑似科学の謳う万能性の一例として挙げておりました。 科学は疑似科学に勝てませんより マクロビオティックを実践して玄米をべれば、どんな病気も治る。 そして、科学では無くマクロビオティック(以下マクロビ)を含めた疑似科学をどうして信用してしまうのだろう?という観点でブログ主の方は幾つかの考察を行ってお

    マクロビは「優しい」疑似科学か? - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2012/08/22
    "なぜ惹かれるのか?「努力は必ず報われる」、「為せばなる」なんて言葉もありますし、「良いことをすれば自分に返ってくる」という素朴な認識は多くの方にはスッと受け入れられ易い考えだと思うんですね。"
  • アクアマリンふくしまの復興日記終了の記事は多くの方に読んでもらいたい - とラねこ日誌

    「アクアマリンふくしまの復興日記」 というブログの「復興ブログの終了について 」 http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/9326268.html という記事を読みました。 震災による被害から昨年7月15日に再オープンにまでこぎつけた「アクアマリンふくしま」の様子を綴ったブログです。どらねこは残念ながらまだ訪れておりませんが、訪れた方によるブログ記事*1などから復興の様子と展示に対する取り組みなどを拝見しておりました。 リンク先の記事では、被災地の原子力発電所に近い街でのホタル放流を題材とした復興プロジェクトへの問題点の指摘と、その指摘を行った事で外部からの圧力がかかるようになった事、それに付随する様々な理由からブログ終了と現在の職を辞する決意をするに至った経緯を述べております。詳細についてはリンク先を読んでいただければと思います。 この記事を読むまで

    アクアマリンふくしまの復興日記終了の記事は多くの方に読んでもらいたい - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2012/07/24
    "善意に基づく行動で妥当性の乏しい言説が広まっていくこと。善意そのものは決して否定されるものではないが、必要な手続きが免除されるものではない。折角の善意だから望ましい結果を出さないと勿体ないですよね。"
  • いじめられる側にも問題があるといじめられている人に思わせないで欲しい - とラねこ日誌

    いじめ問題が話題となっております。それら問題について論じている報道や記事などのツイートが流れてきたりするのを目にしておりましたが、なんとなくしっくり来ないものばかりでした。自分で考えてみてもコレという答えがでてきたわけではありませんが、個人的に思ったことを書いてみます。起承転結もまとまりも無い記事となっております(当に)が、どうぞご了承下さい。 ■風邪をひいて苦しんでいるのに責められる 先日、息子が二人とも風邪をひきました。お医者さんに連れて行き、のどのお薬などを貰ってきたのですが、仕方の無い事ではあると思いつつもこんな時に(いつでもそう思うのですが)病気になりやがってと考えてしまいます。なのでついついこんな言葉を息子にぶつけてしまう事もあります。 「ちゃんと手を洗わないから風邪をひいたんだ」 「早く寝ないから風邪をひいたんだ」 「お風呂上がりに裸でうろついていたから」 「寒いのに薄着を

    いじめられる側にも問題があるといじめられている人に思わせないで欲しい - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2012/07/13
    "本人が直接的な苦痛の他に「後ろめたさ」「恥ずかしさ」を持ってしまう恐ろしさ。素朴な原因推測がいじめの発生や悪化に影響を与えているのでは。自分たちにもこうした傾向がある事を認めた上で対応を考えていく。"
  • EMを採用の判断ってどんなものだろう? - とラねこ日誌

    地方紙発だけど、ネット上で話題になった、朝日新聞の長野記者が書いた記事を読んで少し考えた事を書いてみようと思います。内容は、効果が実際にはなさそうであるEMを良い物として公的機関が無批判に奨めてしまい、その結果教育の現場でも十分な検証無く取り組みが実施されているという状況を批判したものです。 ■EM教育の現場に 朝日新聞デジタル: EM菌 「効果疑問」 検証せぬまま授業-マイタウン青森より http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001207030003 「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批

    EMを採用の判断ってどんなものだろう? - とラねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2012/07/07
    "事例ごとの警告だけでなく、対象分野の妥当性について検証をするトレーニングの必要性。科学的に検証するための高等教育機関でのトレーニングや、研修会への参加など。検証が行えるような態勢をつくる事の重要性。"
  • 生活習慣病は誰のせい? - とらねこ日誌

    生活習慣等の環境因子が病気の発症に比較的大きな影響を与える、がん、脳血管疾患、心疾患の3大疾病ならびに糖尿病、高血圧、脂質異常症などを「生活習慣病」と呼ぶようになり、15年ほど経ったでしょうか。この名称はずいぶんと早く世間に浸透したなぁ、という印象を持っております。 この名称の利点は、ただ単に加齢により発症するものではなく、生活習慣を改善により病気は予防できるものである、という認識を個々人が持つ事により、病気の蔓延予防が期待できるというものがあります。なので、名称が広まり予防について取り組む人が増えることは良いこととは思うのですが、気になる事がどらねこにはあります。 ■生活習慣病と病気の責任 世の中には「E電」のようにまるきり広まらないまま忘れ去られてしまうようなものもありますが、「生活習慣病」と謂う名前は、誰もが認識するようなものになりました。それぐらい受け入れられた背景には、「因果応報

    生活習慣病は誰のせい? - とらねこ日誌
    SavingThrow
    SavingThrow 2012/06/20
    "名称のもたらす利点と課題。因果応報的な、問題が発生するのには何か原因があるに違いないと考えるような人間の持つ考え方のクセ、信念のようなものについて。遺伝的要素の影響が大きいことへの認識が持たれない等"