【ニューヨーク山科武司】米ニューヨーク・ウォール街付近で続く、経済格差への抗議運動「オキュパイ・ウォールストリート(ウォール街を占拠せよ)」を7月にネット上で呼びかけた主唱者、カナダの非営利雑誌「アドバスターズ」(本部・バンクーバー)の創設者兼編集長のカレ・ラースン氏(69)=写真・同誌提供=が3日、毎日新聞の電話インタビューに応じた。 ラースン氏は、行き過ぎた資本主義を警告するためだったとの動機を語る一方で、運動の広がりに「予想以上の規模となった」と驚きを隠さなかった。 また、チュニジアやエジプトであった民主化運動と同じ手法が米国でも起きているとの認識を示し、「運動はフェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアを通じて広がった」と指摘。「米国の草の根レベルで猛烈な怒りがたぎっている」「米国でも何かが起きる機は熟している」と述べた。 米国の19歳から25歳の40%以上は職がない一方
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